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それはそれでわかるけど、これを、日本語ファイル名を使えるようにソフトウェアを改良することをさぼる言い訳にしてはいけないと思います。
それは、運用上の問題だと思います。日本語ファイル名が使えるからといって、それを(コンピュータじゃなくて人間が)読めない人に送るのは間違った行為です。それは、紙メディアのメールでも同じことでしょう。
日本語ファイル名を使える (ようになった) からといって、日本語ファイル名を使わなければならないということではありません。
同じ論理を使うと、ファイルの内容に日本語を使うことができるようになれば、日本語が読めない人に日本語内容のファイルが届いたり、緊急で日本語内容のファイルを扱わなければいけない状況になたらどうするんだ
紙のメディアでも起こり得ると簡単に想像できるのですから、 Network 上ならもっとひどいかもしれない、とは想像できないのですか?
それは、ぼくが紙メディアの例を出した意図を誤解しています。 紙メディアには、何でも好き勝手な文字を書くことができますし、 海外に送ることもできます。しかし、だからといって、国内でのみ 使用すると決まっている本や手紙まで、アルファベットを使えと 主張するのは間違っていることでしょう? 想定される不具合 (たとえば、外国に手紙を出す際に、 カタカナで相手住所を書いてしまって行方不明になる)
#ここでのEBCDICって、文脈に合わない気がするんですけど(汗)、
いえ、そうではありません。現在、EBCDIC を使っている人が非常に少なく、ASCII (およびその上位互換なエンコーディング) を使っている人がほとんどなので、ASCII 以外を無視してものごとを進めることが多いわけです (たとえば、ASCII をファイル名に使い、それを誰かに送っても構わない、ということ)。日本語がファイル名として利用可能になるには、同じように、日本語を含むエンコーディング (たとえば、EUC-JP、UTF-8 など) が現在の ASCII と同じような地位に立つことが必要です。日本語を含
>問題になるのはこの 3 番だけですが、その割合が小さい、 >というつもりです。 ここ、異論があります。これは個人のポリシー及び環境に依存するものではないですか?
ぼくの意図は、全世界の全ファイルをぜんぶ数えれば、そのなかで、3 番の数が小さい、というものです。全世界のそれぞれの人について、その人の持つファイルのうち 3 が少ないというつもりはありませんでした。
たしかに、そういう人はいそうですね。外国に住んでいる人とか。 そこで、世界には「外国人と頻繁にファイルのやりとりをする人」と 「外国人とめったにファイルのやりとりをしない人」がいると考えてみましょう。
まず前者ですが、そういう人は、外国人と頻繁にファイルのやりとりをし始め るころは間違うことがあるでしょうが、そのうち理解するようになって、 問題でなくなるはずです。
つぎに後者ですが、そういう人は、いつまでたっても学習しないかもしれませ んが、問題を起こすこと自体が少ないので、大きな問題ではありません。
どちらにせよ、大きな問題ではありません。
#異言語圏なんて想定するのは、日本では残念ながらまだ一部ですし。
想定しないのは、想定する必要がない人でしょう。つまり、 外国とファイルのやりとりをしない人。そういう人は、べつに 想定しなくても問題を起こさないからいいんです。 必要に迫られれば、想定するようになります。
それから、文脈とは関係ないですが、 日本では異言語圏を想定する人が少なく、他国では多い、 と思われているようですが、海外ではどうかについては、ぼくは知りません。 もしそれが経験から来た実感であるとすれば、redbrick さんが経験した 外国人は 100%、異言語圏を想定した人のはずですから (なぜって、redbrick さんと接触があるのですから)、 その実感で他国のことを類推すると、間違うと思います。
C言語を使っているものは、確実にasciiの文字は処理できるはずですよね?
