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12301521 story
プログラミング

ドローンの集団的行動をプログラミングするための言語が登場 41

ストーリー by hylom
広く普及するのだろうか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

捜索や救助、マッピング、農業や工業の監視業務などに活用されているドローンだが、米海軍研究局(ONR)が開発した「LOCUST(低コスト無人航空機群)」は、ドローンの集団が情報共有を行い自律協調的行動を可能にするシステムを備えている(過去記事)。そして、最近になってこうしたチーム行動を単一のプログラムで処理するためのプログラミング言語「Buzz」が登場したという(論文Slashdot)。

このプログラミング言語は簡単なプログラムで複雑なタスクが必要となる自己組織化挙動を可能にしているという。言語の詳細や実施例などはGitHubで公開されている。

12300854 story
Firefox

Mozilla、Firefoxで音声再生中のタブにインジケーターを表示する機能を開発中 24

ストーリー by hylom
実装が大変なものだったとは知らなかった 部門より
headless 曰く、

Firefoxで音声再生中のタブにインジケーターを表示し、個別にミュート可能にする機能の開発が進められているそうだ(PCWorldDigital TrendsVentureBeat)。

この機能は2009年にBugzillaで提案されたものだが、議論は活発化と中断が繰り返されていた。Flashによる音声再生をFirefox側で検出できないのが最大の障壁とされていたが、Flash 18でAPIが追加されたことで議論は再び活発化。現在、開発者の間でテストが行われているとのこと。なお、FirefoxではNoise Controlアドオンを利用できるが、HTML5ビデオ/オーディオ専用であり、Flashには対応していない。

この機能は現在のところナイトリービルドのFirefoxにも搭載されておらず、リリース時期も未定だ。PCWorldが入手したテストビルドではFlashに未対応だったという。また、タブをミュートするとHTML5ビデオの再生が一時停止し、ミュートを解除しなければ再生を再開できないといったバグも存在したとのこと。

Google Chromeでは2013年に同様の機能がChromiumに搭載され、2014年1月に公開されたChrome 32以降で利用可能となっているが、カスタム版のFlash Playerを搭載するChromeではFlashへの対応も容易だったとみられる。また、OperaSafariMicrosoft Edgeにも相次いで追加されている。なお、Chromeではタブのミュート機能がデフォルトで無効になっている。ミュート機能を使用するには「chrome://flags/#enable-tab-audio-muting」を有効にし、Chromeを再起動する必要がある。

12281653 story
プログラミング

日立のメインフレームで使われたSHA-1実装の論理図面が公開される 41

ストーリー by hylom
読める方どうぞ 部門より

「IBMより5倍速かったSHA-1の論理図面」が公開された。

これは日立製作所のメインフレーム「MP5600EX」の暗号装置として製品化されたものの原案となったものだそうだ。これを使ったSHA-1実装は当時IBMが提供していたものよりも5倍以上高速だったという。

12281648 story
プログラミング

.NET Framework 4.6 と Visual Studio 2015、ついにリリース 42

ストーリー by hylom
完全版でも無料です 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

NET Framework 4.6Visual Studio 2015のRTM版がリリースされた(Developer Tools Blogs)。

タレコミ人はまだ移行していないのだが、スラドにはすでに触っている方々も多いと思う。どんなものだろうか?

Visual Studio 2015は無料で利用できるCommunity版と、Professional版(1199ドル)およびEnterprise版(5999ドル)が用意されている。Community版は個人利用や教育・研究およびオープンソースプロジェクトでの利用の場合は無制限で利用できる。

12276369 story
GNU is Not Unix

GCC 5.2リリース 24

ストーリー by headless
修正 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

7月16日、GCC 5.2がリリースされた。バグの修正が中心のリリースで目立った機能の追加等はないが、修正されたバグの中にはいくつか興味深いものがある(変更点OSDN Magazineの記事)。

たとえばBug 36043は、関数呼び出しでサイズが2^nバイトでない構造体を渡した際に、レジスタに展開される場合のアライメント処理に問題があり、SIGSEGVが起きるというものだ。これは実際のデータよりも多めにレジスタに読まれるだけなので、プログラムの動作自体には問題ないはずだ。ただし、管理領域の外のページがレジスタ上にロードされる可能性があり、まともなOSとCPUはこれを検知してSIGSEGVを発行する。この様な基本的なバグがまだ残っていたというのは驚きである。

