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ソフトウェアに限らないけど、たとえば「服」なら既製服と注文服で客のほうに「も」知識が要るのは圧倒的に注文服なんですが、それは客も理解してるのよね。事前に金を払ったからといって、早くできるわけでも、注文になかったものまで作ってくれるわけではないので、作ってほしいものがあれば、きっちり注文内容にそれを入れることが必要。
でもソフトウェアになると、なぜかそれが分からなくなってしまう。
既製品(パッケージソフト)で間に合わないから注文品にしているはずなのに、発注側が受注側に何でもかんでも「察する」ことを求めてちゃいけないよね。
形として見えるものじゃないから、分割受注みたいな形(アジャイル)にして「客の」リスク(と受注側のリスク)を下げようとしているのに、それを拒否されたら、どっちも不幸になるだけなのは散々説明されていると思うのです。
注文服の例えを使うと、アジャイルが避けられる理由(の1つ)も説明がついちゃいそうですね。「着丈はもっと長いのがいい」とかの直しようのない要望に後から気づいたら、最悪全部やり直しですから、全体が見えない段階でゴーを出すのは勇気がいるでしょう。それとやっぱり、値段が決まらない内に「買う」という決断はしづらいですね。
「これとこれは最初に決めないといけない。他は後で安く直せるから次のサイクルで検討すればいい」といった、一段上の判断ができてればリスクを抑えられるかな。でもそれができる人なら、きっとウォーターフォールでもちゃんと仕様を出せちゃますね。
なるほどなぁ。わかりやすい。
# 「開発方針も定まっていないように見えると~」、これが顧客側の軸のふらつきの反映みたいなもんなんだよな。# 方針というか全体像/骨子が見えてれば、肉付けしてってるんだし。## といえるほど、やったこともないのでエラいことは言えませんが。
注文服で寸法が合っているのが当然と言えるのは、採寸が必要であることが受注側・発注側の共通の知識になっているから。
ソフトウェアになると、受注側が必要だと思って問い合わせている事がなぜか発注側にちゃんと届かない。発注側はそんなこと知らないから、どこまでを当然のこととして伝える必要があるのかがいつまでも理解できない。業界の仕組みが、そういう共通の知識を蓄えていくことを阻害しているように思えます。
それは元請けが上前を撥ねるだけはねて仕事をしているふりだけしていて本来すべき仕事をしていないだけなのでは。
それならまだいいほうです。 発注側が理解していないために、受注側の意図が発注側に届いていないということのほうが多いですよ
発注側のシステム改修なのに、発注側どうなっているのかわからないことが多いため、受注側がこれでいいの?って聞いてもわからないので適当に答え、そして後からやっぱりこっち~と何度も修正を迫られる(もちろんタダで)
#業務内容はちゃんと理解されているか、現場志向なので面倒くさい(だから確認してるのに、後から常識でしょっ!とか使えないよっ!て言われて修正させられたり)
予算はチ○コケースだったでゴザる。
>たとえば「服」なら既製服と注文服で客のほうに「も」知識が要るのは圧倒的に注文服なんですが、>それは客も理解してるのよね。
「王様の仕立て屋」読むとそうでもなさそう。
「こちら、馬鹿には見えないシステムでございます」
#必要のないシステムを作らずにすませられるのならば、十分優秀なのかもしれない
特別料金をいただければ如何様にでも。
>背広作ってくれと言われて、袖のない背広を平気でつくってくるのがエンジニア。
だって、袖なし背広分の布しか用意してくれなかったじゃないか!
# 費用とか納期とか明らかに足りないのにフルスペックのものを要求されるってのも、この業界よくあるよね。
>背広作ってくれと言われて、袖のない背広を平気でつくってくるのがエンジニア。さすがに背広ではそれはない。そういうのはスーツ(笑)な人のいいがかり。
「水着」だったらいろいろだろうけどな。男性用ならまだしも、女性用で「水着下さい」じゃ誰だって回答に困るわ。
言われた通りなら、スーツ(笑)でも納品する、一般的に不完全な状態でも気にしない、という揶揄としての袖なし背広なのに、わざわざ袖なし背広を背広ではないと力説する必要あるの?
「背広作ってくれ」に対して「袖のない背広(一般的な認識でできるものではない)」を出してくるなんてことはありえないという話だろ
だから、発注側と受注側の双方で、共通した知識ベースが構築されていないって事を言っているのでしょ。発注側のデフォが受注側のデフォと同じものを表している訳じゃ無い。てか、このデフォってのもそもそもそうだよね。IT屋と金融関係だと意味が違う。
スーツ作ってくれと言われて痛スーツが出てきましたとか。#それはまた別の問題
>背広作ってくれと言われて、袖のない背広を平気でつくってくるのがエンジニア。えっ?政治家じゃないの?省エネルック [wikipedia.org]
要件定義担当者を間におけばいいのに
そしてウォーターフォール開発が最終解になります.
