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というのは、 internationalization と localization を、「翻訳」としてしか考えていないようなのですが、 もし、font じゃなくて fontset 系を使わないといけない、 というような知識をソフトウェア開発者の側が持っていないといけないとしたら、 それについての記述があるべきです。もしそうじゃなくて、 GNOME2 では逆立ちしても漢字入力不能なソフトウェアは書けない、 というのなら、記述は不要ですが。
ついでに、 ショートカットキー [gnome.org] のところで、XIM (kinput2 や skkinput や xcin や ami などのこと) 起動キーとして使われることの多い Shift-Space や Ctrl-Space や Ctrl-o が予約されてしまっています。 これは、大丈夫なのでしょうか?
The 'font' and 'font_set' declarations in RC files are now ignored. There is a new 'font_name' field that holds the string form of a Pango font.
なので、(pango の設定さえできてれば)表示は常にできるんじゃないでしょうか。 # 実際に表示に使うフォントの選択には locale を反映させるとかいう話もあったような。
Gtk+2.0のAPI [gnome.org]をそのまま使っていれば、 プログラマに特別な知識がなくても漢字やハングルなど欧米圏以外の 文字表示/入力は問題なくできます。
しかし、GNOME 2.0への移行が進められている gnumeric [gnome.org]は現状に於いて セルでの表示ができません。Ver 1.1.6ではセルの描画にgtkではなく GDK [gnome.org]の gdk_font系関数を使っています。 このように自前で新しいWidgetを実装する場合はやはり国際化/ 多言語化への知識や配慮は必要になるようです。
ただgnumericに関しては開発者側もこの問題を認識しているらしい (BSD Magazineで読んだ気がする)ので、早く修正されればいいな と思います(我ながら無責任な発言だなぁ)。また、 APIドキュメント [gnome.org]によると gdk_font系関数 [gnome.org] 、 gdk_fontset系関数 [gnome.org]共にdeprecatedとされており、 代わりにpango [pango.org]やGtkTextTagを使うのが 一般的な手法のようです。
ショートカットキーの問題ですが、im-anthyを使った日本語入力で、Ctrl-oで 変換対象の文節を伸ばそうとすると、ファイルを開くダイアログが 現れるといった問題を確認しています。変換確定前の文字列がある場合は アプリケーション側にキー入力が流れないようにGtk+を修正する (gtkimmodule辺り?)必要があります。
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
i18n/l10n (スコア:4, 興味深い)
というのは、 internationalization と localization を、「翻訳」としてしか考えていないようなのですが、 もし、font じゃなくて fontset 系を使わないといけない、 というような知識をソフトウェア開発者の側が持っていないといけないとしたら、 それについての記述があるべきです。もしそうじゃなくて、 GNOME2 では逆立ちしても漢字入力不能なソフトウェアは書けない、 というのなら、記述は不要ですが。
ついでに、 ショートカットキー [gnome.org] のところで、XIM (kinput2 や skkinput や xcin や ami などのこと) 起動キーとして使われることの多い Shift-Space や Ctrl-Space や Ctrl-o が予約されてしまっています。 これは、大丈夫なのでしょうか?
Re:i18n/l10n (スコア:2, 参考になる)
The 'font' and 'font_set' declarations in RC files are now ignored. There is a new 'font_name' field that holds the string form of a Pango font.
なので、(pango の設定さえできてれば)表示は常にできるんじゃないでしょうか。
# 実際に表示に使うフォントの選択には locale を反映させるとかいう話もあったような。
Re:i18n/l10n (スコア:2, 参考になる)
Gtk+2.0のAPI [gnome.org]をそのまま使っていれば、 プログラマに特別な知識がなくても漢字やハングルなど欧米圏以外の 文字表示/入力は問題なくできます。
しかし、GNOME 2.0への移行が進められている gnumeric [gnome.org]は現状に於いて セルでの表示ができません。Ver 1.1.6ではセルの描画にgtkではなく GDK [gnome.org]の gdk_font系関数を使っています。 このように自前で新しいWidgetを実装する場合はやはり国際化/ 多言語化への知識や配慮は必要になるようです。
ただgnumericに関しては開発者側もこの問題を認識しているらしい (BSD Magazineで読んだ気がする)ので、早く修正されればいいな と思います(我ながら無責任な発言だなぁ)。また、 APIドキュメント [gnome.org]によると gdk_font系関数 [gnome.org] 、 gdk_fontset系関数 [gnome.org]共にdeprecatedとされており、 代わりにpango [pango.org]やGtkTextTagを使うのが 一般的な手法のようです。
ショートカットキーの問題ですが、im-anthyを使った日本語入力で、Ctrl-oで 変換対象の文節を伸ばそうとすると、ファイルを開くダイアログが 現れるといった問題を確認しています。変換確定前の文字列がある場合は アプリケーション側にキー入力が流れないようにGtk+を修正する (gtkimmodule辺り?)必要があります。
gnumericはpangoに移行 (スコア:1)