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でもHTMLはプログラミング言語じゃないよ
マークアップ言語ですよ。辞書のエッチな単語を蛍光ペンでマーキングするのをプログラミングと呼べるならその呼び方もありかと思いますが。
文章の記述と一緒にしてしまう人が多いかもってのは確かにありますが、本来であればプレーンテキストが前提としてあり、それに対してDTDに沿って意味付けのマークアップをする作業がHTMLを書くという部分に相当しますから、文章編集というのはそうですが、一から書く文章書きとも同列にしない方が良いかもです。
SGMLはもともとヨーロッパの方で組版に利用されているフォーマットですし、そういう意味でも編集・構成というのは良い目の付け所だと思います。しかし、どこをどうどれだけマークアップするかというのは記述者にゆだねられているのでレベルは本当にピンキリ、下手するとむちゃくちゃなマークアップに似た何かで単なるマーク以下のレベルの仕事をするところもありますし、それでもプロとして第一線でイケてたりするのですから、マークアップする人間の仕事自体が高い価値を認められず、低いレベルの仕事と見なされるのもある程度已む無しな気がします。
立派なプログラムだろ?それは。実際、色セロファンインタプリタで実行すると、ちゃんと処理後の姿が見えるだろうに。#マークアップ言語ってのは表現に特化したプログラミング言語だよ。PostScriptでゲームとか作ったなぁ。
しかしながら、HTMLには処理の部分が抜けておりますよ。
プログラムがコンピュータへの処理を指示するものとするならば、HTMLによって記述されたリソースは記述されたそれ自体が最終的な出力結果であって、命令が存在せず、どのように処理すべきかの指示がありません。元々の言語の設計が「処理後の姿」をどう表現するかを分離し、処理系に任せることを想定しているので・・。言うなればどの色のセロファンで処理するのか、あるいはそもそもセロファンで処理をしないのかについてはそのリソースを入手したUAに委ねられていて、それが例えば特定の色セロファンを通すと黒く塗りつぶされて見えるというのが処理結果なのか、別の特定の色のセロファンで線が認識出来ないのが処理結果なのか、あるいは線が引かれて強調されているだけなのが処理結果なのか・・。
ともあれ、マークアップ言語の全てが確定した処理結果を持たないとは言いませんが、少なくともHTMLは処理結果を保証しません。保証された処理結果が存在しないためトライアンドエラーでは成果物に到達しえず、結果の無い状態で成果物を作成しなければならないことから、本当はプログラムより難しいのかもしれませんが・・。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
プログラマ (スコア:1, 参考になる)
Re: (スコア:1, すばらしい洞察)
でもHTMLはプログラミング言語じゃないよ
Re: (スコア:0)
Re:プログラマ (スコア:2, すばらしい洞察)
マークアップ言語ですよ。辞書のエッチな単語を蛍光ペンでマーキングするのをプログラミングと呼べるならその呼び方もありかと思いますが。
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re: (スコア:0)
今時なら細部はさておき、大元はビジュアルなHTMLエディタ使って
ワードの文書書きと大差無い作業だから、マークというよりは文書編集・構成作業だけどな。
マークというのは区分だけで、作業的に単なるマークとはレベルが違う。
Re:プログラマ (スコア:1)
文章の記述と一緒にしてしまう人が多いかもってのは確かにありますが、本来であればプレーンテキストが前提としてあり、それに対してDTDに沿って意味付けのマークアップをする作業がHTMLを書くという部分に相当しますから、文章編集というのはそうですが、一から書く文章書きとも同列にしない方が良いかもです。
SGMLはもともとヨーロッパの方で組版に利用されているフォーマットですし、そういう意味でも編集・構成というのは良い目の付け所だと思います。しかし、どこをどうどれだけマークアップするかというのは記述者にゆだねられているのでレベルは本当にピンキリ、下手するとむちゃくちゃなマークアップに似た何かで単なるマーク以下のレベルの仕事をするところもありますし、それでもプロとして第一線でイケてたりするのですから、マークアップする人間の仕事自体が高い価値を認められず、低いレベルの仕事と見なされるのもある程度已む無しな気がします。
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re: (スコア:0)
立派なプログラムだろ?それは。
実際、色セロファンインタプリタで実行すると、ちゃんと処理後の姿が見えるだろうに。
#マークアップ言語ってのは表現に特化したプログラミング言語だよ。PostScriptでゲームとか作ったなぁ。
Re:プログラマ (スコア:1)
しかしながら、HTMLには処理の部分が抜けておりますよ。
プログラムがコンピュータへの処理を指示するものとするならば、HTMLによって記述されたリソースは記述されたそれ自体が最終的な出力結果であって、命令が存在せず、どのように処理すべきかの指示がありません。元々の言語の設計が「処理後の姿」をどう表現するかを分離し、処理系に任せることを想定しているので・・。
言うなればどの色のセロファンで処理するのか、あるいはそもそもセロファンで処理をしないのかについてはそのリソースを入手したUAに委ねられていて、それが例えば特定の色セロファンを通すと黒く塗りつぶされて見えるというのが処理結果なのか、別の特定の色のセロファンで線が認識出来ないのが処理結果なのか、あるいは線が引かれて強調されているだけなのが処理結果なのか・・。
ともあれ、マークアップ言語の全てが確定した処理結果を持たないとは言いませんが、少なくともHTMLは処理結果を保証しません。
保証された処理結果が存在しないためトライアンドエラーでは成果物に到達しえず、結果の無い状態で成果物を作成しなければならないことから、本当はプログラムより難しいのかもしれませんが・・。
◆IZUMI162i6 [mailto]