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中国のソフトベンダに外注を出すと、常にそのような局面に出くわします。
ある障害が起きたときに、「この例外を出ないようにしろ」と伝えたときには、しれっと空catch節で包まれて納品されてきました。
・・・ええ、明らかに悪いのは当方です。彼らは言われたことをするのに、最大限の省力化を図るのを身上と考えている人たちです。行間に書いたことを読み取ってもらおうなどというのはただの甘えです。
回路図引くときに、某大手デバイスのセカンドソースではない安物互換品で、今ひとつ信号のツッコミ方が分からんのがあったけど現物が納品直前までこないのでリファレンス通りの回路を作ったら見事に動かなくてあれこれやっても売り込んできた商社のサポートに張り付いてもダメだったので社外の(そしてそのデバイスを売り込んだ某社でもない)知恵袋に泣きついたら、おまえここはこれかまさなきゃダメよ。ってんでロジック数個の子基板でっち上げて納品したとか、部品のピン配列のCAD設定チョンボして配列さかさになっていたことに試作が来てから気がついてしょうがないから手製変換基板とかケーブルとかでっち上げたりとか…回路設計から部品調達・調整まで一人で五役六役する羽目になると(ま、そうでなくてチームでやる場合であれ)ハードウェアでもDirty Hackと言うかBoodoo Magic的なソレは結構ありますよ。# 人が全くいないからって、あんなにきつい職場はもうごめんだ(と言うか歳が歳だから無理だ)、心身ボロボロorz
勿論最悪三次(位までしか許されていない)試作までには潰してしまって、後は量産ロット単位での改版扱い(で、不具合が出たら回収して手半田とジャンパと場合によっては専用子基板で改修、返送と言う…)にしてしまう訳ですが。試作や評価のための先行品については客先納品をDirty Hack品で出して、そのかわり「限定条件としてここをこーしてあるからこの部分(主に振動とか衝撃のアレ)で破綻するかもしれないです。次の試作で潰すから許してね(はあと)フィードバックお願いしますね(はあと)」と言うラブレター(?)を免罪符代わりにつけるというのは普通にありましたが…これは会社とわず。
>「納品直前に車軸にひび割れが見つかったんだけど、粘土詰めておきました。」とか、
量産品なんて普通にありますよ。納品されたものが仕様と違うとか、修理から上がってきたら、見た目を誤魔化しただけだったとか。
自分も納期までに数を揃えて出荷する必要に迫られ、不良品を気付かなかった振りして出荷した経験があるので、納品物が良品である保証は無いと思ってます。#不良出したのは自分で、出荷を指示したのは上司だったが……
うろ覚えだけど4,5年前にSUNのサーバ周辺機器修理対応を依頼したらメーカ修理になり納期ギリギリに返ってきたけど何をどう修理したのか判らなかったこととか。クレームつけたら適当に誤魔化そうとしてきた……orzバレちまったときは、謝り倒して見せ掛けでも誠意を示さないと泥沼になるのにねえ。
詐欺といえば詐欺かもしれないが、客側も気にかかるところだ。問題外な仕様とか常識外れな見積依頼とか滅茶苦茶な納期とかが、背景にあった気がする。
非ITな前職だが、俺の上司も年度末(クレームの多い時期)には客先の都合上危ない橋を渡っていた。少なくとも外注先には「俺が尻を拭いてやるから心配するな」と怒鳴っていたが。
元自動車部品の製造業だけど、量産だったら、不良が見つからないで出荷ってこともあるでしょ。試作だって、ある程度個数があれば全品合格品なんてあり得ないでしょ。
# 歩留まり悪くて全数検査# なんてことやったことがあるみたいでしたよ
売り言葉に買い言葉ってやつだな。#1630974 [srad.jp]は言い方悪い。
当然ハード屋だって頭悪い俺のような奴はいる。間に合わないの分かってたからテープリール空で巻いて納品したら製品入ってねえぞコレどういうことだ!って営業が客先と一緒に怒鳴り込んで来たことはあった。その時間の間にヒーヒー言いながら仕込んだ製品をそういうこともあろうかともう一本用意しておきましたっていいながら自信たっぷりにおもむろに懐から出したら営業に引っぱたかれた。その衝撃で製品がリールごと床に落下。検品前の事故のために客先の目の前で対衝撃性チェックの為に全品再検査をやらされて納期に1日半遅れた。
いいか、いい子は納品で遊んじゃダメだ。
>ハード関係の仕事ではありえない…シベリア鉄道の話だけど、初めて別の国の列車とつなぐときに連結器が(同一規格にもかかわらず)どうしてもつながらずエンジニアを遠くから呼び出して修繕を頼んだら「ハンマーでたたきゃ入るんだよ」ゲシゲシと2~3時間ひっぱたいてなおしたって言う事例もあるからなぁ
#どこの国境の話かかかなくてもわかるよね?
