文部科学省が「諸外国におけるプログラミング教育に関する調査研究」報告書を非公開に 113
中止 部門より
文部科学省生涯学習政策局情報教育課は「諸外国におけるプログラミング教育に関する調査研究」報告書を6月10日にWebサイトで公開したが、12日から非公開になっている。同報告書は「はじめに」などの内容がかなりアレゲであり、内容について確認後、改めて掲載する予定とのこと。
ちなみに、公開時の「はじめに」の第一文は、以下のとおり。1942年、今日の電子計算機の原型の一つが、ペンシルバニア大学ムーアースクールのJ.P.エッカート、J.W.モークリーによって論文としてACM(Association for Computing Machinery)に発表され、1945年には弾道計算用の実用機ENIAC(Electronic Numerical Integrator and Computer)が開発された。
一瞥して間違いだらけであり、こういう文章の間違いに気づく人材を増やすことこそが、情報科学や人文科学での教育なのだ、と私(安岡孝一)個人は考えている。文部科学省は、ぜひ今後も、情報科学教育ならびに人文科学教育に邁進してほしい。