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FORTRANやBASICをC言語風に拡張するRatforやRatbasといったプリプロセッサ。JavaScript用のプリプロセッサは簡単な最適化や難読化するものぐらいしか知らなかったけど、いい所に目をつけたって感じです。# 作者は Software Tools の読者なのだろうか?
ブラウザ上のJavaScript実行環境で使える(JavaScriptにトランスレートできる)言語としては、機能的にほぼJavaScriptと1対1対応する(という点ではRatforに近い)CoffeeScript [wikipedia.org]とか、独自VMもあるけどJavaScriptへの変換もサポートしているGoogleの Dart 言語 [srad.jp]とか、先行する言語はいくつかありますね。
それらと較べて、3番煎じなJSXにどんなメリットがあるのは知りたいところです。
世界のgeekがN番煎じを作る→ 「意欲的だなあ」
日本の技術者がN番煎じを作る→ 「何の意味があるの?車輪の再発明乙。これだから日本人はだめなんだよ」
日本企業なんだから日本語のスライドにしてよ、と思いました。
このコメントツリーにあるようなネガティブな日本人は、最初からターゲットにしていませんという意思表示だったら、いい皮肉だなあ。コミュニティに任せる事ができるのは、コミュニティを作る人とそれに乗る人がいてこそです。#同じアホなら…
こうやって、新規技術が出てきてもケチ付けるだけ付けて使わず、様子見して有名になってから尻馬に乗るかって思ってる人ばかりじゃ、日本から基礎技術やデファクトスタンダードが出てこないって当然の話です。
私の意図としては、大元のコメント [srad.jp]が
JavaScript用のプリプロセッサは簡単な最適化や難読化するものぐらいしか知らなかったけど、いい所に目をつけたって感じです。
と、既にそういうアプローチがいくつかあることを知らないような内容だったので、そこにツッコミを入れたかっただけなんですけどね。
私の書いた [srad.jp]
3番煎じなJSXにどんなメリットがあるのは知りたいところです。
という文章にツッコミが入れられてる感じですが、先行する同種のプロダクトがあるなら、それと比較するのは当然のことでしょう。この分に「車輪の再発明乙」みたいなネガティブなつもりは全然ないのに、なぜかネガティブな日本人扱いされちゃうし…
で、スライド見るとちゃんと既存のシステムとの比較が書いてましたね。適当に和訳すると
○Google Web Toolkit(Java からJavaScriptへのトランスレータ)・Javaコードと変換後のJSコードで微妙に挙動が違うのでデバッグしづらい・変換で速度やサイズのオーバーヘッドが発生する・JavaScriptのライブラリと組み合わせるのが難しい。→JSXは以上のような問題は発生しない。
○Google Closure Compiler (JavaScriptの最適化ツール)・型情報のアノテーションに基づいたJavaScriptの最適化を行う・記述は困難でメンテナンスしづらい→JSXは厳密な型付を行うので記述上の問題は発生しない。ClosureCompilerで適用可能な最適化は総てJSXでも可能(初期JSXはClosureCompileで処理できる完全なアノテーション付きのコードを生成できてた)
○Dart(Googleによる独自言語。VMもあるし、JavaScriptへのトランスレータもある)・JSに変換したコードは動作が遅い・Chrome以外はネイティブ言語としてサポートされそうにない
○ActionScript3(Flashが使ってる言語。JavaScriptに対して、クラスと型が拡張されている)・JavaScriptに変換するのは無理・ネイティブな性能は出せない(型情報に基づいた最適化は、JITのサポートが必須)
といったところでしょうか。CoffeeScriptとの比較はありません。CoffeeScriptはほぼ1対1でJavaScriptに対応するシンタックスシュガーレベルの言語だから比較対象外としたのかな?
JSXの処理系が最初はClosureCompilerへのトランスレータだったのを、JavaScriptへのトランスレータとして完成させたってことで。アプローチとしては、Google Closure Compiler をベースとしてその性能を実現した上で、記述性向上のために独自言語を作った、って感じですかね。ちゃんと、先行するプロダクトの問題調査をしている、正しいN番煎じだと思います。
「車輪の再発明乙」みたいなネガティブなつもりは全然ないのに
「二番煎じ」がそういう時に使われる言い回しだからでしょう。
正しいN番煎じだと思います。
二番煎じに正しいもクソもないと思いますが、N番になると事情が違うようですね。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
思い出したのは… (スコア:0)