うん、それで良いのでは無いでしょうか。困ることが無いならそれで。
その人が、要件の優先度や、どんなユースケースを想定してるのかを把握していれば良いけどね。自分達が何をしたいのかもよく分からないからとりあえず手当たり次第に要件盛り込んで見積もりさせ、納期と予算をベースに個々の機能を取捨選択するから、ちぐはぐで作ったは良いが使えないものが往々にしてできてしまう。
要件定義後に要件が変わらないという前提ならこれでもいいんじゃないかな#みんなが困ってるのはそういうことでしょ
まず要件定義担当者とはどういう立場の人間でそのコストはだれが払うのかっていうのを決められないだろ
http://d.hatena.ne.jp/redips+law/20120502/1335971526 [hatena.ne.jp]仕様提示,説明の責任はユーザ側にあるのが原則
エンジニアが仕様を提案するのは、あくまでサービスなんよ。んでも、提案をまとめてユーザにアボ取ってプレゼンテーションして、そのあげく「そんなこと言われても分かんない、いちいち呼びつけないでよ」とか給料泥棒的な発言されて、空気読めよって目で見られた・・・こちらが。
現場では背広に袖がないのはあまりにも酷くね?って声が上がっててもどこかでもみ消されてしまうのはよくあること。そもそも既存の型紙には袖が付いているものしか無くて、袖を付けたほうが双方の利益になるのではと指摘しても「そもそもお客様の注文には袖が含まれてない。それで問題があるとは限らないのに袖を作るのはおかしい。文句があるのなら袖が無いと問題だという証拠を出せ」と言ってくるのがスーツです。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
既製品と受注品 (スコア:5, すばらしい洞察)
ソフトウェアに限らないけど、
たとえば「服」なら既製服と注文服で客のほうに「も」知識が要るのは圧倒的に注文服なんですが、
それは客も理解してるのよね。
事前に金を払ったからといって、早くできるわけでも、注文になかったものまで作ってくれるわけではないので、
作ってほしいものがあれば、きっちり注文内容にそれを入れることが必要。
でもソフトウェアになると、なぜかそれが分からなくなってしまう。
既製品(パッケージソフト)で間に合わないから注文品にしているはずなのに、発注側が受注側に何でもかんでも「察する」ことを求めてちゃいけないよね。
形として見えるものじゃないから、分割受注みたいな形(アジャイル)にして「客の」リスク(と受注側のリスク)を下げようとしているのに、
それを拒否されたら、どっちも不幸になるだけなのは散々説明されていると思うのです。
Re:既製品と受注品 (スコア:3, すばらしい洞察)
注文服の例えを使うと、アジャイルが避けられる理由(の1つ)も説明がついちゃいそうですね。
「着丈はもっと長いのがいい」とかの直しようのない要望に後から気づいたら、最悪全部やり直しですから、全体が見えない段階でゴーを出すのは勇気がいるでしょう。
それとやっぱり、値段が決まらない内に「買う」という決断はしづらいですね。
「これとこれは最初に決めないといけない。他は後で安く直せるから次のサイクルで検討すればいい」といった、一段上の判断ができてればリスクを抑えられるかな。
でもそれができる人なら、きっとウォーターフォールでもちゃんと仕様を出せちゃますね。
Re:既製品と受注品 (スコア:1)
なるほどなぁ。わかりやすい。
# 「開発方針も定まっていないように見えると~」、これが顧客側の軸のふらつきの反映みたいなもんなんだよな。
# 方針というか全体像/骨子が見えてれば、肉付けしてってるんだし。
## といえるほど、やったこともないのでエラいことは言えませんが。
M-FalconSky (暑いか寒い)
Re: (スコア:0)
ソフトウェアだとそういう部分の齟齬が良く起こる。
服と比べるのはちょっと違うな。
Re:既製品と受注品 (スコア:1)
注文服で寸法が合っているのが当然と言えるのは、採寸が必要であることが受注側・発注側の共通の知識になっているから。
ソフトウェアになると、受注側が必要だと思って問い合わせている事がなぜか発注側にちゃんと届かない。発注側はそんなこと知らないから、どこまでを当然のこととして伝える必要があるのかがいつまでも理解できない。業界の仕組みが、そういう共通の知識を蓄えていくことを阻害しているように思えます。
Re: (スコア:0, オフトピック)
それは元請けが上前を撥ねるだけはねて仕事をしているふりだけしていて本来すべき仕事をしていないだけなのでは。
Re:既製品と受注品 (スコア:2)
それならまだいいほうです。
発注側が理解していないために、受注側の意図が発注側に届いていないということのほうが多いですよ
発注側のシステム改修なのに、発注側どうなっているのかわからないことが多いため、受注側がこれでいいの?って聞いてもわからないので適当に答え、そして後からやっぱりこっち~と何度も修正を迫られる(もちろんタダで)
#業務内容はちゃんと理解されているか、現場志向なので面倒くさい(だから確認してるのに、後から常識でしょっ!とか使えないよっ!て言われて修正させられたり)
パワードスーツが必要かと思ったら (スコア:0)
予算はチ○コケースだったでゴザる。
Re: (スコア:0)
>たとえば「服」なら既製服と注文服で客のほうに「も」知識が要るのは圧倒的に注文服なんですが、
>それは客も理解してるのよね。
「王様の仕立て屋」読むとそうでもなさそう。
Re:既製品と受注品 (スコア:1)
「こちら、馬鹿には見えないシステムでございます」
#必要のないシステムを作らずにすませられるのならば、十分優秀なのかもしれない
#存在自体がホラー
Re: (スコア:0)
特別料金をいただければ如何様にでも。
Re:既製品と受注品 (スコア:2, すばらしい洞察)
>背広作ってくれと言われて、袖のない背広を平気でつくってくるのがエンジニア。
だって、袖なし背広分の布しか用意してくれなかったじゃないか!