その他、C++周りでペーストミスとみられるバグが修正されたり、std::nullptr_tのアライメントが変更されたりしている。また、GCCは変数テンプレートとconstexprとODRが組み合わさってリンクエラーが発生する傾向があったが、それについても修正されている。安定的にC++14を使えるのはずいぶん先になりそうである。

12274814 story
spam

GmailがLinus Torvalds氏あてのメールを大量にスパムと誤判定 41

ストーリー by headless
妨害 部門より
Linus Torvalds氏あてのメールを、Gmailが大量にスパムと誤判定するトラブルが発生していたそうだ(Torvalds氏のGoogle+記事The Registerの記事)。

Torvalds氏はGmailチームにあてたメッセージをGoogle+で公開。以前Gmailのスパムフィルターについてほめたことをすべて取り消さなくてはならないようだと述べ、何が起こったのかを説明している。大量の誤判定が始まったのは7月13日で、Linux Kernel Mailing List(lkml)など、メーリングリストのメッセージが主に誤判定されたようだ。Torvalds氏はスパムフォルダー内のおよそ3,000スレッドから1,190スレッドをスパムではないと手作業でマークしたとのこと。中にはパッチの添付されたものも含まれていたという。

Linuxカーネル開発はlkml経由での連絡に大きく依存している。Torvalds氏は今回の件を大惨事だとし、このように高い誤判定率がスパムフィルターを使えないものにしてしまうなどと述べている。Gmailチームは9日、Gmailのスパム誤判定率が0.05%以下であると公式ブログの記事で説明しているが、残念ながらTorvalds氏のGmailアカウントでトラブルが発生したのはその数日後のことだった。
12274810 story
アメリカ合衆国

米NSA、オープンソースのセキュリティー管理プラットフォーム「SIMP」を公開 15

ストーリー by headless
監視 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

米国家安全保障局(NSA)が、ネットワーク接続されたシステムのセキュリティー標準への準拠を維持するサイバーツール「Systems Integrity Management Platform(SIMP)」をGitHubで公開した(プレスリリースOSDN Magazineの記事iTnews.com.auの記事Slashdotの記事)。

NSAによると、米国では国防総省のほか、各情報機関で構成する情報コミュニティーの準拠要請により、複数の政府機関や企業がSIMPに似た技術を開発しているという。SIMPの公開により重複した取り組みを減らし、コミュニティー内での連携を強化できるとしている。ライセンスはApache License v2.0で、現在のところRed Hat Enterprise Linux 6.6/7.1およびCentOS 6.6/7.1-1503-01に対応する。

12273162 story
OS

Windows Insiderプログラム参加者にWindows 10ビルド10240の配信が始まる 19

ストーリー by headless
一歩 部門より
Microsoftは15日、Windows 10ビルド10240のWindows Insiderプログラム参加者向け配信を開始した(Blogging Windowsの記事)。

ビルド10240はWindows 10のRTMビルドになったと報じられており、デスクトップ右下に表示されていたInsider向けビルドであることを示すウォーターマークが表示されなくなっている。EULAも製品版のものに内容が変更されているようだ。ただし、MicrosoftのGabe Aul氏はRTMには言及せず、7月29日に配信されるビルドに一歩近づいたとのみ述べている。新OSリリースに並行して修正プログラムの準備も進めているとも報じられているが、実際にビルド10240へのアップグレード後にWindows Updateを実行すると、セキュリティ更新プログラム(KB3074663)のインストールが実行された。7月29日までにはさらに多くの更新プログラムが追加されている可能性もある。

Aul氏はビルド10240での変更点については特に触れていないが、Microsoft Edgeのパフォーマンスがさらに向上したと述べている。本ビルドのMicrosoft EdgeはChromeと比較してWebKit Sunspiderでは112%高速、Google Octaneでは11%高速、Apple JetStreamでは37%高速とのことだ。

ビルド10240はWindows Updateでのみ配信され、ISOイメージは提供されていない。FastリングだけでなくSlowリングに設定している場合でも適用されるが、Insider Programに登録したMicrosoftアカウントでログインしている必要がある。
12270685 story
OS

Windows 10がRTMに到達 22

ストーリー by hylom
そしてリリースへ 部門より
headless 曰く、

Microsoftが15日にWindows 10のRTMにサインオフしたと報じられている(The VergeNeowin)。

RTMのサインオフは7月9日と報じられていたが、今週に延期されていた。The Vergeの情報提供者によれば、RTMとなったのはビルド10240。RTM到達がアナウンスされるのかどうかは不明だという。ビルド10240は最初にWindows Insiderプログラム参加者へロールアウトされるが、新OSリリースに並行して修正プログラムの準備も進められているとのこと。