FORTRANやBASICをC言語風に拡張するRatforやRatbasといったプリプロセッサ。
JavaScript用のプリプロセッサは簡単な最適化や難読化するものぐらいしか知らなかったけど、いい所に目をつけたって感じです。
# 作者は Software Tools の読者なのだろうか?
Re: (スコア:3, 参考になる)
ブラウザ上のJavaScript実行環境で使える(JavaScriptにトランスレートできる)言語としては、
機能的にほぼJavaScriptと1対1対応する(という点ではRatforに近い)CoffeeScript [wikipedia.org]とか、
独自VMもあるけどJavaScriptへの変換もサポートしているGoogleの Dart 言語 [srad.jp]とか、
先行する言語はいくつかありますね。
それらと較べて、3番煎じなJSXにどんなメリットがあるのは知りたいところです。
Re: (スコア:0)
世界のgeekがN番煎じを作る
→ 「意欲的だなあ」
日本の技術者がN番煎じを作る
→ 「何の意味があるの?車輪の再発明乙。これだから日本人はだめなんだよ」
Re: (スコア:0)
日本企業なんだから日本語のスライドにしてよ、と思いました。
Re: (スコア:0)
このコメントツリーにあるようなネガティブな日本人は、最初からターゲットにしていませんという意思表示だったら、いい皮肉だなあ。
コミュニティに任せる事ができるのは、コミュニティを作る人とそれに乗る人がいてこそです。
#同じアホなら…
こうやって、新規技術が出てきてもケチ付けるだけ付けて使わず、様子見して有名になってから尻馬に乗るかって思ってる人ばかりじゃ、日本から基礎技術やデファクトスタンダードが出てこないって当然の話です。
Re:思い出したのは… (スコア:5, 参考になる)
私の意図としては、大元のコメント [srad.jp]が
と、既にそういうアプローチがいくつかあることを知らないような内容だったので、そこにツッコミを入れたかっただけなんですけどね。
私の書いた [srad.jp]
という文章にツッコミが入れられてる感じですが、先行する同種のプロダクトがあるなら、それと比較するのは当然のことでしょう。この分に「車輪の再発明乙」みたいなネガティブなつもりは全然ないのに、なぜかネガティブな日本人扱いされちゃうし…
で、スライド見るとちゃんと既存のシステムとの比較が書いてましたね。適当に和訳すると
○Google Web Toolkit(Java からJavaScriptへのトランスレータ)
・Javaコードと変換後のJSコードで微妙に挙動が違うのでデバッグしづらい
・変換で速度やサイズのオーバーヘッドが発生する
・JavaScriptのライブラリと組み合わせるのが難しい。
→JSXは以上のような問題は発生しない。
○Google Closure Compiler (JavaScriptの最適化ツール)
・型情報のアノテーションに基づいたJavaScriptの最適化を行う
・記述は困難でメンテナンスしづらい
→JSXは厳密な型付を行うので記述上の問題は発生しない。ClosureCompilerで適用可能な最適化は総てJSXでも可能(初期JSXはClosureCompileで処理できる完全なアノテーション付きのコードを生成できてた)
○Dart(Googleによる独自言語。VMもあるし、JavaScriptへのトランスレータもある)
・JSに変換したコードは動作が遅い
・Chrome以外はネイティブ言語としてサポートされそうにない
○ActionScript3(Flashが使ってる言語。JavaScriptに対して、クラスと型が拡張されている)
・JavaScriptに変換するのは無理
・ネイティブな性能は出せない(型情報に基づいた最適化は、JITのサポートが必須)
といったところでしょうか。CoffeeScriptとの比較はありません。
CoffeeScriptはほぼ1対1でJavaScriptに対応するシンタックスシュガーレベルの言語だから比較対象外としたのかな?
JSXの処理系が最初はClosureCompilerへのトランスレータだったのを、JavaScriptへのトランスレータとして完成させたってことで。
アプローチとしては、Google Closure Compiler をベースとしてその性能を実現した上で、記述性向上のために独自言語を作った、って感じですかね。
ちゃんと、先行するプロダクトの問題調査をしている、正しいN番煎じだと思います。
Re: (スコア:0)
「車輪の再発明乙」みたいなネガティブなつもりは全然ないのに
「二番煎じ」がそういう時に使われる言い回しだからでしょう。
正しいN番煎じだと思います。
二番煎じに正しいもクソもないと思いますが、N番になると事情が違うようですね。