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まさしく「金儲け主義」 (金儲けはみんながやらないといけないことなのに、 なぜ「金儲け主義」は批判のための言葉なんでしょうね...) のためのシェアウェアもあれば、そうでない (年間に1人でも払ってくれれば 御の字と思っている) 人もいるでしょう。サポートについても、商用ソフトの 一形態としてシェアウェアを開発している人は商用ソフト並みのサポートを 志向するでしょうし、そうでない人もいるでしょう。
つまり、フリー(無料)ソフトと商用ソフトのあいだには大きな隔たりが ありますが、シェアウェアはその長い距離のどこの地点にても位置できる のです。で、シェアウェアの作者は、自分の作品をどの地点に置くのか、 明記しないと、ユーザは困ってしまう(あるいは、ユーザの思い込みで サポートを要求されたりしてしまう)ことになります。
ドキュメントの作成が面倒だ、というのは、シェアウェアに限らず、 フリー(無料)ソフトやフリー(自由)ソフトウェアについても言えることです。 しかし、それが面倒なために公開を断念、というケースがあると 社会全体の損失になりますので、作者の意図をぴったりと表現する ドキュメントが簡単に作れたり選べたりするといいな、と思います。
フリー(自由)ソフトウェアの世界では、信頼性と完成度が高い できあいのライセンス文書がいくつかありますが (GPL、BSD など)、 フリー(無料)ソフトの場合には、きちんと吟味され、曖昧さを排除し、 誰もが使いまわしできるようなドキュメントの例というのがあるかどうか、 知りません。フリー(無料)ソフトで、しかも日本国内でしか流通しない ことを念頭においているなら、「常識」や「暗黙の了解」や「善意」に 頼ったいいかげんな文書でもいいのでしょうが、海外にも広めたい場合 には、「常識」なんて国ごとに違いますし、シェアウェアのように 金銭の授受を伴う場合には、しっかりと書いておかないと痛い目に 遭うかもしれません。
作者の意図をぴったりと表現するドキュメントが簡単に作れたり選べたりするといいな、と思います。
消費者保護法ではなくて消費者契約法ではと思ったり。
それはさておき、消費者契約法で保護されるのは「有償の売買契約」のみであって、これは「ユーザーと販売店」の間で締結されるものです。「ユーザーとメーカー」の間には金銭を伴う契約は存在しないので、消費者契約法の対象範囲外です。
消費者契約法には「この法律は無償の契約には適用されない」とあったと思いますが、ユーザーとメーカーの間に締結されるのは「無償のソフト使用契約」なので、メーカーは責任を負う必要はないということになります。それが良いのか悪いのかはさておき、法律ではそう規定されていたはず。
もちろん消費者契約法と同じような規定の民法第五七〇条の瑕疵担保責任も適用されないはずです。
シェアウェアなんかの場合は販売店を通しませんが、その場合はどうなるんでしょうね? 「売買契約」なのか「使用許諾契約」なのかで変わってくるとは思うんですが。
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
シェアウエアとは? (スコア:1)
タレコミAC氏が関わっているソフトは当然違うでしょうが、
シェアウエアは「商品」だという認識をもっている
シェアウエア作家が少ないと思いませんか?
対価を受け取る以上責任も発生するというのが
一般的な考えだと思います。
かといって、
立派なパッケージとCD-ROMと厳重なライセンス管理を行っている「商用ソフト」でも
サポートはカスだわ、
責任の放棄だけはパッケージの外箱にしっかりと書かれるわ。
ラップを破ったらそれを守れとか消費者保護法を無視した事が書いてあるわ。
外箱には、制限事項やなんかをしっかりと書いといて欲しいのですが。
Re:シェアウエアとは? (スコア:2, 興味深い)
> 一般的な考えだと思います。
う~ん
シェアウェアは逆なんじゃないかなぁと個人的に思います
「対価を受け取る以上責任も発生する」じゃなくて
「責任を果たしていると判断したから対価を払う」かな?
