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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
知っています。 (スコア:5, すばらしい洞察)
やり取りを見ていると、最低限億単位、下手すれば10億単位ではないと、橋渡し等の手間を省いて利益が出るとは思えません。自分も客先と打ち合わせて思いますが、日本人が日本語で打ち合わせても意識のずれが発生するのに、言葉・習慣が違う人間に仕事をふっても、うまくいくわけがない。その手間が十分埋め合わせできるの
が、だいたい先ほどの金額くらいかな?と思っています。
まあ・・・日経あたりがあおった結果でしょうね。シリコンバレーでは、「やっぱり技術者は手元」方針が1年半くらい前から主流だそうです。ソースは、某大手コンピュータ会社の日本支社の人。
-- gonta --
"May Macintosh be with you"
Re: (スコア:3, 興味深い)
でも、そういう効率化を出来る企業なら、どこに投げたって同じなんだよね。
むしろ、日本国内でやったほうが安い見積もりを出せる。
設計は自分のところでキチンと行って、作るべきものの全体を見極めているので、
日本国内に投げるべき所とインド・中国に投げる所を分けたりする。
オフショアってのは、とにかく契約書が第一、契約書ってのは仕様書が第一なので、
設計は適当でケースバイケースだなんて言ってる所ではつとまらない。
10億単位の手間を省くには、自社のスキルが相応に高く無いとダメ。
それを抜きにして、日本と同じ相手が待機していて作業
Re: (スコア:1, すばらしい洞察)
> でも、そういう効率化を出来る企業なら、どこに投げたって同じなんだよね。
> むしろ、日本国内でやったほうが安い見積もりを出せる。
前段には同意だけど後半は難しいんじゃないかな。
国内との価格差はハンパじゃない。
単価が軽く10倍ぐらい違ったりする。
ていうかそれぐらい差がないと発注する気にならない。
インタフェースとなる仕様を国内でガチガチに固めて、
コーディング、テストをやってもらえればそれなりに元はとれる。
オフショアに出せるぐらいまで仕様を固めると、自分でコーディングした方が早くなるけど、
テスト分の費用(と手間)を浮かすためと割り切って見て見ぬフリ。
それなりの規模の組織でやればブリッジSEの工数はシェアできるけど、
ちっちゃいところは、国内の安いベンダ探したほうが安上がりなんじゃないのかな。
Re:知っています。 (スコア:0)
ああ、ごめんなさい。
確かに真っ当な所に真っ当な交渉で投げればそうかもしれないですね。
でも、貴方の経験上では幸い目にせず済んだのでしょうが
(1)オフショアの価格を持ち出して案件ダンピング
(2)修正コストを通常の運用に含める事を条件に受注
という事が横行しているのも事実なんですよね。
>単価が軽く10倍ぐらい
でもその下に書いてたように、修正コストと修正のための調整時間がすごくかかる。
そこで、上記2が生きてきて結局安いという事に気がつき始めています。
それと、中国・インドは人件費が上昇していて、スタッフの流動が大きいです。
いつも安定して10倍の果実が取れるとは限らないですからね。
日本だと、あの○○さんを指名すれば安心という担保があるけどオフショアにはない。
>オフショアに出せるぐらいまで仕様を固めると、
>自分でコーディングした方が早くなるけど
まったくその通り。
ただ、技術的仕様もさることながら要求仕様のヒアリングも重要ですね。
どんなに技術的仕様をガチガチに固めて、開発が成功しても、
顧客がノーと言った場合、上述したように修正が殆どプロジェクト再立ち上げと
同じくらいの段取りに膨らんでしまう事がある。
それと、論理的には自分(自社)でコーディングできるけど、
物理的なリソース不足と詳細ノウハウが弱い実行環境だったり
するコンサルティング専門会社がオフショアを利用する事が多いですね。
自分でコーディングできるリソースがあるなら、むしろプロトタイピングに足を進めて、
要求仕様とのブレを無くすための作業から仕様を確定する事ができますが、
とにかく論理設計だけキチンと出来る会社なら10倍のコストが、
20倍の効果になる事はありますが、それが出来ないなら20倍の損失を生む。
喧伝されているオフショアのメリットは、あくまで取材時点のケースで、
喧伝されれば向こうのリソースも変わっている事を含めて考えないといけないですね。
丁度、「行列の出来るラーメン屋」として紹介されると、味が変わりがちなように。
#良い方に変わることもあるだろうけど、大抵は悪い方に倒れる