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プログラミング雑誌の価値はまだあるのか?」記事へのコメント

  • コンピュータに興味を持ち始めて右も左もわからないといったレベルの入門者に向けた雑誌は必要ではないでしょうか。
    ある程度、慣れてくればこつをつかんでインターネットで情報を集められるでしょうけど、そうなるまでの間、飽きさせず、興味を持続させる魅力を伝えてくれるようなものは必要だと思います。
    例えば話題になった「30日でできる自作OS」みたいな書籍をもとに、今度はそれを改良・発展させる連載記事だとか、読者の投稿(それに対して専門家のアドバイスをつける)だとか、雑誌単発ではなくて、関連する分野も連動した動きをしたらどうでしょうね。

    そこから、オープンソースの動きができてきたりすれば、文化的にすごい貢献をすることにもなると思います。


    私としては、体系的な情報が欲しいときは書籍、トレンドを知りたいときは雑誌でした。けど、ここ数年、魅力的な雑誌が無くて買ってないなぁ。
    • by Anonymous Coward on 2007年08月04日 18時46分 (#1200834)
      情報系の大学教員です。

      > コンピュータに興味を持ち始めて右も左もわからないといったレベルの入門者に向けた雑誌は必要ではないでしょうか。

      趣味のコンピュータ(プログラミング)誌って見なくなりましたね
      どれもこれも業務ベースというかIT業界ベースというか
      ベーマガみたいなノリの雑誌が消えて久しいような
      今でもまだ生き残っているものもありますか?

      ここ、ほんの5年位を見ても
      以前は「コンピュータが好きです」と言って入学してくる学生は
      プログラミングくらいは経験のあるものでしたし(そのスキルは別として)
      何かを作りたい、コンピュータ自体を勉強したいという希望を持っていました

      しかし、最近では「コンピュータが好きです」と言っても
      その実を問うてみると、精々ネット使うくらい
      コンピュータが一般化し、スキルの平均値が下がっただけ
      ……かと思いきや、MP3の作り方やらWinnyの使い方やらプロキシの使い方やら
      そういった方面にはやけに詳しかったりします

      愚考するに、コンピュータ好きの少年が更なる知識を求めて買う雑誌が
      以前はプログラミングやら何やら、真っ当な雑誌だったのでしょうが
      今では、ビジネス臭のするものを避けると、悪用厳禁ぶっこぬきと言った類ばかり
      後進が育たないのもしょうがない気もします

      以下余談
      思春期に中二病に罹るのはしょうがないので、逆にソレを利用して
      「スゲーイージャン、CSSでStrictでCoolなWebデザイン」
      「ダサい大人が作ったソフトなんか使いたくない、自分で作ろうプログラミング講座」
      「スーパーハッカーになる、パケット解析TCP/IP講座」
      とか、そういう方向で釣れないかな(笑)

      親コメント
      • by Technobose (6861) on 2007年08月04日 19時47分 (#1200844) 日記
        プログラミングとか、メカトロに興味を持つ人が少なくなってきたのかもしれません。
        1980年代のパソコンは、今からすると完成度か低くて、メモリーを足したり、ハードディスクをつけたりしないと実用的に使えませんでした。また、仕組みが公開されていたので、独自のハードも作りやすかったですよね。プログラミングも、PC-98付属のN88-Basicはアーキテクチャが単純で、サンプルを打ち込みながら、プログラムに親しむことができましたよね(そういえばハードをいじくるのも命令が準備されていたなぁ)。
        昔のパソコンは、システムを拡張することが前提で、ホビーの対象になり得ましたけど、今のパソコンは、OAソフトも、画像編集も、さらにはビデオ編集も、だいたいこなせるし、いってみれば家電製品の一つです。そういう環境を当たり前だと思ってしまうと、地味にプログラミングなりハードウェア制作なんてのに興味を持つの人は少ないですよねぇ。
        ドラマ『のだめ』のヒットで音楽教室に来る生徒が増えたらしいので、プログラマが主役のドラマをはやらせるとかだめかしら。そういえば昔NHKで「マイコン大作戦」というのがありましたよね。(^^)

        なんとなく現象的にパソコンも写真も似ているような気がします。
        ズームレンズが一般化して、αが登場したことで、一眼レフの敷居が低くなり、それまで一眼レフを使っていなかった層にまでユーザーが広がりましたが、写真をホビーとしてのめり込む若い世代が激減しました。今では写真を趣味にしている人の平均年齢は、かなり高いです。景勝地で本格的なカメラ・システムを使っているのは、たいてい高齢者の方です。若い世代はコンパクト・デジカメか携帯のカメラで撮影というのが一般的です。
        高校の写真部でも最近ではコンパクト・デジカメという人が多いようですし、このまま行けば写真をホビーとしてとらえる人口は激減するでしょうね。
        印象ですが、ホビーとして成立するためには、ちょっとした不便さがあって、それをスキルで乗り越えられる、システムとして発展させる奥行きがあるということが必要ではないでしょうか。
        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2007年08月05日 12時32分 (#1201122)
        あぁ、その傾向は確かに顕著ですね。
        UNIXの基本コマンドは知らないけど、rootkitの使い方は知ってるって
        学生がぞろぞろいたのには面食らいました。
        どちらから入るのも自由ですが、つまらなくても基本的なことができないと
        所詮趣味で終わってしまいますね。そう言う方向に目がいく人を重視したい...
        親コメント

ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ

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