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12604271 story
プログラミング

スラドに聞け:あなたがオススメするアプリケーション・パラノイアテストは? 62

ストーリー by hylom
そんなものがあったのか 部門より
m_nukazawa 曰く、

C++コンパイラの元祖とされている「Cfront」がリリースされてから30年が過ぎたことを記念して、Cfrontのソースコードをコード静的解析ツールであるPVS-Studioで解析したという話が公開されている(本の虫)。

この記事自体も大変興味深いのだが、タレコミ主が特に惹かれたのが、「パラノイアテスト」だ。引用されていたツイートによると、Google Chromeには通常ではありえないビット異常をチェックしてアプリケーションのバグと区別するために「パラノイアテスト」が搭載されているらしい。

タレコミ主は不勉強故か、パラノイアテストの確立された標準的な手法について書かれた書籍や文献に心当たりがない。また、Chrome以外で参考になるオープンソースプロジェクトを探すのも骨が折れそうだ。

そこで聞きたいのだが、スラドの諸兄は自分の関わったプロジェクトで、パラノイアテストを見かけたり、実装したことがおありだろうか。

心当たりや実際の知見、あるいは又聞きで聞いた根も葉もない噂などでも構わない。パラノイアテストについて思うがままに語り合って頂ければ幸いである。

12592134 story
Android

Windows Bridge for Android、計画通りに進まず 61

ストーリー by headless
計画 部門より
Microsoftは4月にBuild 2015でWindowsストアアプリを増やすための方策として、4つの「Windows Bridge」プロジェクトを発表した。このうち、AndroidアプリからWindowsユニバーサルアプリへの移植を可能にする「Windows Bridge for Android(Project Astoria)」の開発は計画通り進んでいないそうだ(Re/codeの記事The Registerの記事Windows Centralの記事BetaNewsの記事)。

8月にオープンソースプロジェクトとしてGitHubでプレビュー版が公開された「Windows Bridge for iOS(Project Islandwood)」ではそれなりに開発者によるコーディング作業が必要になる。一方、Project AstoriaはAndroidアプリのAPKファイルをWindowsストアアプリのAppX形式に変換する必要があるものの、ほぼそのままWindows上で実行可能になるというものだ。

しかし、7月頃にはWindows 10 Mobile Insider Previewにランタイムが搭載され、APKが直接インストール可能になっていたらしい。その結果、Windowsの特長を生かしたアプリやWindowsアプリ開発者の増加にはつながらず、Androidアプリを実行可能にしたBlackBerry 10と同様の自殺行為になるとも指摘されていた。

MicrosoftではAstoriaが提供できる状態に至っていないと述べるだけで、詳しい状況については説明していない。しかし、9月には開発者に対する発表も一切行われなくなり、10月にはランタイムも削除された。さらに現在は「Windows Bridge for Android」のページも削除されているようだ。そのため、このままプロジェクトが中断してしまう可能性もある。

その他のプロジェクトは順調に進んでいるとのことで、MicrosoftではProject Islandwoodの新たな紹介動画も公開している。ある開発者はIslandwoodについて、iOS 6レベルのAPIしかサポートしていない残念な状態にあるとGitHubでコメントしていたが、Microsoftは18日にブログを更新し、新たなサポートライブラリの追加やアプリの互換性を分析するWebツールの公開をアナウンスしている。Windows Bridgeの今後はどうなっていくだろうか。
12592105 story
Google

Google Playストア、広告を含むアプリに来年から「広告」ラベルを表示 45

ストーリー by headless
宣言 部門より
Google Playストアでは来年から、広告を含むAndroidアプリに「広告」ラベルを表示するそうだ(Neowinの記事Droid Lifeの記事)。

Googleは5月のGoogle I/Oで「ファミリー」カテゴリを発表し、6月からPlayストアに追加している。広告を含むファミリー向けアプリでは、Playストアの詳細画面に「広告表示あり」と表示されるが、今後はすべてのカテゴリに適用されるということのようだ。

現在、Googleデベロッパーヘルプにはアプリをアップロードする際に広告の有無を宣言する必要があると記載されているが、既存のアプリについても2016年1月11日までに広告の有無を宣言する必要があるとのこと。

Googleデベロッパーヘルプでは広告の有無を正しく宣言するのは開発者の責任であるとしつつ、Googleが広告の有無を確認し、必要に応じて「広告」ラベルを表示させることもあると説明している。また、広告の有無を偽って宣言した場合にはアプリの公開を停止する可能性もあるとのことだ。
12590530 story
MacOSX