確実ではありません。EBCDIC でも C 言語は動きます。 いや、コード変換すれば処理できますが、 それだとnativeじゃないですし。
#しかし、いまさらながらに考えてみると、大変なことをやろうと #されてるんですね(汗)。 #わたしも何か協力できればいいのですが・・・。
すみません、やってません。ぼくの言いたいのは、そういう開発の動きを 止める必要はない、ということです。また、非 ASCII ファイル名が 使えるようになるのは将来世界が Unicode に移行し終わったときですから、 それについて考えるのは、まだまだ時期尚早です。 むしろ、今からそんなことをすると、Unicode を使っていない人々に迷惑に なります (ファイル名はファイルの ID であるため、むやみにコード変換 してはいけない)。
開発は、じつはそんなに大変ではないと予想されます。 UTF-8 ロケールを用意すれば、今すぐにでも使うことができます。 いくつか改良が必要で、たとえば ls がファイル一覧をカラムを合わせて表示する際、ファイル名の バイト数と表示カラム数とが一致するとは限らないことに対処する必要があるとか、 こまごまとしたことばかりです。 (ただ、このへんも、Unicode さえ使えるようになればいいのだ、 と考える人々と、いや、EUC なども使えないと、とする人々との対立というか、 やんなっちゃう。「Unicode への移行を促進するためには、 Unicode しか使えなくしてしまうのがよい」なんて考えてるっぽい人もいるし)。
それよりも、いちばんネックになるのは、ユーザの大部分がいつ Unicode に移行するか、ということです。 (なにせ、たとえば Shift_JIS とか EUC-JP が、今の EBCDIC くらいにマイナーにならないといけないんですから)。 移行に際していろいろと問題があると 移行できないので、そのへんをかたづける必要があるので、 「何か協力」というか、なにか作業や活動することというと、 まずこのへんがあります。何度も出してすみませんが Unicode と他のエンコーディングとの相互運用の問題 (ついに日本語版を用意しました!) とかの問題を解決しないといけません。 あと、「みんなー、Unicode に移行しようよー」と呼びかければ、 Unicode ファイル名の実現に近づくでしょうが、ぼくはやるつもりはありません。
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ソースを見ろ -- ある4桁UID
Re:でもファイル名に日本語は避けた方が... (スコア:1)
それはそれでわかるけど、これを、日本語ファイル名を使えるようにソフトウェアを改良することをさぼる言い訳にしてはいけないと思います。
Re:でもファイル名に日本語は避けた方が... (スコア:1)
それは、世界中の、日本語が読めない人とのコミュニケーションを諦める言い訳ですか?
#もし日本語が読めない人に日本語名のファイルが届いたり、緊急で日本語名しかつ
---- redbrick
各国語でのファイル名のあり方は? (スコア:1)
感情的な書き方をしてしまってすみません(汗)。
心より謝罪いたします。
>それは、世界中の、日本語が読めない人とのコミュニケーションを諦める言い訳ですか?
日本語名のファイルって、結局、日本語読めない人には読めない可能性があるんですよね。
#意味が取れなくても個体識別が出来れば、と思う方もいるかもしれませんが、
#左書きのアラビア文字をファイル名に使われたファイルが複数あったりした場合を
#想像してみてください(汗)。
#すくなくとも、わたし自身は読めない文字のファイル名ではファイル識
---- redbrick
Re:各国語でのファイル名のあり方は? (スコア:1)
それは、運用上の問題だと思います。日本語ファイル名が使えるからといって、それを(コンピュータじゃなくて人間が)読めない人に送るのは間違った行為です。それは、紙メディアのメールでも同じことでしょう。
日本語ファイル名を使える (ようになった) からといって、日本語ファイル名を使わなければならないということではありません。
同じ論理を使うと、ファイルの内容に日本語を使うことができるようになれば、日本語が読めない人に日本語内容のファイルが届いたり、緊急で日本語内容のファイルを扱わなければいけない状況になたらどうするんだ
Re:各国語でのファイル名のあり方は? (スコア:1)
どちらの立場でもありません。
コミュニケーション阻害、及び他人に迷惑をかける可能性のある
実装を安易に追加するのに反対なのです。
>それは、運用上の問題だと思います。
わたしは、そんな簡単なものではなくて、ポリシーの問題だと
思ってますが・・・。
違ってますかね?
>日本語ファイル名が使えるからといって、それを
>(コンピュータじゃなくて人間が)読めない人に送るのは間違った行為です。
手段が提供されているからと言って勝手な正当化をして、
間違った行為を繰り返す人間は星の数ほどいます。
---- redbrick
Re:各国語でのファイル名のあり方は? (スコア:1)
それは、ぼくが紙メディアの例を出した意図を誤解しています。 紙メディアには、何でも好き勝手な文字を書くことができますし、 海外に送ることもできます。しかし、だからといって、国内でのみ 使用すると決まっている本や手紙まで、アルファベットを使えと 主張するのは間違っていることでしょう? 想定される不具合 (たとえば、外国に手紙を出す際に、 カタカナで相手住所を書いてしまって行方不明になる)
Re:各国語でのファイル名のあり方は? (スコア:1)
>紙メディアには、何でも好き勝手な文字を書くことができますし、 海外に送ることもできます。
>しかし、だからといって、国内でのみ 使用すると決まっている本や手紙まで、
>アルファベットを使えと 主張するのは間違っていることでしょう?