一方、Windows 10の一般リリースに向け、PC版Insider Previewの提供が一時中断している。Windows Updateでのビルド10162およびビルド10166の提供は終了しており、ISOイメージの提供も中断している。また、以前提供されていたプリリリース用のプロダクトキーで新たにアクティベーションすることはできないという。Windows Insiderプログラム参加者には、次のビルドがプロダクションチャネルを通じて配布されることになるとのことだ(Blogging WindowsPCWorld)。

12263970 story
Windows

Windows 10 Insider Previewビルド10166提供開始、RTMの完成はいつ? 38

ストーリー by headless
近日 部門より
Microsoftは9日、Windows 10 Insider Preview ビルド10166をFastリング向けに提供開始した。また、10日にはWindows 10 Mobile Insider Preview ビルド10166の提供も始まっている(Blogging Windowsの記事Blogging Windowsの記事2Neowinの記事)。

先日公開されたビルド10159/10162と同様にビルド10166もバグの修正が中心となっており、新機能の追加などはない。ただし、米国・シアトルエリア限定で、Microsoft Wi-Fiのアクセス権購入が可能になっているという。Insider Program担当のGabe Aul氏は古いビルドを使用しているInsider Program参加者に対し、最新ビルドに移行する時だと述べている。

なお、リークした内部向けビルド10163のスクリーンショットからRTMのサインオフは7月9日と報じられていたが、翌週に延期された模様。現時点でRTMの完成が1週間遅れても無料アップグレード対象のユーザーには影響しないが、Windows 10プリインストールマシンを製造するOEMの作業工程に影響する可能性がある。

このほか、Windows 10 SDK Previewビルド10166が公開されており、Windows 10パソコンからWindows 10 Mobile端末にユニバーサルWindowsアプリを展開するコマンドラインツール「Windows 10 Application Deployment(WinAppDeployCmd)」が追加されている。
12263285 story
プログラミング

「開発合宿」専用の宿泊プランを提供する湯河原の旅館 45

ストーリー by hylom
開発以外の合宿にも良いかも 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

ホテルや旅館に詰めて開発を行う「開発合宿」というのが流行しているそうだが、これに向けて湯河原の旅館「おんやど恵」が開発合宿に特化した宿泊プランを提供しているそうだ(INTERNET Watch)。

元SEという主人が考案したものだそうで、深夜でも利用できる施錠可能な会議室や無線LANを提供するほか、夜間の入浴などにも対応。価格は1泊2食付きで1人1万円から。別途有料でコーヒーや弁当などの提供も可能だという。

設備に関してはリンク先を参照頂くとして、このような開発合宿をしたことがある/予定がある方がおられたら、その効果や問題点についてご教示頂きたい。

12261920 story
Linux

Linux 4.2-rc1、追加されたコードは100万行以上 35

ストーリー by hylom
ハードウェアサポートの大変さが分かるお話 部門より
headless 曰く、

Linux 4.2-rc(リリース候補版)1が7月5日にリリースされた。変更された行数で見ると過去最大のrcになるという(メーリングリストでのアナウンスV3.co.ukThe RegisterPhoronix)。

Linus Torvalds氏によれば、4.2-rc1では100万行以上のコードが追加されおよそ25万行が削除されたという。およそ49%がAMDの新しいGPUドライバ関連のものとなっており、単一のドライバがパッチ全体の半分近くを占めるという、少し変わった状況になっているそうだ。一方、その他の変更点はいたって普通で、主にドライバーやアーキテクチャーの更新のほか、ファイルシステム関連の変更などが含まれる。ただしアーキテクチャー関連では、安定していてあまり変更されることのないローレベルのx86コードの一部で整理が行われた点が通常とは異なるとのこと。

なお、4.1-rc1はコミット数でみても過去最大級といえるが、3.15-rc1よりもわずかに少ないという。また、3.10-rc1のコミット数は4.2-rc1と同じぐらいであり、ファイナルリリース版ではさらに増加している。ただし、rc-1以降では多くのコミットをマージしない方向に進んでいるため、4.2が3.10と比較するほど大きなリリースになるとは考えていないようだ。

