ご自身でも書かれていますが、「日本語入力」という目的のためなのですから、分母はやはり「日本語入力をする人が持っているキーボードの数」であるべきでは?
また「世界レベルで見る」という立場から言えば、Ctrl+oなどが日本語入力の為に使われるので、本来割当てられるショートカットとバッティングしてしまう事も問題でしょう。
たとえばOperaでは標準でCtrl+oは「Read document from local disk」に割当てられていますし、StarOfficeなどではファイルのオープンに割当てられていますし、vimでは「前のカーソル位置へ移動」です。
Ctrl+?というキーバインドは、アプリケーションごとに自由に割当てできるという前提で各種ソフトは作られており、日本語入力というローカルな事情で特定のキーバインドが横取りされるというのは問題ではないでしょうか?
101キーボードなど、漢字変換用のキーが無いので仕方なくQuickHackとしてCtrl+oを使うというのは止むを得ない面がありますが、106/109キーボードで漢字変換用のキーがあるにも関わらず、それを使わないで、アプリケーションの動作を阻害するようなキーバインドを横取りするのは好ましくないのではないでしょうか?
読んでみました (スコア:1)
コントロール一つ一つにコメントや注意事項が入っていて、とても参考になりました。
GNOME関連に限らず、GUI構築の大きな助けになるんではないでしょうか?そういえば、
ライバルにあたるKDEもこんなもの [kde.org]を出してますね。お互いがいい方向に
影響しあえ
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If you can't learn to do it well, learn to enjoy.
Re:読んでみました (スコア:0)
C-p 印刷メニュー
C-n 新規作成
C-f 検索
これじゃカーソルが動かせません(苦笑)
Re:読んでみました (スコア:1)
こんなところをWindowsに似せなくてもいいのに...
もっとも、Windowsのユーザーインターフェイスに似ているか、ということ自体を評価の対象にする風潮に問題があるともいえるとも思いますが...
Re:読んでみました (スコア:2, すばらしい洞察)
想定しているユーザ層に対して受け入れやすい操作方法を推奨にするというのは現実路線として理にかなっていると思います。
Emacsが好きな人はずっとtwmでEmacs使ってればいいだけだし:-)
Re:読んでみました (スコア:0)
キー割当てがそうなってしまった歴史的背景はわかるけど、106/109キーが既にこれだけ普及してるんだから、そろそろキー本来の使い方をすべきなんじゃないかな?
Re:読んでみました (スコア:2, すばらしい洞察)
>キー本来の使い方をすべきなんじゃないかな?
半角/全角とかの余分なキーのないキーボードの愛用者としては、
存在しないキーに機能を割り当てて欲しくなかったり。
#まぁ、defaultでなくて、キーボードをきち
---- redbrick
Re:読んでみました (スコア:3, 興味深い)
逆でしょ。defaultが「半角/全角」で、日本語入力を考慮されていない、キーの欠落した(日本語入力的には
Re:読んでみました (スコア:1)
その点は全面的に賛成。
>逆でしょ。
それこそ逆では?
キーボードの形式としては、世界レベルで見ると、日本という
ごく狭い地域の、半数以上を占めるだけの、所詮は少数派では?
#かな漢字変換を使用するという観点では多数派、といっても
#いい・・・のかなぁ?
#ただ、多数派による少数派の排除に向かう意見には賛成できません。
>キーの欠落した(日本語入力的には)欠陥キーボードをあえて
>喜んで使っているようなマニアがオプション的に割り当てるべきです。
---- redbrick
Re:読んでみました (スコア:3, 興味深い)
また「世界レベルで見る」という立場から言えば、Ctrl+oなどが日本語入力の為に使われるので、本来割当てられるショートカットとバッティングしてしまう事も問題でしょう。
たとえばOperaでは標準でCtrl+oは「Read document from local disk」に割当てられていますし、StarOfficeなどではファイルのオープンに割当てられていますし、vimでは「前のカーソル位置へ移動」です。
Ctrl+?というキーバインドは、アプリケーションごとに自由に割当てできるという前提で各種ソフトは作られており、日本語入力というローカルな事情で特定のキーバインドが横取りされるというのは問題ではないでしょうか?
