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>そりゃぁ、発注元と開発者が共同作業で作り上げようとなったらアジャイル最高でしょ。
そうでもなかったり。なんでもかんでもアジャイル~というと。こんな目にあいます。
E「仕様変更です」D「仕方ないな。どこ?」E「合計値が違うということで。仕様を聞いてきました。この式にしてください」D「OK.やっておくよ」E「バグです」D「ちっ、どこだよ」E「合計値が合いません。クリティカルです。至急直してください」D[もらったデータで試したけど。合ってるじゃねーか」E「合ってますね。関係者に確認してきます」D「期待すべき値が何なのか聞いてこいよ」E「これだそうです。いいですか? もうリリース日時は、開示しちゃったんですよ?急いでください」D「ちょっとまて、なんで仕様と違う値になる?」E「ええと……お待ちください。ああ。仕様変更をお願いします。計算式を変えてください」D「差分的にそうだと思ったよ。ほらよ。直したぜ」E「次の障害報告です。現場からですね。合計値が合わないそうです」D「てめェ」E「いいですか? リリースまでは、もう両手もないんですよ?急いでください」D「仕様が仕様になってねーじゃねーか。絶対変わらなくなるまで詰めろよ」E「・・・」D「なんだよ」E「式は、ありません」D「は?」E「現場の今の運用上、各担当者のさじ加減がありまして、計算に縛られると困ると・・・」D「で。どうするの」E「どうするもなにも。リリースは目前です。やってくれなきゃ困ります」D「データ入れるのは、構いませんが。現状で既に計算が合わないことがあるということですよね」E「そのようです。別の部署がそれを訂正・補正しているそうです」D「この開発の目的は?」E「各項目値および関係項目値を、漏れのないよう適切に管理することです」D「で。どーするんだ」E「どうもなにも。使えないモンなんて検収しませんよ。もちろんリスケも無理です」D「そうじゃなくてだな・・・」
実際に、あった話です。(各現場毎に、全部運用バラバラだった系)あるいは、関係部署がそれぞれガリゴリとコード修正しまくった結果。コンフリクトだらけ。直せば向こうのバグになっただの。結果間に合わなくて、誰の責任だと。犯人探しが始まることも。ごく僅かですが経験しました。
もちろんこれらは、誰が見ても前提から間違ってる不健全なプロジェクトでアジャイルでなくても失敗していた可能性は高いのですが……
「作業範囲に伴う責任範囲を明確にしてから作業する」というのは、とても日本人らしい考え方なのかもしれません。あるいは、0から作り上げるのが日本に多いんじゃないですか?
# 内容があまりにアレなので AC で。
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
アジャイル開発は日本には馴染まない (スコア:5, すばらしい洞察)
でも、この国だと子受け孫受けまでいって共同作業とか実質不可能。
完全に仕様が決まって落ちてくるウォーターフォール以外にコンセンサス取れんだろ。
Re:アジャイル開発は日本には馴染まない (スコア:0)
>そりゃぁ、発注元と開発者が共同作業で作り上げようとなったらアジャイル最高でしょ。
そうでもなかったり。なんでもかんでもアジャイル~というと。こんな目にあいます。
E「仕様変更です」
D「仕方ないな。どこ?」
E「合計値が違うということで。仕様を聞いてきました。この式にしてください」
D「OK.やっておくよ」
E「バグです」
D「ちっ、どこだよ」
E「合計値が合いません。クリティカルです。至急直してください」
D[もらったデータで試したけど。合ってるじゃねーか」
E「合ってますね。関係者に確認してきます」
D「期待すべき値が何なのか聞いてこいよ」
E「これだそうです。いいですか? もうリリース日時は、開示しちゃったんですよ?急いでください」
D「ちょっとまて、なんで仕様と違う値になる?」
E「ええと……お待ちください。ああ。仕様変更をお願いします。計算式を変えてください」
D「差分的にそうだと思ったよ。ほらよ。直したぜ」
E「次の障害報告です。現場からですね。合計値が合わないそうです」
D「てめェ」
E「いいですか? リリースまでは、もう両手もないんですよ?急いでください」
D「仕様が仕様になってねーじゃねーか。絶対変わらなくなるまで詰めろよ」
E「・・・」
D「なんだよ」
E「式は、ありません」
D「は?」
E「現場の今の運用上、各担当者のさじ加減がありまして、計算に縛られると困ると・・・」
D「で。どうするの」
E「どうするもなにも。リリースは目前です。やってくれなきゃ困ります」
D「データ入れるのは、構いませんが。現状で既に計算が合わないことがあるということですよね」
E「そのようです。別の部署がそれを訂正・補正しているそうです」
D「この開発の目的は?」
E「各項目値および関係項目値を、漏れのないよう適切に管理することです」
D「で。どーするんだ」
E「どうもなにも。使えないモンなんて検収しませんよ。もちろんリスケも無理です」
D「そうじゃなくてだな・・・」
実際に、あった話です。(各現場毎に、全部運用バラバラだった系)
あるいは、関係部署がそれぞれガリゴリとコード修正しまくった結果。コンフリクトだらけ。直せば向こうのバグになっただの。
結果間に合わなくて、誰の責任だと。犯人探しが始まることも。ごく僅かですが経験しました。
もちろんこれらは、誰が見ても前提から間違ってる不健全なプロジェクトで
アジャイルでなくても失敗していた可能性は高いのですが……
「作業範囲に伴う責任範囲を明確にしてから作業する」というのは、
とても日本人らしい考え方なのかもしれません。
あるいは、0から作り上げるのが日本に多いんじゃないですか?
# 内容があまりにアレなので AC で。