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アメリカで頭のネジが緩んでるとしか思えない賠償金額が出てくる背景には、陪審員制度が深く関与しています。
日本の裁判員制度は刑事のみ、それも重罪裁判のみですが、アメリカでは民事でも陪審員=そこらの一般人が関与します。これは1791年(日本だと江戸時代の寛政3年!)改定の合衆国憲法修正第7条に書かれています。
一応全員一致を原則としていますが、しょせん一般人なので、弁の立つ弁護士にしてみれば丸め込むことなんか造作もないことで、例の「マクドナルドでコーヒーこぼして約3億9000万円」なんて評決が平気で出てしまうんですよねぇ。そもそも陪審員が高額賠償金を支払う評決を下しても、自分たちは一銭も損しないわけですし。
さらに刑事の場合は陪審員制による裁判を拒否する(権利を放棄する)こともできるのですが、民事だとどちらか一方が拒否しても、もう片方が望めば強制的に陪審員評決になるので、有象無象の判断を仰ぐことから逃れようがない。ヤレヤレ。
例の「マクドナルドでコーヒーこぼして約3億9000万円」の顛末https://news.yahoo.co.jp/articles/a471bd19a05ad00393596649273d9e0221c423c9 [yahoo.co.jp]最終的には7800万円で和解したようでまぁ、なんにしても自分で調べてみるって大事だね
>最終的には7800万円で和解したようで
そこから弁護士の取り分どれくらいなんやろ
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
陪審員制度の闇 (スコア:0)
アメリカで頭のネジが緩んでるとしか思えない賠償金額が出てくる背景には、陪審員制度が深く関与しています。
日本の裁判員制度は刑事のみ、それも重罪裁判のみですが、アメリカでは民事でも陪審員=そこらの一般人が関与します。これは1791年(日本だと江戸時代の寛政3年!)改定の合衆国憲法修正第7条に書かれています。
一応全員一致を原則としていますが、しょせん一般人なので、弁の立つ弁護士にしてみれば丸め込むことなんか造作もないことで、例の「マクドナルドでコーヒーこぼして約3億9000万円」なんて評決が平気で出てしまうんですよねぇ。そもそも陪審員が高額賠償金を支払う評決を下しても、自分たちは一銭も損しないわけですし。
さらに刑事の場合は陪審員制による裁判を拒否する(権利を放棄する)こともできるのですが、民事だとどちらか一方が拒否しても、もう片方が望めば強制的に陪審員評決になるので、有象無象の判断を仰ぐことから逃れようがない。ヤレヤレ。
Re: (スコア:2, 興味深い)
例の「マクドナルドでコーヒーこぼして約3億9000万円」の顛末
https://news.yahoo.co.jp/articles/a471bd19a05ad00393596649273d9e0221c423c9 [yahoo.co.jp]
最終的には7800万円で和解したようで
まぁ、なんにしても自分で調べてみるって大事だね
Re:陪審員制度の闇 (スコア:1)
>最終的には7800万円で和解したようで
そこから弁護士の取り分どれくらいなんやろ