例の言語を指す言葉として assembly language と assembler language のどちらが正しいかなんて議論するのは不毛だけれど、少なくとも assembly language が英語としておかしいなんてことはないよ。「理屈を考えると変だけど使われる」という言葉もあるけれど、 assembly language についてはべつに理屈を考えても変ではない (少なくとも、あなたの書いたような理由で変だということはない)。
assembly という英単語は動詞 assemble の名詞形で、意味がいくつかある。あなたは「集まり」すなわち「assemble した結果できるもの」という意味にこだわっているみたいだけど、 assembly にはそのほかに「assemble するという行為」という意味がある (Wiktionary [wiktionary.org] に載っている意味の 2 番目: 「The act of putting together such set of pieces. instructions for assembly; assembly line」)。 assemble するのに使う言語、すなわち assembly に使う言語だから、 assembly language と呼ぶのは自然なことだよ。
ただし、上では説明上「assembly に使う言語」と書いたけれど、実際に assembly という言葉を「例の言語から機械語に翻訳すること」の意味で使うことは、 assembly language や hand assembly 等の特定の複合語以外ではあまりなく、普通は assembling と呼ぶみたい。「例の言語から機械語に翻訳すること」を単体で assembly と呼ぶことはほとんどないのに assembly language という言葉を使うのは変だというのなら、まあその意味では変かもしれない (この点も理屈を付けようと思えば付けられそうではあるけれど、あまり考えていない)。
毎度毎度 (スコア:0)
思うこと…。
機械語(machine language)→CPUが直接理解できる言語
アセンブリ言語(assembly language)→(より)人間に理解しやすい、機械語と1対1に対応する言語
アセンブラ(assembler)→アセンブリ言語を機械語へ変換するもの
だと思うのですけどねぇ…。
# 書籍には、さらに『アセンブラ言語』なるものも出ちゃってますし…。
Re: (スコア:0)
私もまったく同じ認識でしたが、改めて考えてみると、assemblyは英語としてはおかしい気がしなくもないですね。アセンブリ言語の文字列から機械語へ変換することを「ハンドアセンブル」と言ったりすることからもわかるように、assembleするのがassemblerです。我々が「アセンブリ言語」と呼ぶものは、「アセンブラに渡す言語」以外の意味を持っていないので。IBM派の主張もわからんではないです。
そもそもの目的は「assemble(集める、集合させる)」なんですから、言語をassemblyと言ってしまうのは若干の違和感を残します。assemblerを基準に考えると、機械語
Re:毎度毎度 (スコア:2)
例の言語を指す言葉として assembly language と assembler language のどちらが正しいかなんて議論するのは不毛だけれど、少なくとも assembly language が英語としておかしいなんてことはないよ。「理屈を考えると変だけど使われる」という言葉もあるけれど、 assembly language についてはべつに理屈を考えても変ではない (少なくとも、あなたの書いたような理由で変だということはない)。
assembly という英単語は動詞 assemble の名詞形で、意味がいくつかある。あなたは「集まり」すなわち「assemble した結果できるもの」という意味にこだわっているみたいだけど、 assembly にはそのほかに「assemble するという行為」という意味がある (Wiktionary [wiktionary.org] に載っている意味の 2 番目: 「The act of putting together such set of pieces. instructions for assembly ; assembly line」)。 assemble するのに使う言語、すなわち assembly に使う言語だから、 assembly language と呼ぶのは自然なことだよ。
ただし、上では説明上「assembly に使う言語」と書いたけれど、実際に assembly という言葉を「例の言語から機械語に翻訳すること」の意味で使うことは、 assembly language や hand assembly 等の特定の複合語以外ではあまりなく、普通は assembling と呼ぶみたい。「例の言語から機械語に翻訳すること」を単体で assembly と呼ぶことはほとんどないのに assembly language という言葉を使うのは変だというのなら、まあその意味では変かもしれない (この点も理屈を付けようと思えば付けられそうではあるけれど、あまり考えていない)。