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だと思うんだ。
子どもは積み木で同じものを何度でも作ったり壊したりする。でもそのことを否定的に言う大人なんていない。
自己満足と車輪の再発明は、しばしば批判の対象にされる。
自己満足は大勢満足の必要条件だと思うので、自分自身が満足しないものは、他の大勢を満足させることはあまりない。でも現実社会の仕事では、コストやスケジュールなどの制約もあって、自分が満足しないものを、顧客に提供しなければならないこともある。そういうことを繰り返していくと、プログラミングが楽しくなくなると思う。仕事も生活もつまらなくなってしまう。
たとえ自己満足であってえも、その積み重ねは、技術力の蓄積につながり、よりよいものを作り上げることができるようになる。自己満足の積み重ねで鍛え上げられたエンジニアは、実戦投入されると、超人的な技術力を発揮するか、趣味に走るかのどちらかだろう。後者は困った存在だが、前者は企業にとって貴重な人材となるだろう。自己満足の達人はコストやスケジュールの壁を乗り越えるだけの力を発揮することができるので、趣味と仕事の両方で好循環が生じる。
先に、自己満足は大勢満足の必要条件と書いた。でも必要条件であって十分条件ではない。趣味の範囲以上の視野を持たない、育ちの悪いエンジニアは淘汰されるしかない。
自己満足という単語に、悪いイメージが付いてしまっているのは残念だ。自分が納得すると言い換えた方がいいかもしれない。
車輪の再発明も悪いことばかりではない。車輪にはばらつきがあるので、ほとんど同じものが既存していても、ちょっと性能が悪いとか、ちょっと使いにくいとか、思い通りの車輪が手に入ることは、意外と難しい。自分のニーズに合ったものを自作したくなってしまうのは、趣味人の性だ。
車輪の再発明を成し遂げることは、最高の自己満足である。そうして得られる技術力は、他に代えがたい計り知れないものだと思うのだ。
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
自己満足と車輪の再発明が原動力 (スコア:1)
だと思うんだ。
子どもは積み木で同じものを何度でも作ったり壊したりする。
でもそのことを否定的に言う大人なんていない。
自己満足と車輪の再発明は、しばしば批判の対象にされる。
自己満足は大勢満足の必要条件だと思うので、自分自身が満足しないものは、他の大勢を満足させることはあまりない。
でも現実社会の仕事では、コストやスケジュールなどの制約もあって、自分が満足しないものを、顧客に提供しなければ
ならないこともある。そういうことを繰り返していくと、プログラミングが楽しくなくなると思う。仕事も生活もつまらなくなってしまう。
たとえ自己満足であってえも、その積み重ねは、技術力の蓄積につながり、よりよいものを作り上げることができるようになる。
自己満足の積み重ねで鍛え上げられたエンジニアは、実戦投入されると、超人的な技術力を発揮するか、趣味に走るかのどちらかだろう。
後者は困った存在だが、前者は企業にとって貴重な人材となるだろう。自己満足の達人はコストやスケジュールの壁を乗り越えるだけの
力を発揮することができるので、趣味と仕事の両方で好循環が生じる。
先に、自己満足は大勢満足の必要条件と書いた。でも必要条件であって十分条件ではない。
趣味の範囲以上の視野を持たない、育ちの悪いエンジニアは淘汰されるしかない。
自己満足という単語に、悪いイメージが付いてしまっているのは残念だ。自分が納得すると言い換えた方がいいかもしれない。
車輪の再発明も悪いことばかりではない。車輪にはばらつきがあるので、ほとんど同じものが既存していても、
ちょっと性能が悪いとか、ちょっと使いにくいとか、思い通りの車輪が手に入ることは、意外と難しい。
自分のニーズに合ったものを自作したくなってしまうのは、趣味人の性だ。
車輪の再発明を成し遂げることは、最高の自己満足である。そうして得られる技術力は、他に代えがたい計り知れないものだと思うのだ。