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必死に不具合の回避策を探したり、
プログラマにとって、再利用によって得られるのは「楽」であることは誰にでも理解できる が実は
再利用にかかる(調査・改造)工数が新規作成にかかる工数よりも必ずしも小さいとは言えない. それを承知で再利用を強行するのは賭けだったり, 苦痛を通り越して破滅をもたらすパンドラの箱だったりすることも少なくない. だとすれば, たとえ「苦」であることが分かっていても, その限度が見切れる方を選ぶというのもプロとしては合理的なんですよね. その点, 目処がつかなければ捨てることができるアマチュアとは判断基準が異なるわけで.
もう一つは, 自分が作ったプログラムを自分で再利用する場合と, 他人の再利用を考慮した場合とではドキュメントを含めた製造コストが大幅に異なることでしょうか. 将来の定かではない多くの「楽」のために再利用できるようにしようとすると, 今の「苦」あるいはコストが少なくとも確実に増えるというのは, 再利用のモチベーションを落とすための強力な要因になると思います. このあたりは多分Easy Cultの一流派とも言えそうですけど.
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
あれ? (スコア:1)
Re: (スコア:0)
自前のXMLパーサーのメンテで働いたつもりになるのはマジでやめてほしい.
そういうのが趣味なら余暇でやってくれよと.
Re:あれ? (スコア:0)
自分のコードが完璧であって、自分のコード以外で「汚染」されたものは嫌がる。
ただ、なぜかあまり人の仕事を読まない人もいて、そのために自分のコードへの自信にかかわらず再利用しようという発想自体が無い人もいる気はする。
Re:あれ? (スコア:1)
それって、どうなのかな、とか思うことも多いです。確かに、バグとかあったら恐いのはわかるんですが、開発の労力を考えると、既存のライブラリや人のコードを使う方がはるかにいい方法だとは思うんですけどね。
Re:あれ? (スコア:1)
用意するなら用意するで、本来はそれをどのように用意するか考えておくべきなのに、当初の予算にもスケジュールにも組み込まれていない
簡単に見えるものほど当たり前のものを見落としがちでデバッグが難しい
そして、結局はどこかで拾ったコードを使う事になる
ああ恐ろしい……デスマーチの足音が聞こえる……
Re: (スコア:0)
自分たちの内部での瑕疵なら仕方ないと思えても、顔も性格も知らない、せいぜい名前くらいでしかも本名かもわからない、そんな馬の骨の作ったものに自身の責任をゆだねられるほど、人は強くないでしょ。
一度でもライブラリのバグで苦しんだり、責任者の立場になればわかるよ。
Re: (スコア:0)
#ソース弄るという手段が使えるのは、責任を全うするという意味においては
#意外と心の拠り所となってたりします。
Re:あれ? (スコア:1)
だから、欠陥の多いプロプライエタリ製品を組込んでいる限り、カーゴ・カルトを信奉
するのがいちばん安上がりで、事実上これしかない方法になる。
オープンソース製品だけを組込んでいる場合にも、コストを考えれば第一選択はカーゴ・
カルトになる。欠陥に突き当たれば、大抵はちょっと回避するのが手っ取り早い。
ソースが弄れるというのは、本当に困ったときはカーゴ・カルト以外の手段も使えるぞ、
という最後の精神的拠り所となるに過ぎない。
Re: (スコア:0)
面倒くさかったんで会社やめた。
Re:あれ? (スコア:1, 興味深い)
流れを若干無視しますが、私の場合は簡単なことをしたいだけなのに、パワフルなライブラリを嫌がって自分で書くことはあります。確かにライブラリはよくできているものがたくさんありますが、そのために依存関係が厄介だとか、パラメータが多いとか困った点もあります。
また、私がよくやることですが、プロジェクトの中でルーチンを作り、せっかくだからライブラリとして他人に使ってもらおうと欲をかいて、そのためには汎用性があって・・・とかやっていくと、プロジェクトのためにライブラリを作っていたのが、ライブラリを作ることが目的化してしまうことがあります。そうして作ったライブラリは思いの外使い勝手が悪く、再利用しないことも結構あります。
まあつまりダメプログラマってことですけど。
Re: (スコア:0)
が実は
- 自前によって得られるのが 「快楽」 or 「苦痛」
- 再利用によって得られるのが 「快楽」 or 「苦痛」
というマトリックスが存在して、対極の人がいるということは、容易には
理解されない。でも本当は苦痛だと感じる者にとっては、耐えがたいほどの苦痛なんだ。
プロなら再利用したことも自前で作ったこともあるだろう、発想自体が無いわけじゃない。
Re:あれ? (スコア:3, 興味深い)
再利用にかかる(調査・改造)工数が新規作成にかかる工数よりも必ずしも小さいとは言えない. それを承知で再利用を強行するのは賭けだったり, 苦痛を通り越して破滅をもたらすパンドラの箱だったりすることも少なくない. だとすれば, たとえ「苦」であることが分かっていても, その限度が見切れる方を選ぶというのもプロとしては合理的なんですよね. その点, 目処がつかなければ捨てることができるアマチュアとは判断基準が異なるわけで.
もう一つは, 自分が作ったプログラムを自分で再利用する場合と, 他人の再利用を考慮した場合とではドキュメントを含めた製造コストが大幅に異なることでしょうか. 将来の定かではない多くの「楽」のために再利用できるようにしようとすると, 今の「苦」あるいはコストが少なくとも確実に増えるというのは, 再利用のモチベーションを落とすための強力な要因になると思います. このあたりは多分Easy Cultの一流派とも言えそうですけど.