Apple、Mac App Storeからインストールした一部のアプリが一時的に起動できなくなった問題の原因を説明 18

ストーリー by headless
証明 部門より
Mac App Storeからインストールしたアプリの一部で、破損しているため再インストールが必要といったエラーメッセージが表示され、アプリが起動できないトラブルが先週発生していた。Mac App Storeが発行するセキュリティ証明書の期限切れが原因とされていたが、これについてAppleが開発者に謝罪し、詳細な原因を説明している(MacRumorsの記事9to5Macの記事The Vergeの記事)。

Appleでは、これまでMac App Storeで使用していたセキュリティ証明書の有効期限が近づいたことから、9月に新たなセキュリティ証明書を発行した。古い証明書のハッシュアルゴリズムがSHA-1だったのに対し、新しい証明書はSHA-2を使用している。

しかし、一部のユーザーではシステムを再起動してキャッシュをクリアしなければ、Mac App Storeの再認証が行われない状況になっていたという。キャッシュの問題については、今後のOS Xアップデートで対応すると述べている。

また、一部のアプリではレシート検証コードでSHA-2をサポートしない古いバージョンのOpenSSLを使用しているため、新しい証明書ではレシートの検証が行えなかったようだ。これについてAppleでは、SHA-2証明書をSHA-1証明書に置き換えることで対処したとのこと。

ほとんどの問題はこれまでに解決しているが、証明書について誤った仮定をしたレシート検証コードを使用している一部のアプリでは、検証に失敗する問題が続いているという。そのため、Appleではコードがレシート検証プログラミングガイド (日本語版PDF)に従っているかどうか確認し、問題が解決したことを確認するよう開発者に求めている。
12588357 story
プログラミング

Microsoft、Windows/Mac/Linuxで動作する「Visual Studio Code」をオープンソースで公開 51

ストーリー by hylom
コードも公開 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

米Microsoftが「Visual Studio Code 0.10.1」をリリースした(OSDN Magazine)。本バージョンではソースコードもMIT Licenseで公開されている。

Visual Studio CodeはVisual Studio製品群としては初めてWindowsだけでなくMac OS XやLinuxでの動作がサポートされた開発ツール。対応言語はC#やjavaScript、HTML、CSSなどでIntelliSenseによる入力支援機能が利用可能。Gitによるソースコード管理機能も備えている。

12588356 story
お金

プログラミング言語Juliaの開発チームに60万ドルの寄付 40

ストーリー by hylom
今後の発展と普及に期待 部門より
insiderman 曰く、

プログラミング言語「Julia」の開発チームが、ゴードン・アンド・ベティ・ムーア財団から60万ドル(約7400万円)の寄付を受け取ったそうだ(Slashdot)。

ゴードン・アンド・ベティ・ムーア財団はIntelの共同創設者であり、「ムーアの法則」でも知られるゴードン・ムーア氏らが立ち上げた財団。Julia言語は科学技術処理に向けた言語で、並行処理や高い計算精度などが特徴。最近バージョン0.4がリリースされたばかりの若いプロジェクトであるが、一般的なスクリプト言語より高速に動作し、また型チェックも可能な動的型付け言語という特徴があり、近年注目されている。

なお日本語環境でGoogleでjuliaを検索すると、現時点ではあまり職場で見るのは好ましくない検索結果ばかりが出てくるのが色々残念な感じではある。日本での知名度もアップして欲しいものだ。

12579600 story
Firefox

Mozilla、Firefoxの「完全テーマ」サポートを廃止する計画 66

ストーリー by hylom
ソースコードを書き換えてデザインを刷新しよう 部門より
headless 曰く、

Firefoxでは「背景テーマ(Persona)」と「完全テーマ」という2種類のテーマが利用できるようになっているが、Mozillaは完全テーマのサポートを廃止する計画だという(Bugzilla — Bug 1222546Softpedia)。

背景テーマがタブやツールバーの背景を変更するだけのライトウェイトなテーマなのに対し、完全テーマでは任意のスタイル変更やchromeパッケージの差し替えに対応しており、Firefox全体のデザイン変更が可能だ。MozillaのBenjamin Smedberg氏によれば、完全テーマのサポートを完全になくすか、配色やアイコンの変更といった完全テーマの一部の機能をライトウェイトなテーマから使用できるようにするかのどちらかになるとのこと。

アナウンスが行われたBugzillaのページでは反対意見が数多くみられる。個人的には試したことがある程度でテーマを使用してはいないが、スラドの皆さんはFirefoxの背景テーマや完全テーマを使用しているだろうか。

12577587 story
Java

Apache Commonsライブラリに脆弱性、多くのアプリケーションに影響 43

ストーリー by hylom
広く使われているライブラリでの問題は影響大 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

