# 以下、C++的に書くけど文法極めていい加減 Class functionTemplete { bool results; int ERR; function main(); } とかなんとかテンプレート作っておいて各実装はこのクラスの下位のクラス内ローカルな関数かこのテンプレを継承したクラスとして実装してねー、このテンプレに載せてある関数名と変数名は予約語扱いでこういう意味持たせておくインタフェース用の変数だよ。的な比較的ルーズなやり口が通用するというのに(あ、排他しないといけない可能性があるから、厳しくやるには変数いじらせる時はこの関数をこう叩けにしなきゃだめな場合も出るか)…そもそもJavaをわざわざ使う最大のメリットって、オブジェクトのポータビリティと同時にこの辺にある気がするのですが(あ、あくまでもいつもはCとアセンブラだけの人の偏見です ^^;)…
Spec#では、ポインタ型に2種類あって、
nullableなポインタ型か、non nullなポインタ型を宣言できます
(C#では値型Tのnullable型をT?と書けますが、それと反対に、Spec#では参照型Tのnon null型をT!と書けます)。
この二つは、コンパイル時の型チェックにより、混ざらないようになっているので、
non nullポインタ型については、
実行時にnullかどうかのチェックをする必要はありません。
参照先に有効な値が存在することは、コンパイル時に保証されているわけです。
non-null型を使うのをサボってnullableなポインタばっかりにしたら、
結局今までと同じじゃん、という気もしますが。
詳しくはDeclaring and Checking Non-null Types in an Object-Oriented Language [microsoft.com](注: PDFです)参照、ということで。
実はこのようにポインタ型を2種類持つ言語はSpec#が最初というわけでもなく、
他にも例えば
Ada [adaic.org]の
参照型も、"not null"を指定するかどうかで、2種類の参照型を区別できます。
NULLがない世界 (スコア:0)
# え?NULLがあっても、NULLなんかでは初期化しませんか。そうなんですか。
Re:NULLがない世界 (スコア:2, すばらしい洞察)
Re: (スコア:0)
ALGOL Wの設計上の選択の話してるのにどうして現状のC言語の実装を前提にした話になるの?
Re:NULLがない世界 (スコア:1, 興味深い)
参照はがしてもSEGVらず、数値として評価したら0、文字列として評価したら空文字、代入しても何も起きず、関数としてコールしたらすぐ戻り値0で帰ってきて、パス名とかネットワークアドレスとして開いたら/dev/nullみたいな。
Re:NULLがない世界 (スコア:2, 参考になる)
>あればいいんじゃないかなぁ。つかどうしてないんだろ。
それれが有る言語を「高級言語」と呼びます。
いささか乱暴な言い方ですが、高級とはおおむねそういう方角を向くことを言います。
一方で、そういうモノを見事に動かすには結構な実行時コストがかかるわけで、
そのコストを嫌って「自己責任でやってね」という方針にしてるのが「低級言語」。
まず何が起きるか判ったもんじゃないC言語のレベル。
Javaはもう少し上のレベルで、未定義とまでは言わないものの、すごく扱いづらい挙動をするだけ。
Rubyは更に少し上のレベルで、nilもまたオブジェクトであり、かつ振る舞いが好きなようにカスタマイズできる。method_missingとか使えば「状況ごとに」振る舞いを変えることも出来る。
まあいろいろな高級度にそれぞれの言語が位置しているわけです。
Re:NULLがない世界 (スコア:1, 興味深い)
言語標準として付いて欲しいという話かもしれませんが。理想のnullってのはケースバイケースなので難しいかも。
Re: (スコア:0)
はたしてそれは安全でしょうか。
操作するべき対象ではないものを操作しても、
一見正しく動作しているかのように動作してしまい、
しかもその動作は決して本来の期待された動作ではないなんて。
いったいどれほど紛らわしく、発見し難い欠陥となることやら。
Re: (スコア:0)
だからCより改善されたいくつかの言語は、自動変数を0なりnullなり初期化したり、nullオブジェクトにメッセージを送ったときの挙動を言語仕様で規定したりしているわけで。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
つObjective-C
Re: (スコア:0)
本質的にバグならなんとなく動くより
その場でクラッシュしたほうが幾分マシ。
Re:NULLがない世界 (スコア:1)
野暮御免(Re:NULLがない世界 (スコア:1)
通常、ポインタを取る型の変数に整数の定数(特に負の数)を突っ込んで何某かを表現するのは反則では…後方互換性の問題でやらざるを得ない場合はありますけど、呼び出す関数も含めてユーザサイドで完結する所で下手にそれやると蟲が沸いてくるのでヤバい気がする…
# これが8bitとか8051,PICあたりだったらやりますけどぉ(-.-;)
Re: (スコア:0)
というコード規約を見たことがあります。なんでそんなことをするのか質問したのですが、納得できる答えはありませんでした。
Re:NULLがない世界 (スコア:5, すばらしい洞察)
たぶん数百行あるメソッドの途中で不適当な名前の変数を宣言して、実際にそれを使うのはさらに数百行後な上に例外は握り潰しみたいなコードを書いたアホがプロジェクトにいたからだろうよ。
Re:NULLがない世界 (スコア:1, 興味深い)
・宣言したけど使われないprivate変数
・宣言したけど使われないimport
・一メソッドにつき数百行は少ない方で、千行オーバー当たり前
・例外はExceptionまたはThrowableで逃さずキャッチ
・捕まえた例外はisInstanceでどんな例外かしっかりチェック
・良く分からないエラーは適当な例外クラスでラッピングして投げ飛ばし
どうやらアホは一人だけではなかったようです。私にはもうどうしようもありません。
というか、どう見ても規約の前にJavaの勉強が必要です、本当にありがとうございました。
Re: (スコア:0)
が作られる、ってのはありがちですね。
Re:NULLがない世界 (スコア:1, 興味深い)
コーディング規約やら設計書の雛形やらを作らせていました。
「できる人」は派遣先や社内プロジェクトで忙しいので、
「売れ残り」にそういった仕事をさせていたわけです。
出来上がった規約のレベルは言わずもがな...
