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オブジェクト指向こそ約束の地!と言う感じでC++のアカデミズムに辟易した(付いて行けなかった)人が集まって出来たのがJavaなんじゃないですかね。誰も何も言わなければそのまま明後日の方向に突き進んでしまう事もよくあると言えばよくある事です。それが無意味な事であるとも限りませんが。
どこにぶら下げるかなやみつつ。
C++ってば、アカデミズムあふれるオブジェクト指向言語なんかじゃ全然ないです。オブジェクト指向もサポートしている変態(本気で考えないと理解できない微妙な制限てんこ盛りのなんでもあり)言語です。
いや正直、テンプレートでメタプログラミングとか、楽しくてしょうがない。でもね、どんなに頑張っても、すらっとスマートポインタとか作れないですよ。なんちゃってレベルならすぐ作れるけど、あまりにもバッドノウハウが必要すぎる。 ここ [wikibooks.org]とかよむと、自信なくしちゃいます。
以前はC++最高と思ってたけど、なんかもう疲れたよ。お願い、もう仕様を増やさないで。
親コメントのACです。アカデミズムと言いましたが、C++の形式と伝統(互換性)を堅持しつつ理論的探求を怠らない姿勢について言ったつもりです。形式の点はISO標準と言う国際規格である以上拘らないと言う選択肢はありませんが、それ以上にStroustrupの方針がそういった(学者的かつ技術者的な)妥協の無い、言ってしまえばエリート的な利用者層を強く背景にしているのではないかと思う事はあります(Stroustrup自身がそのような能力ある人々に囲まれている故、本人はそれに明確には気付いていないのではないか、と考えるのは下衆の勘繰りになりますが)。私自身はC++儲なので基本的には現在の委員会の態度にはコミットしますし現在のC++も、C++0xを含め方向性は間違っていないと信じていますが、その委員会を含めた中心的コミュニティの中で行われる先進的で高度な(「実益の無い」)議論についていけない、あるいは言語そのものに含まれる数学的理論的側面には興味の無い向きには、机上の議論に現を抜かすひたすら動きの遅い困った状態であり、もっと適当な所で手を打てと思いたくなるのは無理からぬ事であるとも思います。親コメントではそういった「業務」にだけ興味がある人々がJavaを手ごろな解決策として、多少瑕疵や不自由があったとしても我慢して、あるいは気付かずに使う事になり、かつ彼らのような勢力が社会図の結構な割合に達しているのならば、必ずしも彼らを「遅れた人々」として見下す事は妥当ではないのではないか。彼らは単に「違う人々」であるのだ。そのように言いたかったわけです。
まあトピックの話題に付いて言えば、理解出来ないという理由でオブジェクト指向を避けるというのは単に自分の不勉強を露呈している事であり、みっともないだけだと思いますが。
# 今更ながらIDで書いたほうがよかったかな
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ソースを見ろ -- ある4桁UID
このはてしなく長いプログラマ坂をよ・・・ (スコア:3, おもしろおかしい)
ということは、知らずにやってた時期があったわけですね。
それはさておき、新たな技法を手に入れて過去の所行を見直したり、教科書に書いてある技をそれと知らず再発明したり、 逆についうっかりおっちょこちょいな独自の技法を編み出してしまったり、 「いやお前の考えはおかしい。エライ人が書いた教科書にもこっち方が正しいと書いてある」と言う実はもっともなアドバイスに反発してみたり、 後になって自らの過ちに気付いたり。 プログラマはそうやって、一歩一歩、成長を遂げるもんでしょう。
このトピックの話題も、そういう階段を一段上がり損ねた一事例に過ぎないでしょうから、ほほえましく見守ってあげれば良いんじゃないでしょうか。
# そうだそうだ!と言う賛同者をたくさん集めちゃって、階段の踊り場なんかが形成されたら嫌だけど
Re: (スコア:0)
オブジェクト指向こそ約束の地!と言う感じでC++のアカデミズムに辟易した(付いて行けなかった)人が集まって出来たのがJavaなんじゃないですかね。誰も何も言わなければそのまま明後日の方向に突き進んでしまう事もよくあると言えばよくある事です。それが無意味な事であるとも限りませんが。
Re: (スコア:1, 興味深い)
どこにぶら下げるかなやみつつ。
C++ってば、アカデミズムあふれるオブジェクト指向言語なんかじゃ全然ないです。オブジェクト指向もサポートしている変態(本気で考えないと理解できない微妙な制限てんこ盛りのなんでもあり)言語です。
いや正直、テンプレートでメタプログラミングとか、楽しくてしょうがない。でもね、どんなに頑張っても、すらっとスマートポインタとか作れないですよ。なんちゃってレベルならすぐ作れるけど、あまりにもバッドノウハウが必要すぎる。 ここ [wikibooks.org]とかよむと、自信なくしちゃいます。
以前はC++最高と思ってたけど、なんかもう疲れたよ。お願い、もう仕様を増やさないで。
Re:このはてしなく長いプログラマ坂をよ・・・ (スコア:0)
親コメントのACです。アカデミズムと言いましたが、C++の形式と伝統(互換性)を堅持しつつ理論的探求を怠らない姿勢について言ったつもりです。形式の点はISO標準と言う国際規格である以上拘らないと言う選択肢はありませんが、それ以上にStroustrupの方針がそういった(学者的かつ技術者的な)妥協の無い、言ってしまえばエリート的な利用者層を強く背景にしているのではないかと思う事はあります(Stroustrup自身がそのような能力ある人々に囲まれている故、本人はそれに明確には気付いていないのではないか、と考えるのは下衆の勘繰りになりますが)。
私自身はC++儲なので基本的には現在の委員会の態度にはコミットしますし現在のC++も、C++0xを含め方向性は間違っていないと信じていますが、その委員会を含めた中心的コミュニティの中で行われる先進的で高度な(「実益の無い」)議論についていけない、あるいは言語そのものに含まれる数学的理論的側面には興味の無い向きには、机上の議論に現を抜かすひたすら動きの遅い困った状態であり、もっと適当な所で手を打てと思いたくなるのは無理からぬ事であるとも思います。
親コメントではそういった「業務」にだけ興味がある人々がJavaを手ごろな解決策として、多少瑕疵や不自由があったとしても我慢して、あるいは気付かずに使う事になり、かつ彼らのような勢力が社会図の結構な割合に達しているのならば、必ずしも彼らを「遅れた人々」として見下す事は妥当ではないのではないか。彼らは単に「違う人々」であるのだ。そのように言いたかったわけです。
まあトピックの話題に付いて言えば、理解出来ないという理由でオブジェクト指向を避けるというのは単に自分の不勉強を露呈している事であり、みっともないだけだと思いますが。
# 今更ながらIDで書いたほうがよかったかな