Javaの「Apache Commons」ライブラリに脆弱性が発見された。この脆弱性により、多くのアプリケーションに影響が発生するという(SlashdotCNET JapanITmedia)。

脆弱性が発見されたはApache Commonsの「Collections」ライブラリで、リモートから任意のコードが実行可能になるという。WebLogicやWebSphere、JBoss、Jenkins、OpenMMSなど多くのアプリケーションに影響が出るとのことで、これら各ソフトウェアに対する実証コードも公開されているという。

12576100 story
Google

Google、ドキュメンタリー映画「CODEGIRL」を公開 22

ストーリー by hylom
しっかり活動するGoogle 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

もう時期は過ぎてしまったが、Googleはドキュメンタリー映画「CODEGIRL」を5日まで無料公開していたそうだ。また、映画館へも数週間のうちに配給されるとのこと。この映画は、「Made With Code」ブロジェクトの一環で作られたもので、いわゆるプログラマーの女性不足問題への対応策の一つであるようだ(GoogleSlashdot)。

TechCrunchの記事によると、Technovation主催による世界規模の企業家精神とコーディングのコンテストで競う、60カ国5000人の少女たちを追跡したもの、という内容であるらしい。特定の人物に感情移入するものではなく、ドキュメンタリー的な作りであるそうだ。レビュー記事によれば、感動したという意見もあれば、淡々としているというものもあり、また、シリコンバレーでの性差別はごく簡単に触れただけだ、という批判もある模様(THE WRAP)。

12575523 story
GNU is Not Unix

RMS、再びEmacsのメンテナーを降りる 5

ストーリー by headless
香盤 部門より
Richard M. Stallman氏がEmacsのメンテナーを降板し、John Wiegley氏が後任にあたることが4日に正式発表された(emacs-develメーリングリストでのアナウンスThe Registerの記事Heise Onlineの記事)。

Wiegley氏は長年にわたるEmacsの貢献者で、Emacs Museの作者でもある。メーリングリストでも多少の混乱があり、Stallman氏が解説しているが、ここで言う「メンテナー」はパッケージの責任者を示し、現在EmacsではWiegley氏が唯一のメンテナーとなっている。

Stallman氏がEmacsのメンテナーを降りるのは今回が初めてではなく、2008年に降板した際にはメンテナーをStefan Monnier氏とChong Yidong氏に任せている。
12574873 story
iOS

企業内で生き残るXcodeGhost感染アプリ、XcodeGhost自体も進化 10

ストーリー by headless
進化 部門より
9月に話題となった改変版Xcode「XcodeGhost」だが、FireEyeの調べによると現在も210の企業内ネットワークからXcodeGhostで作成されたiOSアプリとC&Cサーバーとの通信が確認されているそうだ。また、XcodeGhost自体もiOS 9に対応したXcode 7ベースに進化しているとのこと(FireEyeのブログ記事PCWorldの記事9to5Macの記事Softpediaの記事)。

XcodeGhostで生成したiOSアプリにはAppleのコードレビューで発見されない悪意のあるコードが仕込まれ、9月には1,000本近い感染アプリがApp Storeで公開されていた。Appleでは感染の判明したアプリを削除し、多くの開発者が正規のXcodeで作成したバージョンに更新を行っているが、アプリを更新せずに感染したまま使い続けている人もいるようだ。検出件数の大半を占めるのが既に修正版の提供されている「WeChat」と「网易云音乐」の未修正バージョンとなっている。

4週間で企業内ネットワークからC&Cサーバーへの接続試行が28,000回以上検出されており、検出数が多いのはドイツ(62%)、米国(33%)、フランス(3%)、オランダ(2%)、日本(0.09%)の5か国。C&Cサーバーは攻撃者の管理下にはないが、脆弱性があるため簡単に攻撃者が乗っ取り可能な状態とのこと。C&Cサーバーとの接続で可能になる動作としては、App Store以外からアプリを配布することやURLを開かせること、App Storeのダウンロードページを直接開いて任意のアプリを宣伝すること、フィッシング詐欺のウィンドウを開くことが確認されている。

FireEyeが「XcodeGhost S」と呼ぶXcode 7ベースのXcodeGhostは、iOS 9のセキュリティ機能を迂回してC&Cサーバーに接続可能なアプリを生成する。iOS 9のデフォルトではアプリとサーバーの接続にはHTTPSが必須となっているが、C&Cサーバーのドメインを例外に設定することでHTTPでの接続を可能にする。さらに、C&Cサーバーのドメイン名をハードコードせず、コード内で構築する仕組みにすることで静的な検出を防ぐという。XcodeGhost Sで作成したアプリはApp Storeで既に1本発見されており、FireEyeの通知によりAppleが削除しているとのこと。なお、このアプリ「自游邦」は修正バージョンが公開されているようだ。
12571518 story
NASA