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re:NULLがない世界 (スコア:1)
もちろん実体作成しとくのが前提なのですが、最初は初心者ですしうっかりミスもありえます。
#最近使ってないので改良されたかな。もしかしてWarningレベル上げればチェックしてくれてたのだろうか。
Re: (スコア:0)
記憶にある限り、C#1.0 のころからずっと未初期化のローカル変数を(out パラメータに渡す以外に)使用したらコンパイルエラー(警告ではありません)になっていたはずです。
フィールドは初期値を明示しなくても使えますけど、これは言語仕様で既定値で初期化されると規定されているので問題にはならないでしょう。
Re:NULLがない世界 (スコア:1)
#もちろん単純ミスだったのですぐ直したのですが、その時に「不親切だなぁ」と思ったのでした。
#もしかするとよほど特殊な状況だったのでしょうか。
Re: (スコア:0)
長年で身についた手癖でしょうね(Re:NULLがない世界 (スコア:1)
単純に、
{
StringData *foo=null;
...
foo=bar();
...
if(!foo) {
fooが設定されてない=函数barでエラー起こしたからあれこれやる
} else {
fooが設定されてる=函数barで正常終了したからあれこれやる
}
}
と言う、C++ではそこそこある(C的な)処理ロジックをやりたかったのでしょう。#1525645 [srad.jp]で既に出されていますが(^^;
Javaでこれを実際にやれば例外で飛ばされる以前にポインタで論理式を表記する事自体が反則なのでなんかすごく酷い邪道に思えてなりませんが…てか、C++と違ってC引きずらないでもいいんだからOOPと言うかカプセル化や継承をうまいこと使ってAPI統一すればいいものを…
# 以下、C++的に書くけど文法極めていい加減
Class functionTemplete {
bool results;
int ERR;
function main();
}
とかなんとかテンプレート作っておいて各実装はこのクラスの下位のクラス内ローカルな関数かこのテンプレを継承したクラスとして実装してねー、このテンプレに載せてある関数名と変数名は予約語扱いでこういう意味持たせておくインタフェース用の変数だよ。的な比較的ルーズなやり口が通用するというのに(あ、排他しないといけない可能性があるから、厳しくやるには変数いじらせる時はこの関数をこう叩けにしなきゃだめな場合も出るか)…そもそもJavaをわざわざ使う最大のメリットって、オブジェクトのポータビリティと同時にこの辺にある気がするのですが(あ、あくまでもいつもはCとアセンブラだけの人の偏見です ^^;)…
まぁ、一度手慣れた手法を崩すのが容易ではないのは分かりますが。
Re: (スコア:0)
Cの後遺症かな
Re: (スコア:0)
Re:NULLがない世界 (スコア:1)
>不意なガベージコレクションを防ぐ効果があるかも
これが理解できない。
nullってことは、GC対象が無いわけだが・・・・
Re: (スコア:0)
私もその辺がよく分からないのですが、
初期化されたか=保持されている値が有効か否かのフラグを
アドレス値とは別に持たせるべきだったとでもいうのでしょうか?
