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MS、シェアードソースのオープンソース認定を目指す」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward
    MSのSSライセンスは全部GPLと非互換で『混ぜるな危険!』じゃなかったっけ?
    • Re:GPL非互換 (スコア:2, 興味深い)

      by Anonymous Coward
      オープンソースだからといってGPLと互換とは限らないですよ。

      なんか最近、オープンソース=GPL=混ぜるな危険、と思ってる
      人が多くない?まあ、最近/.Jも、オープンソースよりも
      アニメとか軍事とかに詳しい人のほうが主流になりつつあるし、
      そういう意味では世間一般の誤解をそのまま反映してるのかもね。
      • gplの現状の最大の問題点は、「gplの内容を把握することが非常に困難」
        という事ではないでしょうか。
        無論、gplに関わる人々が様々な啓蒙活動に労力を注いでいる事は、
        感謝と評価に値すると思います。
        (具体的にはGNU LGPLv3 Discussion Draft 日本語訳 [opentechpress.jp]など)
        ですが、それでもなお、一読して「おおっ、なるほど、解ったぜっ!」と
        言えるシロモノではないと、私には思えます。
        世間にgplに対する誤解が流布しているとすれば、その大きな要因は、
        この解りにくさに求められるのではないでしょうか。
        • Re:世間一般の誤解 (スコア:1, すばらしい洞察)

          by Anonymous Coward
          GPLの趣旨自体はは今北産業と言われてもまとめられる単純な内容だけどね。
          思い込みとか勘違いに囚われてる人達が理解しようともせずに難しいとか言ってるだけでしょ?

          あとはGPL嫌いな人達がわざと「難しい」とか「危険」とか「感染」とかなんとなくシロウトでもわかった気になれるキーワードをばらまいてネガキャンしてて、そっちの方が正しい知識を広めるより成功しちゃってるのもあるか。

          ちゃんと理解しようと思ったらむしろMSのライセンスの方が難解だと思われ。でも難しいとか言ってる人達はどうせどっちも読まないから同じ。
          • Re:世間一般の誤解 (スコア:1, すばらしい洞察)

            by Anonymous Coward on 2007年08月01日 9時52分 (#1199002)
            >GPLの趣旨自体はは今北産業と言われてもまとめられる単純な内容だけどね。
            >思い込みとか勘違いに囚われてる人達が理解しようともせずに難しいとか言ってるだけでしょ?

            だから、とりあえず趣旨を3行にまとめてください。

            理解している人はまとめられるんだと思うけど、
            理解してない人には単純に見えないのです。
            親コメント
            • Re:世間一般の誤解 (スコア:3, すばらしい洞察)

              by Anonymous Coward on 2007年08月01日 11時04分 (#1199039)
              >とりあえず趣旨を3行にまとめてください。

              GPLなソースから生成したバイナリは煮ようが焼こうが売ろうが自由
              そのバイナリを他人に配布したらその相手にはソースも配布する義務がある
              2行目のソースは自分の変更分(あれば)も含む

              細かい所はあるでしょうが、これだけ理解してりゃ殆どのGPL絡みなトラブルは避けられるでしょう。「『ソースとかバイナリとかって何?』なレベルの人はどうするんですか?」とか言い出さないでね。そのレベルの人はどんなライセンスだろうとソースコードのライセンスについて語るのは「難しい」んだから。

              >単純に見えない×
              ○最初から見る気がない

              GPLに限らず他人の著作物を配布しようって時点でその配布条件を理解する義務があるのは当たり前です。「難しい」とか言ってる人達はGPLだろうがBSDだろうが最初からライセンスを理解する気が無くて要するに「好き勝手にどうとでもしてくれていいよ」というライセンス(つまりパブリックドメイン)以外は全て「難しい」のですよ。

              GPLが問題になりやすいのは難しくて理解されてないというよりも条件がBSDより厳しいので違反が起こりやすいからでしょう。ライセンスを理解するのが「難しい」んじゃなくて最初から理解する気が無いからライセンスを守るのが「難しい」んです。
              親コメント
              • Re:世間一般の誤解 (スコア:1, すばらしい洞察)

                by Anonymous Coward on 2007年08月01日 16時25分 (#1199155)
                >ライセンスを理解するのが「難しい」んじゃなくて最初から理解する気が無いからライセンスを守るのが「難しい」んです。

                そもそもGPLが国内法に照らしても絶対に有効であるとは今のところいえない。その辺も踏まえると安易に簡単とは言えないと思う。

                概念を理解するだけならそう難しくない。しかし具体的な話となると背景にある法律にまで踏みこむ必要がある。GPLに限らずオープンソースのライセンスが曖昧な部分を残しているためである。(一方でもしライセンスが具体的であれば今度は各国法とのすり合わせが難しくなる。)