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
オフショアアウトソーシングではよくあること (スコア:4, 興味深い)
中国のソフトベンダに外注を出すと、常にそのような局面に出くわします。
ある障害が起きたときに、「この例外を出ないようにしろ」と伝えたときには、
しれっと空catch節で包まれて納品されてきました。
・・・ええ、明らかに悪いのは当方です。
彼らは言われたことをするのに、最大限の省力化を図るのを身上と考えている人たちです。
行間に書いたことを読み取ってもらおうなどというのはただの甘えです。
Re:オフショアアウトソーシングではよくあること (スコア:0)
プログラマと言う職業のダメさを語っているような。
ハード関係の仕事ではありえない…
「納品直前に車軸にひび割れが見つかったんだけど、粘土詰めておきました。」とか、
一人五役(Re:オフショアアウトソーシングではよくあること (スコア:2, 興味深い)
回路図引くときに、某大手デバイスのセカンドソースではない安物互換品で、今ひとつ信号のツッコミ方が分からんのがあったけど現物が納品直前までこないのでリファレンス通りの回路を作ったら見事に動かなくてあれこれやっても売り込んできた商社のサポートに張り付いてもダメだったので社外の(そしてそのデバイスを売り込んだ某社でもない)知恵袋に泣きついたら、おまえここはこれかまさなきゃダメよ。ってんでロジック数個の子基板でっち上げて納品したとか、
部品のピン配列のCAD設定チョンボして配列さかさになっていたことに試作が来てから気がついてしょうがないから手製変換基板とかケーブルとかでっち上げたりとか
…回路設計から部品調達・調整まで一人で五役六役する羽目になると(ま、そうでなくてチームでやる場合であれ)ハードウェアでもDirty Hackと言うかBoodoo Magic的なソレは結構ありますよ。
# 人が全くいないからって、あんなにきつい職場はもうごめんだ(と言うか歳が歳だから無理だ)、心身ボロボロorz
勿論最悪三次(位までしか許されていない)試作までには潰してしまって、後は量産ロット単位での改版扱い(で、不具合が出たら回収して手半田とジャンパと場合によっては専用子基板で改修、返送と言う…)にしてしまう訳ですが。
試作や評価のための先行品については客先納品をDirty Hack品で出して、そのかわり「限定条件としてここをこーしてあるからこの部分(主に振動とか衝撃のアレ)で破綻するかもしれないです。次の試作で潰すから許してね(はあと)フィードバックお願いしますね(はあと)」と言うラブレター(?)を免罪符代わりにつけるというのは普通にありましたが…これは会社とわず。
Re:オフショアアウトソーシングではよくあること (スコア:1)
>「納品直前に車軸にひび割れが見つかったんだけど、粘土詰めておきました。」とか、
量産品なんて普通にありますよ。
納品されたものが仕様と違うとか、
修理から上がってきたら、見た目を誤魔化しただけだったとか。
自分も納期までに数を揃えて出荷する必要に迫られ、
不良品を気付かなかった振りして出荷した経験があるので、
納品物が良品である保証は無いと思ってます。
#不良出したのは自分で、出荷を指示したのは上司だったが……
うろ覚えだけど4,5年前に
SUNのサーバ周辺機器修理対応を依頼したらメーカ修理になり
納期ギリギリに返ってきたけど何をどう修理したのか判らなかったこととか。
クレームつけたら適当に誤魔化そうとしてきた……orz
バレちまったときは、謝り倒して見せ掛けでも誠意を示さないと泥沼になるのにねえ。
☆大きい羊は美しい☆
Re: (スコア:0)
他の方々のコーディングの話は、まあそれだけじゃ犯罪なのか
単なる雑な仕事なのか判断できませんけど、
jerry_fishさんのこれは「詐欺」なんでは...
Re: (スコア:0)
詐欺といえば詐欺かもしれないが、客側も気にかかるところだ。
問題外な仕様とか常識外れな見積依頼とか滅茶苦茶な納期とかが、背景にあった気がする。
非ITな前職だが、俺の上司も年度末(クレームの多い時期)には客先の都合上危ない橋を渡っていた。
少なくとも外注先には「俺が尻を拭いてやるから心配するな」と怒鳴っていたが。
Re:オフショアアウトソーシングではよくあること (スコア:1)
元自動車部品の製造業だけど、
量産だったら、不良が見つからないで出荷ってこともあるでしょ。
試作だって、ある程度個数があれば全品合格品なんてあり得ないでしょ。
# 歩留まり悪くて全数検査
# なんてことやったことがあるみたいでしたよ
Re: (スコア:0)
Re:オフショアアウトソーシングではよくあること (スコア:1, おもしろおかしい)
売り言葉に買い言葉ってやつだな。#1630974 [srad.jp]は言い方悪い。
当然ハード屋だって頭悪い俺のような奴はいる。
間に合わないの分かってたからテープリール空で巻いて納品したら製品入ってねえぞコレどういうことだ!って営業が客先と一緒に怒鳴り込んで来たことはあった。
その時間の間にヒーヒー言いながら仕込んだ製品をそういうこともあろうかともう一本用意しておきましたっていいながら自信たっぷりにおもむろに懐から出したら営業に引っぱたかれた。
その衝撃で製品がリールごと床に落下。検品前の事故のために客先の目の前で対衝撃性チェックの為に全品再検査をやらされて納期に1日半遅れた。
いいか、いい子は納品で遊んじゃダメだ。
Re: (スコア:0)
>#1630974は言い方悪い。
それはさておき、#1630974のコメントとしては、ハードだから問題点を話さないという訳じゃあない。
単にこのトピックがソフトなだけで、ハードの話題で提示されてたら似た様な展開になってただろう。
件数的には少ないだろうけどね、ハード技術者よりソフト技術者の方が多いだろうから。
加えてハードだとソフトよりはやっつけという部分は少ないかなぁ。
ソフトより狭い範囲の仕事であり、やっつけが効く部分は少ないのだから。
例えば通信レイヤーで言えばOSI 7階層の一番下が物理層で他は全てソフトが担当の様に
ハードはベースの共通部分であり、影響範囲は大きいが多様性としてはソフトの様にはない。
Re: (スコア:0)
>ハード関係の仕事ではありえない…
シベリア鉄道の話だけど、初めて別の国の列車とつなぐときに連結器が(同一規格にもかかわらず)どうしてもつながらず
エンジニアを遠くから呼び出して修繕を頼んだら
「ハンマーでたたきゃ入るんだよ」ゲシゲシ
と2~3時間ひっぱたいてなおしたって言う事例もあるからなぁ
#どこの国境の話かかかなくてもわかるよね?