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TINIという、Javaでプログラミングできる小型マイコンが廃品種になっていた模様。どうやらメーカー(Maxim Integrated)はTINIという名前を今は別の製品群に流用しているらしい。(紛らわしい!)元のマイコンの製品情報もメーカーのwebから無くなってるようなので、とりあえず下記のページをご覧ください。http://www.apms.com.au/tini/ [apms.com.au]http://www.tini.org/ [tini.org]
要はJavaインタプリタを内蔵した組込マイコンなんだけどね。 まあBASIC Srampみたいなものか。えっ、JavaとJavascriptは全然違うもの、無関係だって? すみません。。。。。。
JavaとJavaScriptは違うものだけど、無関係ってわけでもない。少なくとも、JavaScriptっていう名前が付けられたころは、LiveConnect [wikipedia.org]っていう機能があって、JavaScriptからの呼び出しで、(インタープリターである)ブラウザは、Javaで書かれた関数をそのままメモリにロードすることができた。だから、Javaのランタイムライブラリは(セキュリティ的な権限が許す限り)無条件でJavaScriptから使うことができたし、JavaScriptから呼び出すための関数をJavaで実装して、追加することもできた。
設計思想的には、複雑で速度を要求するコードはJavaで書いて、簡単な部分はJavaScriptで書くことを目指していた。これにより、HTTP越しにはコンパイル済みの中間コードを送ることで、パフォーマンスとHTMLのクロスプラットフォーム性を同時に満たす仕組みが出来上がった。この戦略は、今考えても、さして欠陥があるようには思えない。ただ、世の中の仕組みとして、主流にはなれなかった。
MicrosoftがIEに搭載したJScriptは、DOM以外の基本的な部分をJavaScriptから丸パクリしたから、JavaScriptとはほぼ完全な互換性があり、もちろんJavaとの連携機能をビルトインに含む。しかし、現実問題として、Javaでライブラリを開発して使っていたウェブデザイナーは、ほぼ皆無であり、代わりに、彼らはこぞってActiveXを使った。つまり、ウェブプログラマが付加したかったものは、Javaで完結するようなアルゴリズムではなく、OSが提供する描画やイベントを制御するAPIへのトンネルだった。見てくれとパフォーマンスの双方でJavaは負けた。
かくして、JavaとJavaScriptは無関係と見做されるようになったが、これは実際の仕様やブラウザの実装の実態には反している。むしろJavaScriptにとって、Javaは唯一の特別なコンパイル言語だった。しかしながら、JScriptにとってはそうではなかった。そして、いまでは、もう、JavaScriptにとっても特別とは言えなくなってしまった。
LiveConnect ありましたねぇ~。それでも、当時も知ってる人は多くはなかったよーな…。名前からすると、JavaScript がまだ LiveScript と呼ばれていた頃から存在してたのでしょうか?(°∀°)
情弱などという言葉が出来るよりも前、JavaScript動かしてたら「このwebはブラウザにウイルスか何かダウンロードさせて、おかしなことやらせてるんじゃないの?」と不審に思われたこともあったもんです本屋に行ってもJavaScriptの解説書など一冊も無し、職業プログラマでもJavaScriptをちゃんと知っている人(コード組んだことのある人)は僅少という今では考えられない状況でありました
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
Javaでプログラミングできる小型マイコン (スコア:1)
TINIという、Javaでプログラミングできる小型マイコンが廃品種になっていた模様。
どうやらメーカー(Maxim Integrated)はTINIという名前を今は別の製品群に流用しているらしい。(紛らわしい!)
元のマイコンの製品情報もメーカーのwebから無くなってるようなので、とりあえず下記のページをご覧ください。
http://www.apms.com.au/tini/ [apms.com.au]
http://www.tini.org/ [tini.org]
要はJavaインタプリタを内蔵した組込マイコンなんだけどね。 まあBASIC Srampみたいなものか。
えっ、JavaとJavascriptは全然違うもの、無関係だって? すみません。。。。。。
Re:Javaでプログラミングできる小型マイコン (スコア:1)
JavaとJavaScriptは違うものだけど、無関係ってわけでもない。少なくとも、JavaScriptっていう名前が付けられたころは、LiveConnect [wikipedia.org]っていう機能があって、JavaScriptからの呼び出しで、(インタープリターである)ブラウザは、Javaで書かれた関数をそのままメモリにロードすることができた。だから、Javaのランタイムライブラリは(セキュリティ的な権限が許す限り)無条件でJavaScriptから使うことができたし、JavaScriptから呼び出すための関数をJavaで実装して、追加することもできた。
設計思想的には、複雑で速度を要求するコードはJavaで書いて、簡単な部分はJavaScriptで書くことを目指していた。これにより、HTTP越しにはコンパイル済みの中間コードを送ることで、パフォーマンスとHTMLのクロスプラットフォーム性を同時に満たす仕組みが出来上がった。この戦略は、今考えても、さして欠陥があるようには思えない。ただ、世の中の仕組みとして、主流にはなれなかった。
MicrosoftがIEに搭載したJScriptは、DOM以外の基本的な部分をJavaScriptから丸パクリしたから、JavaScriptとはほぼ完全な互換性があり、もちろんJavaとの連携機能をビルトインに含む。しかし、現実問題として、Javaでライブラリを開発して使っていたウェブデザイナーは、ほぼ皆無であり、代わりに、彼らはこぞってActiveXを使った。つまり、ウェブプログラマが付加したかったものは、Javaで完結するようなアルゴリズムではなく、OSが提供する描画やイベントを制御するAPIへのトンネルだった。見てくれとパフォーマンスの双方でJavaは負けた。
かくして、JavaとJavaScriptは無関係と見做されるようになったが、これは実際の仕様やブラウザの実装の実態には反している。むしろJavaScriptにとって、Javaは唯一の特別なコンパイル言語だった。しかしながら、JScriptにとってはそうではなかった。そして、いまでは、もう、JavaScriptにとっても特別とは言えなくなってしまった。
Re: (スコア:0)
LiveConnect ありましたねぇ~。それでも、当時も知ってる人は多くはなかったよーな…。名前からすると、JavaScript がまだ LiveScript と呼ばれていた頃から存在してたのでしょうか?(°∀°)
Re: (スコア:0)
JavaScriptを有効にしてるなんて情弱だ!JSオフ推奨!みたいな時代もありましたからね。
重さとセキュリティとが主な原因で。
当時は情弱なんて言葉もなかったですが。
Re: (スコア:0)
情弱などという言葉が出来るよりも前、JavaScript動かしてたら「このwebはブラウザにウイルスか何かダウンロードさせて、おかしなことやらせてるんじゃないの?」と不審に思われたこともあったもんです
本屋に行ってもJavaScriptの解説書など一冊も無し、職業プログラマでもJavaScriptをちゃんと知っている人(コード組んだことのある人)は僅少という今では考えられない状況でありました