そのために制限付きとはいえ使えたりするのかなぁと
パッケージソフトとはやっぱり性質が違いますよ
# おいらは使う側だけどそう思う
Re:シェアウエアとは? (スコア:2, 興味深い)
それはカンパウェアという種類になります。
(呼び名が一般的ではない可能性がありますが)
シェアウェアはその名の通り制作にかかる費用を
ユーザーがシェアすることで作者の負担を軽減することが
目的です。
つまり金銭と責任は原則的には関係ありません。
ただ、日本人の感覚として、金銭の授受と責任が
どうしても結びついてしまいがちなので、それはそれで
アリなのかもしれません。
シェアウェアという仕組みが日本に入ってきた当初は、
いわゆるフリーウェアをシェアウェアに切り替えようものなら
「金儲け主義に走ったか」などと手痛い批判を浴びたり、
お金を払ったからといってユーザーの環境が原因の
動作不良まで面倒をみなければならなかったりと、
色々大変でした。
(今もまだそんな感じですが)
プログラミングよりもドキュメント作成のほうが
非常に面倒な作業になってしまって、結局公開を
とりやめたこともあります。
いまやバイナリ作らずソースレベルで/pubに放置する悪いプログラマーに
なってしまいました(笑)
#しかもMASMのソースだったりして
Re:シェアウエアとは? (スコア:2, 興味深い)
まさしく「金儲け主義」 (金儲けはみんながやらないといけないことなのに、 なぜ「金儲け主義」は批判のための言葉なんでしょうね...) のためのシェアウェアもあれば、そうでない (年間に1人でも払ってくれれば 御の字と思っている) 人もいるでしょう。サポートについても、商用ソフトの 一形態としてシェアウェアを開発している人は商用ソフト並みのサポートを 志向するでしょうし、そうでない人もいるでしょう。
つまり、フリー(無料)ソフトと商用ソフトのあいだには大きな隔たりが ありますが、シェアウェアはその長い距離のどこの地点にても位置できる のです。で、シェアウェアの作者は、自分の作品をどの地点に置くのか、 明記しないと、ユーザは困ってしまう(あるいは、ユーザの思い込みで サポートを要求されたりしてしまう)ことになります。
ドキュメントの作成が面倒だ、というのは、シェアウェアに限らず、 フリー(無料)ソフトやフリー(自由)ソフトウェアについても言えることです。 しかし、それが面倒なために公開を断念、というケースがあると 社会全体の損失になりますので、作者の意図をぴったりと表現する ドキュメントが簡単に作れたり選べたりするといいな、と思います。
フリー(自由)ソフトウェアの世界では、信頼性と完成度が高い できあいのライセンス文書がいくつかありますが (GPL、BSD など)、 フリー(無料)ソフトの場合には、きちんと吟味され、曖昧さを排除し、 誰もが使いまわしできるようなドキュメントの例というのがあるかどうか、 知りません。フリー(無料)ソフトで、しかも日本国内でしか流通しない ことを念頭においているなら、「常識」や「暗黙の了解」や「善意」に 頼ったいいかげんな文書でもいいのでしょうが、海外にも広めたい場合 には、「常識」なんて国ごとに違いますし、シェアウェアのように 金銭の授受を伴う場合には、しっかりと書いておかないと痛い目に 遭うかもしれません。
Re:シェアウエアとは? (スコア:0)
作者より利用者に合わせた方が良いでしょう。ただし、初心者向けにすると、上級者から苦情が来ます。逆もまた同様。未来永劫コレについて解決しないワナ。
>フリ
Re:シェアウエアとは? (スコア:0)
これ [mycom.co.jp]は?
Re:シェアウエアとは? (スコア:0)
多いですが、シェアは「配ってね」の意味です。
初期のシェアウェアは、インターネットのない時代に
配布されたので、友達や知ってる人に配ってねという意味で
この名前がつきました。
制作費を分担なんて事はないです。
消費者契約法 (スコア:2, 参考になる)
消費者保護法ではなくて消費者契約法ではと思ったり。
それはさておき、消費者契約法で保護されるのは「有償の売買契約」のみであって、これは「ユーザーと販売店」の間で締結されるものです。「ユーザーとメーカー」の間には金銭を伴う契約は存在しないので、消費者契約法の対象範囲外です。
消費者契約法には「この法律は無償の契約には適用されない」とあったと思いますが、ユーザーとメーカーの間に締結されるのは「無償のソフト使用契約」なので、メーカーは責任を負う必要はないということになります。それが良いのか悪いのかはさておき、法律ではそう規定されていたはず。
もちろん消費者契約法と同じような規定の民法第五七〇条の瑕疵担保責任も適用されないはずです。
シェアウェアなんかの場合は販売店を通しませんが、その場合はどうなるんでしょうね? 「売買契約」なのか「使用許諾契約」なのかで変わってくるとは思うんですが。
/* Written by Takayuki Masuda */
Re:消費者契約法 (スコア:0)
Re:消費者契約法 (スコア:0)
「労働法」じゃなくて「労働基準法」の間違いじゃないというのと同じレベル。
Re:シェアウエアとは? (スコア:0)
>対価を受け取る以上責任も発生するというのが
シェアウェアの料金は現状でのそのソフトウェアの機能に対する対価だと思います。
「金払ったんだからサポートしろ」という困ったチャンはメーカ製のパッケージソフトを買えばよろしい。
何の為の試用制度か。