                そもそも各ライセンスが拠り所としている著作権からして難しい。派生の概念は引用と強い関係を持つが、引用について日本では明確な基準が存在せず、法学者の間でも様々な意見がある。

                この辺りの事情はGPLに限ったことではないが、GPLは守るべき条件が厳しいために問題視する人が多い。
                親コメント
              • Re:世間一般の誤解 (スコア:1, すばらしい洞察)

                by Anonymous Coward on 2007年08月01日 17時07分 (#1199184)
                自分が作成したソフトウェアがGPLで配布されているライブラリを使用する場合、そのソフトウェアのソースコードを配布する義務がある

                が抜けてない?
                親コメント
              • by Anonymous Coward
                なんでライブラリを特別扱いしなければならないんだ?
                元プログラムの種別がなんであるかなんか関係なく、
                GPLのプログラムのソースをひいたり、変えたり、足したり(ライブラリを使うとはこの場合)
                といった変更した分のソースを公開しろってだけじゃないか。
              • by Anonymous Coward
                ソフトウェアを作成するほうとしては、実行環境にインストールされてるライブラリすべてについてライセンスを把握する必要があるのが面倒だよね。ある環境では非GPLなライブラリを使ってるけど、別の環境ではGPLなライブラリを使ってたらどうしようとかね。
                #「自作の非GPLなライブラリとリンクすることを前提に作りました」と主張すれば
                #通るかな?

                ま、現実的には
                1. ライブラリに対してソケットなどを使ったインタフェースを作る
                      (これはソース公開してもOK)
                2. ソフトウェアは、そのインタフェース使用する
                      (こっちはソース公開しなくてもOK)
                という安全策があるけどさ。

                #g++が勝手にGPLなライブラリをリンクしたらどうしよう?ってのもあるな。
              • by greentea (17971) on 2007年08月04日 0時10分 (#1200521) 日記
                その作ったインターフェースがGPLになってしまったら、
                そのインターフェースを(静的リンクの形で)使うソフトウェアのコードも
                GPLになってしまうような気がするんですが……

                インターフェースを動的リンクできるけど、
                GPLのものを動的リンクできないってケースがあるなら、
                役に立つ方法だと思いますが。
                --
                1を聞いて0を知れ!
                親コメント
            • by kyousum (11338) on 2007年08月01日 10時59分 (#1199035) 日記
              まあ、3行ではないですし、この数年読んでないんでうろ覚えですが、こんなものだったような。(複製と配布を並列に並べたけど、区別してたような)

              前提:このソフトウェアは俺が著作権持ってるんで、俺が許諾(ライセンス)した方法以外で、複製とか改変とか配布とかすると、著作権法違反だからそこんとこよろしく。

              みんな、このソフトウェアを複製したり配布したりしてもいいけれど、人に渡す時は
                ・このライセンスちゃんとつけとけ
                ・バイナリで渡す時はソースコードもつけとけ(諸般の事情でバイナリと一緒にはソースコードは渡せないって?その場合はバイナリもらった人が後でバイナリ渡したお前からソースコードを受け取れるようにしておけ。結構めんどくさい条件を決めたんで、よく読んどけ!)

              みんな、このソフトウェアを改変してもいいぜ、でも
                ・このライセンス変えんな
                ・お前が変更した部分については、お前にも著作権が発生するわけだけどさ、みんなが複製とか改変とか配布ができるように、このライセンスと全く同じライセンスで、みんなに対して許諾をしろ。

              あ、このソフトウェアについてはなにも保証しないから。
              --
              # For man might be free./人は自由になれるかもしれないから。
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              • Re:世間一般の誤解 (スコア:4, すばらしい洞察)

                by harupunte (10435) on 2007年08月01日 12時31分 (#1199067) 日記
                GPLなんて読んだこと無い人ですが、よくNewsなどで目にするのは
                GPLなライブラリを使ってたら、直接関係しないプログラム本体すらもソースを
                公開しなくっちゃならないというトラブルなんですが、
                いくつか挙げられている「今北産業」には、このあたり含まれていませんね。

                GPLにあんまりかかわりたくないなぁと思うのは、こういうトラブルを目にするから
                なんですが、実際のところこれは誤解なんでしょうか?
                親コメント
              • by kyousum (11338) on 2007年08月01日 11時01分 (#1199036) 日記
                あ、GPLv2の話です。v3は一回も読んでません。
                --
                # For man might be free./人は自由になれるかもしれないから。
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              • by Anonymous Coward
                うん、それは良く分かるんだけどね

                その説明に従って
                「なるほど、じゃあコレコレこういう場合には、コレコレこういう結果になるんですね?」
                と言うと

                「いや、それは違う。その場合には云々~」
                ってコメントが付いて、「え、違うの?」と混乱したままストーリーが流れる

                と言うのがスラドにおける私の(一度や二度ではない)経験です。
              • それって、ほとんどの場合、商売でしか出てこないトラブルの話だよね?