Re:NULLがない世界 (スコア:5, 参考になる)
そうではなくて、 (non-nullな)参照型が決してnullになり得ない言語仕様にしておけば良かった、 ということでしょう。
といっても、nullに慣れ親しんでしまった人には、 なかなか想像し難いものがあるかもしれません。 例えば、こう考えてみてはどうでしょう。 Javaにそもそもnull定数が無く(nullが予約語でなく、 たとえnullと書いてもコンパイル時に未定義変数エラーになる)、 すべての変数に初期化が必要で、 nullを返すようなライブラリ関数も無かったとしたら? 参照型変数が必ず有効なオブジェクトを参照するように初期化され、 オブジェクトを明示的にfree()/deleteで開放できないとしたら、 ポインタの先を参照した時、そこには必ず値があります。 ポインタをそもそもnullにする方法が用意されていないとしたら、 ポインタがnullかどうかのチェックをする必要もありません。
「えー、でも、それじゃどうやって、値が無いことを示すのさ?」
値が無いかもしれないことを示す必要がある時だけ、 nullableな型を使いましょう、というのが、答のようです。
少なくとも、 ホーア氏のプレゼンテーション概要 [qconlondon.com]にある Spec# [microsoft.com]は、 そのようになっています。
Spec#では、ポインタ型に2種類あって、 nullableなポインタ型か、non nullなポインタ型を宣言できます (C#では値型Tのnullable型をT?と書けますが、それと反対に、Spec#では参照型Tのnon null型をT!と書けます)。 この二つは、コンパイル時の型チェックにより、混ざらないようになっているので、 non nullポインタ型については、 実行時にnullかどうかのチェックをする必要はありません。 参照先に有効な値が存在することは、コンパイル時に保証されているわけです。 non-null型を使うのをサボってnullableなポインタばっかりにしたら、 結局今までと同じじゃん、という気もしますが。 詳しくはDeclaring and Checking Non-null Types in an Object-Oriented Language [microsoft.com](注: PDFです)参照、ということで。
実はこのようにポインタ型を2種類持つ言語はSpec#が最初というわけでもなく、 他にも例えば Ada [adaic.org]の 参照型も、"not null"を指定するかどうかで、2種類の参照型を区別できます。
Spec#は、独自の革新的なアイデアが入っているというわけではないものの、 過去の様々な言語の良いとこ取りを目指しているようですね。 Eiffel風の契約プログラミング [wikipedia.org]向きの 書法があったりして、なかなか面白いです。
件のホーア氏のプレゼンについては、 以前Lambda the Ultimate [lambda-the-ultimate.org]でも取り上げられていました。 そこでもいくつか興味深いコメントが付いていたので、参考にどうぞ。 Adaでもnot null指定ができるというネタはここから頂きました。 「nullableばっかり使ったら同じじゃん問題」に対応した言語については 別のコメント [srad.jp]に書いたのでそちらもどうぞ(長文ばかり(_ _))。
Re:NULLがない世界 (スコア:1, 興味深い)
C++ にも、nullable な (type*) と、not nullable な (type&) がありますよね?
その仕様のおかげで、様々な問題を抱えるに至りました。
どの様な問題が起こったのかといいますと、
例えば、
(type*)->hoge と (type&).hoge が混在して気持ち悪くなりました。
# それはアクセサの問題じゃないか
std::string& hoge() とか意味もわからずに書いてバグらせる奴がでました。
# それはスタックの問題じゃないか
int hoge(const int &hage) とか、何をしたいかわからん事かかれました。
# 結局はバカなのが問題じゃないか
つまり、何がいいたいのかというと、
nullable であるかどうかは、私の問題にはなんら関係がないって事です。
# 違った
Re: (スコア:0)
初期化状態では参照禁止、
参照するためには有効な値を入れてください。
使い終わったら再初期化して参照禁止にできます。
というような感じになるのではないでしょうか。
Re:NULLがない世界 (スコア:1)
そんな事をしたらアクセス出来るメモリが半分になってしまうか、ポインタを格納するのに2ワード必要になってしまいます。
それよりポインタを作成した時に、中身が自動的にNULLの値になっている様な言語仕様にした方が良いかと。実際、Javaが似た様な事をしてます(Javaにはポインタ自体は無いけどオブジェクトのレファレンスが似た様な格好なので)。
Re: (スコア:0)
>アクセス出来るメモリが半分になってしまうか
一番上じゃなく一番下のBITをフラグに使えばいいじゃん。
(今時の大抵のCPUは)メモリのアライメントとかごにょごにょしてるから、N(2とか4とか)で割り切れないアドレスのメモリは必ず「割り切れるアドレスなデータの続き」として扱う傾向が強い。1byte単位でイテレートして舐めるときならともかく、遠くから名指しで飛び込まれるときは必ずNで割り切れるアドレスだということになり、普通のポインタは下の1bitなり2bitなりが遊ぶことになる。
と、ruby(MRI)の解説の受け売りでした。4byte境界を前提とし、最下位BITが立っているものは小さいInt、最下位は寝てるけどその次が起きてる奴はSymbolの内部番号、に割り当ててるんだってね。もちろん両方寝てる奴は普通のObjectを参照。
#これが出来ないくせに普通に性能出てるJRubyナニモノ?ていうか逆にいえばそれに時々負けるMRIって何?
Re: (スコア:0)
ともかくじゃねーだろwww
char *p = buff;
while (*p++!='\0') {
なんとか
}
みたいな処理は「ともかく」でごまかせるほどレアな処理だと思ったか?
Re: (スコア:0)
Re:NULLがない世界 (スコア:1)
1bitなんて使わなくても
0 = NULL
1 = 未初期化
それ以外 = 有効なポインタ
みたいなのでいいじゃない。Win32APIにもINVALID_HANDLE_VALUEとかありますし。
Re: (スコア:0)
1bit犠牲にする意味は?
そうするぐらいならNULLなら参照禁止
でいいじゃない。