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うちの職場に来た2種類の新人の話。
A君 大学新卒採用で来た、まったくこの分野のことを知らない完全素人B君 中途採用で来た、同業他機関からの流れ組
A君はまず仕事を覚えることから始めました。ただパソコンはある程度使いこなせることもあって、関連する作業は基本だけ教えればあとは任せておけるし、わからないところはまず聞いてきます。やはり仕事のペースは遅いのですが、それは仕方のないこととして確実にこなすことを重視してもらっています。
B君は知っている仕事には手を出してくる虫食い状態です。しかも同業他機関とは仕事のやり方が違う部分もあり、時々トラブルになるのですが、下手に仕事を知っているだけにプライドが高く、協調するより無理に押し切ることが多いです。それでも一応A君より仕事はこなしますので皆目をつむっています。
A君にはここでの仕事の作法をきっちり学んでもらい、近い将来は新人を指導する立場になってもらいたいと思います。B君は遊撃として突発的に発生する仕事などで知識や経験を生かし、迅速に動いてもらいたいと思います。
A君のタイプもB君のタイプも、生かすも殺すも現場の管理次第です。それぞれの悪い面を抑え込んだりフォローしながら良い面を出して伸ばしてあげることが大切です。
いくら環境が整っているとはいえ、業界を知らない新人がコーディングできないのは当たり前、最初からサクサクコーディングしてたらそれは新人でなく実務経験のある中途採用です。もちろんA君だらけの職場もアレですが、育てることを忘れ、「使える」人間ばかり選んでいたらその職場に未来は無いと思います。
#そろそろ「若手」ではなくなってきたgesaku
終身雇用の国では、それが正しい。そうでない社会なら、使えない人材を解雇し、必要な技能を持った人材をピンポイントで雇用する。
日本の高度経済成長の時代には、国家よりも企業に、従業員の生活保証が求められ、従業員は各企業ごとの固有の文化に慣れ親しみ、作業の長期間の習熟により、経済的価値を高められた。
しかし現代では、時代の変化とさらなる技能の専門家と多様化が進み、ごく一部の人のアイデアや、才能と言われるような技能が経済的価値を持ち始めた。終身雇用ではそのような人材の交換が活発化できず、従業員は如何に会社にしがみつくかを考えるようになる。
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
どのような人材をそろえるべきか (スコア:5, すばらしい洞察)
うちの職場に来た2種類の新人の話。
A君 大学新卒採用で来た、まったくこの分野のことを知らない完全素人
B君 中途採用で来た、同業他機関からの流れ組
A君はまず仕事を覚えることから始めました。ただパソコンはある程度使いこなせることもあって、
関連する作業は基本だけ教えればあとは任せておけるし、わからないところはまず聞いてきます。
やはり仕事のペースは遅いのですが、それは仕方のないこととして確実にこなすことを重視してもらっています。
B君は知っている仕事には手を出してくる虫食い状態です。しかも同業他機関とは
仕事のやり方が違う部分もあり、時々トラブルになるのですが、下手に仕事を知っているだけに
プライドが高く、協調するより無理に押し切ることが多いです。それでも一応A君より仕事は
こなしますので皆目をつむっています。
A君にはここでの仕事の作法をきっちり学んでもらい、近い将来は新人を指導する立場になってもらいたいと思います。
B君は遊撃として突発的に発生する仕事などで知識や経験を生かし、迅速に動いてもらいたいと思います。
A君のタイプもB君のタイプも、生かすも殺すも現場の管理次第です。それぞれの悪い面を抑え込んだりフォローしながら
良い面を出して伸ばしてあげることが大切です。
いくら環境が整っているとはいえ、業界を知らない新人がコーディングできないのは当たり前、
最初からサクサクコーディングしてたらそれは新人でなく実務経験のある中途採用です。
もちろんA君だらけの職場もアレですが、育てることを忘れ、「使える」人間ばかり選んでいたら
その職場に未来は無いと思います。
#そろそろ「若手」ではなくなってきたgesaku
Re: (スコア:0)
終身雇用の国では、それが正しい。
そうでない社会なら、使えない人材を解雇し、必要な技能を持った人材をピンポイントで雇用する。
日本の高度経済成長の時代には、国家よりも企業に、従業員の生活保証が求められ、
従業員は各企業ごとの固有の文化に慣れ親しみ、作業の長期間の習熟により、経済的価値を高められた。
しかし現代では、時代の変化とさらなる技能の専門家と多様化が進み、ごく一部の人のアイデアや、才能と言われるような技能が経済的価値を持ち始めた。
終身雇用ではそのような人材の交換が活発化できず、従業員は如何に会社にしがみつくかを考えるようになる。