はい、こちらについてはご指摘の通り、わたしの間違った思い込みがありました。
どうもすみませんでした。
#ただ、一つ思いついたことがあるんですけど・・・(汗)。
#日本国内の郵便制度を使うのが、日本語を母国語とする人ばかりではないことも
#あると思う
---- redbrick
Re:各国語でのファイル名のあり方は? (スコア:2, すばらしい洞察)
いえ、そうではありません。現在、EBCDIC を使っている人が非常に少なく、ASCII (およびその上位互換なエンコーディング) を使っている人がほとんどなので、ASCII 以外を無視してものごとを進めることが多いわけです (たとえば、ASCII をファイル名に使い、それを誰かに送っても構わない、ということ)。日本語がファイル名として利用可能になるには、同じように、日本語を含むエンコーディング (たとえば、EUC-JP、UTF-8 など) が現在の ASCII と同じような地位に立つことが必要です。日本語を含
Re:各国語でのファイル名のあり方は? (スコア:1)
#時間が過ぎていくのを見ながら、ずっと自分の意見を整理してました。
同意できる部分が多いので、意見の相違点及び私が間違った点に話を絞ります。
言及してない部分は同意として考えていただけると助かります。
EBCDICの件では、わたしの方で誤読&誤解がありまして(汗)、すみませんでした(汗)。
その部分でご説明いただいた点、完全に納得しました。
#Unicodeに圧倒された他のencodingがEBCDICと同等の普及率になったら、
#ということでしたね(汗)。
>この件については、ファイル名とファイル内容との区別は
>
---- redbrick
Re:各国語でのファイル名のあり方は? (スコア:1)
ぼくの意図は、全世界の全ファイルをぜんぶ数えれば、そのなかで、3 番の数が小さい、というものです。全世界のそれぞれの人について、その人の持つファイルのうち 3 が少ないというつもりはありませんでした。
たしかに、そういう人はいそうですね。外国に住んでいる人とか。 そこで、世界には「外国人と頻繁にファイルのやりとりをする人」と 「外国人とめったにファイルのやりとりをしない人」がいると考えてみましょう。
まず前者ですが、そういう人は、外国人と頻繁にファイルのやりとりをし始め るころは間違うことがあるでしょうが、そのうち理解するようになって、 問題でなくなるはずです。
つぎに後者ですが、そういう人は、いつまでたっても学習しないかもしれませ んが、問題を起こすこと自体が少ないので、大きな問題ではありません。
どちらにせよ、大きな問題ではありません。
想定しないのは、想定する必要がない人でしょう。つまり、 外国とファイルのやりとりをしない人。そういう人は、べつに 想定しなくても問題を起こさないからいいんです。 必要に迫られれば、想定するようになります。
それから、文脈とは関係ないですが、 日本では異言語圏を想定する人が少なく、他国では多い、 と思われているようですが、海外ではどうかについては、ぼくは知りません。 もしそれが経験から来た実感であるとすれば、redbrick さんが経験した 外国人は 100%、異言語圏を想定した人のはずですから (なぜって、redbrick さんと接触があるのですから)、 その実感で他国のことを類推すると、間違うと思います。
確実ではありません。EBCDIC でも C 言語は動きます。 いや、コード変換すれば処理できますが、 それだとnativeじゃないですし。
すみません、やってません。ぼくの言いたいのは、そういう開発の動きを 止める必要はない、ということです。また、非 ASCII ファイル名が 使えるようになるのは将来世界が Unicode に移行し終わったときですから、 それについて考えるのは、まだまだ時期尚早です。 むしろ、今からそんなことをすると、Unicode を使っていない人々に迷惑に なります (ファイル名はファイルの ID であるため、むやみにコード変換 してはいけない)。
開発は、じつはそんなに大変ではないと予想されます。 UTF-8 ロケールを用意すれば、今すぐにでも使うことができます。 いくつか改良が必要で、たとえば ls がファイル一覧をカラムを合わせて表示する際、ファイル名の バイト数と表示カラム数とが一致するとは限らないことに対処する必要があるとか、 こまごまとしたことばかりです。 (ただ、このへんも、Unicode さえ使えるようになればいいのだ、 と考える人々と、いや、EUC なども使えないと、とする人々との対立というか、 やんなっちゃう。「Unicode への移行を促進するためには、 Unicode しか使えなくしてしまうのがよい」なんて考えてるっぽい人もいるし)。
それよりも、いちばんネックになるのは、ユーザの大部分がいつ Unicode に移行するか、ということです。 (なにせ、たとえば Shift_JIS とか EUC-JP が、今の EBCDIC くらいにマイナーにならないといけないんですから)。 移行に際していろいろと問題があると 移行できないので、そのへんをかたづける必要があるので、 「何か協力」というか、なにか作業や活動することというと、 まずこのへんがあります。何度も出してすみませんが Unicode と他のエンコーディングとの相互運用の問題 (ついに日本語版を用意しました!) とかの問題を解決しないといけません。 あと、「みんなー、Unicode に移行しようよー」と呼びかければ、 Unicode ファイル名の実現に近づくでしょうが、ぼくはやるつもりはありません。