「Oracle、Java向けタイムゾーン更新ツールの無償提供を打ち切る」記事へのコメント

正確な情報を得るために料金が発生するわけではない

[fcp (32783)]

Slashdot.org のコメント #43945999 [slashdot.org] 以下のスレッドによれば、 Olson データベース [iana.org]を使って Time Zone Updater を使わずに Oracle JRE のタイムゾーンデータを更新する方法 [oracle.com]は普通にあるらしい。

今までは、 Olson データベースをダウンロードしてきて云々といった面倒なことをしたくないけれど JRE の更新を待たずに最新のタイムゾーンデータを使いたいという人のために、必要なタイムゾーンデータと更新用プログラムをセットにした Time Zone Updater が無償で提供されていたけれど、今回これが有償になった。

つまり、 JRE の更新を待たずに最新のタイムゾーンデータを使いたい人にとって、 Time Zone Updater は便利なツールではあっても、絶対に必要なツールではない。このツールの無償提供を Oracle が中止したからって、

これにより、正確な時刻表示を必要とするアプリケーションにとって、Javaは無償ではなくなってしまったといえる。つまり、コアAPIの「java.util.TimeZone」クラスについてだが、正確な情報を得るために料金が発生するAPIが無料といえるだろうか。

なんて言っちゃうのは、ちゃんちゃらおかしいと思う。