101キーボードなど、漢字変換用のキーが無いので仕方なくQuickHackとしてCtrl+oを使うというのは止むを得ない面がありますが、106/109キーボードで漢字変換用のキーがあるにも関わらず、それを使わないで、アプリケーションの動作を阻害するようなキーバインドを横取りするのは好ましくないのではないでしょうか? 左CtrlとCaps Lockを入替えて使ってる人も結構いるかと思いますが、いくらそれが便利で少なからず使っている人がいるからといっても、それをデフォルトにすべきではないでしょう。
それと一緒でデフォルトは「半角/全角キー」で、「Ctrl+oが好きなんだ」とか「そもそも無い」という人はキーバインドを変更すれば良いのでは?
私は、「デフォルトは半角/全角キーでいいんじゃない?」と言っているだけで、個々人が自分の都合に合わせてキーバインドを変更する事まで「すべきでない」と言っている訳ではありません。
Re:読んでみました (スコア:1)
GNOME 的には「漢字変換の ON/OFF」ではなくて 「Input Method の ON/OFF」だと思うのですが。
それから、キーボードによってデフォルトのキーバインドを変更する等の動作は、国際化のうちの地域化に相当すると思うのですが、その辺の事が規定されていないうちは、今まで通り各アプリケーションが独自に対応する必要があると思います。
Kenta MURATA
Re:読んでみました (スコア:1)
>なのですから、分母はやはり「日本語入力をする人が持っている
>キーボードの数」であるべきでは?
用途とハードウェアが直結してて、内部的なソフトウェアを置き換えたり
できない場合以外は、分母を「今日本語使っているヒトの機体」に
限定しようとしても、意味はないんでは?
ソフトウェアの入れ替えが可能なシステムである限り、
「日本語入力を使うヒトが持っているキーボードの数」は、
全世界のPCを潜在的に含むと考えなければならない、と思います。
#リユースとかもあるしね。
あらゆるPCシステムの差異のどこまでを包括するか、は開発者の
選択することだけど、今明らかに見えている二つの差異について、
解決する道があるのに片方を切り捨てるというのは、それなりに
否定的に評価されても仕方ないと思います。
#それもまた自身の選択の結果としてついてまわるもの。
>たとえばOperaでは標準でCtrl+oは
>「Read document from local disk」に割当てられていますし、
>StarOfficeなどではファイルのオープンに割当てられていますし、
>vimでは「前のカーソル位置へ移動」です。
>Ctrl+?というキーバインドは、アプリケーションごとに自由に
>割当てできるという前提で各種ソフトは作られており、
>日本語入力というローカルな事情で特定のキーバインドが
>横取りされるというのは問題ではないでしょうか?
それはアプリケーションレベルの話であって、その部分で
統一的なガイドラインが普及しない限り、考えてもしょうがない
ことでは?
#jvimで"Ctrl + \"とかを使って日本語入力していた記憶もあるし。
あるいは、これから考えて議論すべき点なのかも。
#今の議論も含めて。
>106/109キーボードで漢字変換用のキーがあるにも関わらず、
>それを使わないで、アプリケーションの動作を阻害するような
>キーバインドを横取りするのは好ましくないのではないでしょうか?
「他のキーにも機能を割り当てられるにも関わらず、特定の種類の
キーボードにしかない特殊キーに機能を割り当てられると、
システムの円滑な使用を阻害する場合があり、好ましくありません。」
同じ論調で言うと、このように言えますね。
なんにせよ、ハードウェア側の仕様の揺れは簡単に変更できないことが
多いので、ソフトウェア側で対処できるようになっているとありがたいのです。
それをわざわざdefaultで使える機能を限定する方向に持っていかなくても、
と思うのですが。
>左CtrlとCaps Lockを入替えて使ってる人も結構いるかと
>思いますが、いくらそれが便利で少なからず使っている人が
>いるからといっても、それをデフォルトにすべきではないでしょう。
キーの位置を入れ替える話をここで述べるのは、なにか関連があるのかな?
#元のコメントがキー配列の話からきてるから?
#それならUS101配列という別のdefaultもあり、選択できるヒトは
#それを選んでるのではないでしょうか?