NASA、宇宙探査機ボイジャーのメンテナンスのためFortran/アセンブリ言語を扱えるプログラマーを募集中 90

ストーリー by hylom
大いなる遺産 部門より

NASAの宇宙探査機、ボイジャーは1977年に打ち上げられ、38年経った現在も稼働中だ。しかし、NASAでボイジャー計画に携わったエンジニアはすべて退職してしまい、ボイジャーとの通信システムをメンテナンスするための人員が不足しているという(RegisterPopular Mechanics)。

ボイジャーと地球を結ぶ通信システムは2020年代まで稼動が続けられる予定だそうだが、これらの技術は1970年代の技術が使われており、そのメンテナンスにはFortranやアセンブリ言語のスキルが必要だという。

また、年月が経過したことでボイジャーの仕様やシステムに関するノウハウや知識が失われてしまいつつあるそうで、システムの維持は容易ではなさそうだ。

12571502 story
ソフトウェア

Appleのソフトウェアをハッキングする動画を視聴できるアプリ、Appleに却下される 9

ストーリー by hylom
神の怒りに触れてしまったようだ 部門より
headless 曰く、

欧州最大のハッカーグループ、Chaos Computer Club(CCC)では彼らが主催するカンファレンスの動画やレクチャー動画など、さまざまな動画コンテンツをWebサイトCCC-TVで公開している。このCCC-TVのコンテンツをApple TVで視聴するためのアプリ「CCC-TV」をCCC Frankfurt(CCC FFM)のメンバーが作成してApp Storeで公開しようとしたところ、開発者規約に違反するとして却下されたそうだ(Peter Shaw's unthoughted blogRegisterNetwork WorldCult of Mac)。

却下理由はAppleのソフトウェアをハッキングするコンテンツが含まれており、開発者規約(PDF)の3.2(e)に違反するというもの。レビュープロセスでは以下の8コンテンツが問題視されていたとのこと。

ただし、これらのコンテンツはCCC-TV WebサイトおよびYouTubeで公開されており、CCC-TVアプリを使用しなくてもApple TVで視聴できる。また、CCC-TVアプリのソースコードはGitHubで公開されている。

12570554 story
ゲーム

再リリースされたPC版の「Batman: Arkham Knight」、希望者には全額返金すると発表 12

ストーリー by headless
苦難 部門より
パフォーマンスの問題で6月のリリース後に販売停止となり、10月28日に再リリースされたゲームソフト「Batman: Arkham Knight」PC版(Windows版)だが、やはりパフォーマンスの問題が解決せず、発売元のWarner Bros Interactive EntertainmentがSteamで希望者に全額返金すると発表している( SteamでのアナウンスWindows Centralの記事Neowinの記事)。

Arkham Knightは人気ビデオゲーム「Batman: Arkham」シリーズの最新作。再リリースにあたって購入者に過去のシリーズタイトルを無料提供するとアナウンスしたことが話題となる一方、Windows 10では12GBのRAMが必要などと発表したことも話題になった。

6月の販売停止時点では、パフォーマンスに不満がある場合Steamや小売店の返金ポリシーに従って返金を受けるように説明しているだけだったが、今回はプレイ期間にかかわらず2015年末まで全額返金するという。シーズンパスについてもゲーム本体と同時であれば返金される。

返金を受けずにゲームを保持するユーザーには今後もパッチの提供や修正不可能な点についての説明などを行うとのこと。なお、返金を受けた場合に無料提供されたタイトルの扱いがどうなるのかや、Steam以外で購入したユーザーに対する返金については不明だ。
12568377 story
ゲーム

次期SteamOS、カーネルがLinux 4.1ベースに 14

ストーリー by headless
更新 部門より
現在ベータテストが行われている次期SteamOS「brewmaster」の最新版2.49では、カーネルがLinux 4.1 LTSベースに変更されているそうだ(Steam Universeの記事Phoronixの記事)。

brewmasterはDebian jessie(8.x安定版)ベース。これまではLinux 3.18 LTSベースのカーネルを使用しており、大幅な更新になるという。また、AMDとNVIDIAのグラフィックカード用ドライバーが最新版に更新されたほか、一部のキーボードやマウスが誤ってジョイスティックデバイスとして認識される問題に対処するため、ブラックリストを追加したとのことだ。
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人

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