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元々「高けりゃ他に」って状況だと相手経営者の興味を引けないとそれでオシマイ。
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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー
IBMと聞いて ちょっとピクっと反応 (スコア:3, 興味深い)
某車会社に納品するシステムに「IBM」が主体となって絡んでいる案件がだいぶ前にありました
リース切れという事も絡んでかなり広範囲に大規模入れ替え。
主要な物のひとつにCADシステムの更新があったそうな
まぁこの手のCADはえらいコストもかかるし
使い勝手や旧システムとの引継ぎなどで慎重に新調されたようです。
海外の企業が開発した有名ソフトで、CADソフトウのサポートを受け持つ会社(IBMじゃないよ)が引き受け
導入が完了。
一通りの導入が終わり一件落着か
抽象化が苦手な日本人 (スコア:5, 興味深い)
そのくせ「他社の成功事例とか聞きたいな」と抜かしやがる。
ふてえ態度だと思う。
情報出さないのはアタリマエだろって?
ちっちっち。違うんだよ。
舶来の色々なパッケージソフトは、
各顧客環境でカスタマイズしたときに得た見地を
結構フィードバックしてるんだよ。
足回りだけじゃないぞ。業務の内容に立ち入ったような面もだ。
思いっきりボーイングだのフォードだののノウハウが反映されてるソフトとか
結構あるのよ。
もちろんそれは顧客が「これは出してもいい情報だ」と了承してくれてるからこそ出来るフィードバック。
ここから先は私見だが、
日本の企業がそれを渋り
Re:抽象化が苦手な日本人 (スコア:2, 参考になる)
抽象化という議論は的外れで,単にビジネス的な話だと思います. 公共の利益のためならともかく,特定企業のパッケージソフトに特別な理由もなくノウハウを出す理由なんてやっぱりないですよ.
ボーイングやフォードなんかが情報を出しているのは,情報を出すことでライセンス費用や機能開発,サポートで優遇される約束になっているから. また航空・自動車業界は,完成品メーカーが下請けに(無理やり)自分たちと同じソフトを使わせるので,自分たちの流儀をパッケージソフトに組み込むことにメリットがあります.
ただし,ボーイングやフォードを優遇した分の費用は,その下請けに高い値段で売って回収する(拒否権のないやつからぼったくる)のが,この分野のソフト会社のビジネス手法なので,「パッケージソフトにボーイングのノウハウが組み込まれている!」とありがたがる理由はどこにもありません.
Re:抽象化が苦手な日本人 (スコア:1)
だったらそういう契約にすればいい。
しかし日本だと、何が自社のメリットになって何がならないのかを理解していない。
万が一理解していたとしても、そういう契約形態に持ち込むように交渉できない。
平たく言えば、経営者が無能ということに尽きるのだと思います。
Re:抽象化が苦手な日本人 (スコア:1)
こんなことできますよと提示するのは売る側では?
まぁ提示した上で出てこないってなら、それは出さないほうが良いと
判断されたってことでしょう
Re: (スコア:0)
たとえば、
「こんなことが出来るから高くても買ってね」と交渉するのが売る側。
「こんな情報を出すから価格を引き下げてくれ」と交渉するのが買う側。
売る側から値下げの提案が出るのを期待するのはお門違い。
Re:抽象化が苦手な日本人 (スコア:1)
別にこんな情報だしてきたら少しは下げれますよって話を売る側から出しても問題ない
そういうことをやった事がない会社を相手にするならまず言わないと出てこないと思う
作るほうとしてその情報がほしいならね、欲しくないなら言わなきゃ良い
後は見合わないと判断されれば出てこないし、見合うと判断すれば出てくるんじゃね?
後々考えたら、情報出すより金のが後腐れないと考えられてもおかしくないわけだし
どっちが利益を生むかじゃね?
その情報は売り手市場なのか買い手市場なのか、それによって変わってくるっしょ
まぁ提示しないことによって買い損なったかもしれんね、それはどっちが損したのかな?
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
元々「高けりゃ他に」って状況だと相手経営者の興味を引けないとそれでオシマイ。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re:抽象化が苦手な日本人 (スコア:1)
トヨタの経営者の方が圧倒的に有能ですね。
Re: (スコア:0)
ならば日本でも同じ事態になりそうなんだけど…結果はごらんの通り。
で、日本とあちらの違いは、もしかすると、
その結果が「パッケージソフト」なのか
そうでないソフトなのか、の違いでしょうか。
というか、その理屈でいうなら、欧米でも
そのソフトを「パッケージ」として外販する
(ことを許すように契約した状態で情報を渡す)理由が
大手メーカー側には無いはずです。
日本のように系列内輪ソフトで済ませてしまえるはず。
Re:抽象化が苦手な日本人 (スコア:1, 興味深い)
(以下の議論は引き続き製造業限定です.)
日本企業は,下請けの仕事のやり方への干渉レベルが高いので,自分たちでこだわりツールを作るとともに(パッケージで満足しない),そのやりかたを下請けにも要求します. その代わり,取引は継続的で,仕事指導なども喜んでやります. また,彼らに厳しいコスト要求を課していることから,彼らが外部のツール屋にぼったくられるのを好みません.
このような場合は,自分たちでツールを作って,内輪に安価で配り,サポートも業務指導とセットで行う,というのが最適になります.
これに対し,欧米の企業にとっては下請けは部外者なので,ツールのコストのことまで考えてあげたり,業務もツールもあわせて面倒を見るということはやりません. 条件が折り合わなければ,取引はあっさり切ってしまいます.
このような場合には,自分たちでツールを提供するメリットはありません. ソフト屋のぼったくりコストが最終的には自分たちに跳ね返ってくるとしても,金を払って外部に切り出したほうが得になります.