# 費用とか納期とか明らかに足りないのにフルスペックのものを要求されるってのも、この業界よくあるよね。
Re:既製品と受注品 (スコア:1)
>背広作ってくれと言われて、袖のない背広を平気でつくってくるのがエンジニア。
さすがに背広ではそれはない。
そういうのはスーツ(笑)な人のいいがかり。
「水着」だったらいろいろだろうけどな。
男性用ならまだしも、女性用で「水着下さい」じゃ誰だって回答に困るわ。
Re: (スコア:0)
言われた通りなら、スーツ(笑)でも納品する、一般的に不完全な状態でも気にしない、
という揶揄としての袖なし背広なのに、わざわざ袖なし背広を背広ではないと力説する必要あるの?
Re: (スコア:0)
「背広作ってくれ」に対して「袖のない背広(一般的な認識でできるものではない)」を出してくる
なんてことはありえない
という話だろ
Re: (スコア:0)
だから、発注側と受注側の双方で、共通した知識ベースが構築されていないって事を言っているのでしょ。
発注側のデフォが受注側のデフォと同じものを表している訳じゃ無い。
てか、このデフォってのもそもそもそうだよね。IT屋と金融関係だと意味が違う。
Re:既製品と受注品 (スコア:1)
スーツ作ってくれと言われて痛スーツが出てきましたとか。
#それはまた別の問題
#存在自体がホラー
Re:既製品と受注品 (スコア:1)
>背広作ってくれと言われて、袖のない背広を平気でつくってくるのがエンジニア。
えっ?政治家じゃないの?
省エネルック [wikipedia.org]
#存在自体がホラー
Re: (スコア:0)
要件定義担当者を間におけばいいのに
Re: (スコア:0)
そしてウォーターフォール開発が最終解になります.
Re: (スコア:0)
うん、それで良いのでは無いでしょうか。困ることが無いならそれで。
Re: (スコア:0)
要件定義担当者を間におけばいいのに
その人が、要件の優先度や、どんなユースケースを想定してるのかを把握していれば良いけどね。
自分達が何をしたいのかもよく分からないからとりあえず手当たり次第に要件盛り込んで見積もりさせ、
納期と予算をベースに個々の機能を取捨選択するから、ちぐはぐで作ったは良いが使えないものが往々にしてできてしまう。
Re:既製品と受注品 (スコア:2)
要件定義後に要件が変わらないという前提ならこれでもいいんじゃないかな
#みんなが困ってるのはそういうことでしょ
Re: (スコア:0)
まず要件定義担当者とはどういう立場の人間でそのコストはだれが払うのかっていうのを決められないだろ
Re: (スコア:0)
http://d.hatena.ne.jp/redips+law/20120502/1335971526 [hatena.ne.jp]
仕様提示,説明の責任はユーザ側にあるのが原則
エンジニアが仕様を提案するのは、あくまでサービスなんよ。
んでも、提案をまとめてユーザにアボ取ってプレゼンテーションして、そのあげく
「そんなこと言われても分かんない、いちいち呼びつけないでよ」
とか給料泥棒的な発言されて、空気読めよって目で見られた・・・こちらが。
Re: (スコア:0)
現場では背広に袖がないのはあまりにも酷くね?って声が上がっててもどこかでもみ消されてしまうのはよくあること。
そもそも既存の型紙には袖が付いているものしか無くて、袖を付けたほうが双方の利益になるのではと指摘しても
「そもそもお客様の注文には袖が含まれてない。それで問題があるとは限らないのに袖を作るのはおかしい。文句があるのなら袖が無いと問題だという証拠を出せ」と言ってくるのがスーツです。