                完全に商売する側に限ってしまえば、こんな感じ:

                - プログラムをパッケージ販売していて、勝手にコピー/改造されたら商売が成り立たない、という人は GPL は使えない。
                - ハードウェアを販売するけど、ハードウェア制御のしくみを秘密にしたい人も GPL を使えない。
                - 発注元が自分の組織内で使うだけのシステムなら、GPL は自由に使える。

                これはつまり、ストールマン尊師がこう言っているわけです:

                - ハードウェアの仕様が公開されたって困らないだろ?
                - ソフトウェアは保守契約で金稼げよ。
                - エロゲは絵、音楽とシナリオで勝負しろよ。プログラム部分がコピーされたっていいじゃねーか
                - ネトゲはボット前提、サーバ側ではじけ。

                # 尊師の意志を見抜けない人には(GPLを使うのは)むずかしい
                --
                # mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
                親コメント
              • by Anonymous Coward
                GPLなライブラリを使ってたら、直接関係しないプログラム本体すらもソースを公開しなくっちゃならない

                問題はここでしょ。誰か3行にまとめられませんか?
                ・静的リンクはGPLコードへの追加だからまとめてGPL
                ・動的リンクは独立してるからGPL化の義務なし
                ・ただし include するヘッダの内容によってはやっぱりGPL
                とか聞いたけど最近の動向はどうなってんだろう。
              • by kyousum (11338) on 2007年08月01日 16時34分 (#1199162) 日記

                私、プログラミング方面には疎いので、詳しくは分からないのですが「ライブラリ」って言ってもいろんな利用形態があるんですよね?「プログラム本体」が「(GPLな)ライブラリ」を利用する形態によっては、プログラム本体が(私の言葉を使えば)「お前が変更した部分」になるんでしょう。

                そこらへんは結構曖昧らしいので、不安ならそのライブラリの著作権者に聞いておくという手もあります。GPLではNGなことでも、著作権者の許可もらっとけばOKですからね。著作権者がいっぱいいると困っちゃうんですけど。

                --
                # For man might be free./人は自由になれるかもしれないから。
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              • by Anonymous Coward
                > ・静的リンクはGPLコードへの追加だからまとめてGPL
                > ・動的リンクは独立してるからGPL化の義務なし

                LGPLとごっちゃになってますね。GPLは動的/静的の区別なしです。
              • by Anonymous Coward
                あなたの見たスレッドがどういうものだったか分かりませんが、
                わたしからすると、この GPL の話題に限らず、
                この手の話題は無知なアンチ(ACの場合が多い)が教えてほしいという形式で質問し、
                その回答に対して意地の悪い解釈をするためにいつも荒れている、
                という印象です。

                #「コレコレこういう場合には〜」っていうのが非現実的なパターンばっかりだった気がする

                そういうのを見るたびに、
                相手に擦り寄ろうとする意志のないやつには何も言っても無駄である、
                ということを実感するとともに、
                自分もそういう意地の悪いことを他人にやってなかったかな、と反省しています…

              • by Anonymous Coward
                もともと、ライセンス(契約)って自分の利益を守るために意地の悪いケースまで考え抜かないといけないものだと思うけどねー。
                なぁなぁでやってたら、悪者に付け込まれちゃうよ。
              • by Anonymous Coward
                半分誤解。ライブラリ(glibcとか)はGPLじゃなくてLGPLで公開されていることが多い。LGPLならリンクしたコードのソースを公開する必要はない。ライブラリのソースは公開する必要がある。

                他人のコードを使おうと思うなら「トラブル」とか言う前にライセンスはちゃんと読もうねってこった。
              • by Anonymous Coward
                > それって、ほとんどの場合、商売でしか出てこないトラブルの話だよね?
                個人が趣味の範囲で作ってるソフトウェアなら、ライセンス違反しててもトラブルになりにくいですから。お前の作ったソフトのソース出せとか、勝手に改変させろとか言ってくる人も少ないだろうし。
                それでも、ライセンスを遵守しようとするといろいろ考えないといけないことは多いけどね。
            • by mishima (737) on 2007年08月01日 11時09分 (#1199044) ホームページ 日記
              俺がGPLを一行でまとめるとこんな感じ。

              「プログラムを自由に利用できるようにする。その開発者からも自由、その販売者からも自由。」

              --
              # mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
              親コメント
            • GPL(ver.2ね)の趣旨(思想)は

              (1)買った(or入手した)ソフトは自由に改造させろ
              (2)その代わり俺の作ったコードは自由に改造していいよ
              (3)でも、俺の作ったコードを使ったらソフト全体のコードを同じ条件で公開してね

              だろ。最終目標は(1)で、そのために(3)をどんどん連鎖させていけば、世の中の多くのソフトで(1)が実現できるよね、という話

              GPL汚染!とか言っている方々は、(1)の趣旨を理解していないで使ったのが原因かと。

              親コメント

身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人

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