>私は、「デフォルトは半角/全角キーでいいんじゃない?」と
>言っているだけで、個々人が自分の都合に合わせてキーバインドを
>変更する事まで「すべきでない」と言っている訳ではありません。
そのキーだけでないならdefaultになっていてもいいと思います。
他の、その機能キーがないキーボードで入力可能なキー、
もしくはキーコンビネーションも同じdefaultに設定されているなら。
#開発者以外の環境では存在しないかもしれないキーを
#defaultにするのはどうかと、って、これじゃ繰り返しですな。
#もしそうなったら、導入の障壁が高くなると思いません?
#わたしはとっつきにくくなると思うなぁ・・・。
#・・・ドキュメント読むようになるって点では、役には立つのかも
#しれないけど・・・。
>「Ctrl+oが好きなんだ」
(一部語句を削除しています)
>という人はキーバインドを変更すれば良いのでは?
上記の、残してある部分は異論なし。
ただし、初期状態で、特定の機能が、ある環境では存在しないかもしれない
キーに割り当てられるのは、割り当て変更が面倒なこともあるので、
賛成できません。
#sourceからいじくれる状況ばかりとは限らないし。
---- redbrick
Re:読んでみました (スコア:1)
で、デフォルトでどのキーを、っていうのは、議論の対象になるかと。(106/109だったら、半角/全角がデフォルト、とか。)
Re:読んでみました (スコア:0)
Re:読んでみました (スコア:0)
指定ですよね?
#もちろん、指定で十分だと思うんですが。
あと、国際化を考えると、完全に判定できるかも
結構疑問なんですが。
そのあたりどうなんでしょうか?
Re:読んでみました (スコア:1)
その前に判定可能なの?
GNOMEもKDEもX関連のAPIを使用しているだけと思っていたが.
またX関連のAPIで,接続されているキーボードの種類を得るAPI
とかありました?
(私は,20年近く前にXlibでのAPIをざっと目を通しただけなので,
間違いがあるかも.)
Re:読んでみました (スコア:1)
# 私としては得られるものの方が大きいと感じています
もちろん、ユーザがカスタマイズする事ができない状態で「半角/全角」のみにするというのは問題があるでしょうが、必要であればカスタマイズ可能なのですから、106/109キーボード以外の環境を完全に切り捨てる訳ではありませんし。
まぁ一番良いのは「半角/全角」でも他のキーコンビネーションでもどちらでも可というデフォルト設定なんでしょうがね。
Re:読んでみました (スコア:1)
>あれば問題無いのですが、
それは、その通りですね。
"Ctrl + O"のバッティングは、わたしは肯定しませんです。
>* DOS/V以来、(非Linuxユーザを含めた)日本語入力者の多くが、
>漢字変換モードへ移行する手順は(Alt+)「半角/全角」という
>アフォーダンスを得ているにも関わらず、それを有効活用できない
>という弊害があるのですから、「半角/全角」にデフォルトを
>変更したとしても、失うものだけではなく、得られるものも
>ある訳です。
106/109キーを使用している方は失うものが少なくていいと思うのです。
では、US101や、そのほかの特殊キーがない状態では?
単一の起動キーしか割り当てられない場合に限りますが、
defaultになってしまうと、変更の手間をかけない限り、
アプリケーション中でかな漢字変換を起動できなくなりますよね。
となると、今までバッティングしていても一応使えていたものが
初期状態で使えなくなるわけで、これは失うものとしか、
残念ながら考えられません。
#101キーとかは、Windowsで使うように、"Alt + `"で日本語入力を
#開始してもいいんだよなぁ。
#Unixのかな漢字変換ではあんまりこのキーコンビネーションは
#見たことないような・・・。
色々な場合、色々な人の好みがありますので、失うものの方が
影響が大きく、使用者の制限に繋がりかねませんので、失わずに
得るものが最大になる妥協点を探した方がいいような気がします。
>必要であればカスタマイズ可能なのですから、
>106/109キーボード以外の環境を完全に切り捨てる訳では
>ありませんし。
それがわかってくれるヒトだけならいいんですけどねぇ(汗)。
#「カスタマイズって、なに??」ってヒトもいますからね。
#defaultで機能が一応は使えないと、「欠陥品だ」「質が低い」って
#言うヒトもいますし・・・。
>まぁ一番良いのは「半角/全角」でも他のキーコンビネーションでも
>どちらでも可というデフォルト設定なんでしょうがね。
ここは、全く同感。
---- redbrick