12256909 story
プログラミング

VB6ランタイムはWindows 10でもサポートされる 75

ストーリー by hylom
まだまだ死なぬVB6 部門より
Printable is bad. 曰く、

MicrosoftがWindows公式ブログにて、Visual Basic 6(VB6)のランタイムがWindows 10でもサポートされることを明らかにした。

VB6は今から約17年前の1998年にリリースされた開発ツールであり、.NETではない「旧来型VisualBasic」の最後のバージョンである。開発ツール自体のサポートはとっくに終了しているが、経験の少ないプログラマでも短時間で開発を行うことが可能なシンプルな構造であることから、未だに根強い人気がある。

約3年前に、MSDN MagazineのコラムニストDavid Platt氏が「ビールを賭けてもいい。MicrosoftはWindowsが9や10になってもVisual Basic 6をサポートしなければならないだろう」と述べていたことがスラドで話題になったが、この予測は見事に当たったようだ。

12249714 story
プログラミング

プログラミング言語をロード・オブ・ザ・リングにたとえると? 59

ストーリー by headless
特徴 部門より
テクノロジー系ブログのCarlCheo.comが、プログラミング言語をロード・オブ・ザ・リングの登場人物などにたとえた初心者向け言語選択フローチャートを公開している(CarlCheo.comの記事ITworldの記事)。

全部で9種類のプログラミング言語が取り上げられており、JavaScriptはホビット(その力が過小評価されていることが多い)、Cは一つの指輪(その力は誰もが知っている)、Objective-Cはスマウグ(孤独で黄金を愛する)などとなっている。ただし、プログラミング言語の特徴を説明するのにロード・オブ・ザ・リングを使用しているだけで、フローチャート自体にエピソードが使われているわけではない。初心者向けということでPythonにたどり着く選択肢が多いようだが、内容としてはごく普通のものとなっている。

このほかのプログラミング言語と登場人物の組み合わせは以下の通り。皆さんのご意見はいかがだろう。他にも追加すべきプログラミング言語と登場人物の組み合わせがあるだろうか。
  • Python — エント
  • Java — ガンダルフ
  • C++ — サルマン
  • C# — エルフ
  • Ruby — (ミドル・アースの)人間
  • PHP — オーク
12249620 story
Windows

Windows 10 Insider Preview、新ビルドが4日間に3回リリースされる 53

ストーリー by headless
続々 部門より
Microsoftは6月29日と30日、および7月2日(いずれも米国時間)にWindows 10 Insider Previewの新たなビルドをそれぞれ公開した。最新ビルドはビルド10162となっており、ISOイメージも公開されている(Blogging Windowsの記事1Blogging Windowsの記事2Blogging Windowsの記事3Windows Centralの記事The Registerの記事)。

29日に公開されたビルド10158では以前アナウンスされていた通り、新Webブラウザーの名称が「Project Spartan」から「Microsoft Edge」に公式に変更され、アイコンも「e」を変形したデザインのMicrosoft Edgeアイコンとなった。Microsoft Edgeの新機能としては、オプションで「ホーム」ボタンの追加やダーク系のテーマが選択できるようになり、起動時や新規タブに表示する内容をカスタマイズできるようになっているほか、お気に入り/ブックマークのインポート機能やバックグラウンドでのオーディオ再生機能などが追加されている。ホームボタンやダーク系のテーマはWindows Insiderからの要望が多かった機能だという。

また、タブレットモードでの操作性やWindows 8/8.1アプリおよびクラシック(Win32)アプリのサポートが改善されており、Cortanaではメール送信機能の追加やOffice 365との統合が行われている。ただし、まだ日本語環境ではCortanaを使用できない。PCとスマートフォンを連携させて使用するための「Phone Companion」アプリも追加されている。なお、「Insider Hub」アプリはデフォルトでインストールされなくなっており、「設定」アプリの「システム→アプリと機能→オプション機能の管理」から追加する必要がある。また、本ビルド以降、新ビルドに更新するにはInsider Programに登録したMicrosoftアカウントでのログインが必要となる。

30日に公開されたビルド10159と2日に公開されたビルド10162はバグの修正が中心となっており、ビルド10159ではビルド10158から300以上のバグが修正されているとのこと。細かい変更点としては、ビルド10159で新しい壁紙の追加とログイン画面の変更、ビルド10162にはMicrosoft Wi-Fiのアクセス権購入機能が追加されているようだ。

このほか、Windows 10 SDK PreviewおよびWindows 10 Mobile Emulator(ビルド10158)も6月30日に公開されている。それぞれWindows 10 Developer Toolsページからダウンロード可能だ( Building Apps for Windowsの記事Neowinの記事)。
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