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IPv4 の枯渇期(枯渇前、枯渇点、枯渇後を含めた全期間)は、IPv6 インターネットとの過渡期でもあると考えられる。以下のような環境の際に、利用者にサービスが提供可能かどうか、技術的な底上げが必要となるだろう。 IPv4 のみのインターネットとIPv6 のみのインターネットがそれぞれ独立したネットワークとしてあちこちで相互に接続されているような「IPv4/IPv6 混在ネットワーク」上でも、サービスが問題なく使える必要がある。 デュアルスタック環境に代表される、IPv4 およびIPv6 のアドレスが複数割り当てられる「IPv4/IPv6 併存ネットワーク」環境においても、各サービスが問題なく使える必要がある。 当面は、IPv6 のみのネットワークから、IPv4 ネットワーク上の各サービスが問題なく使える必要がある。第4 章で述べたような過渡期には、これらの技術が充分でないと移行がスムースに行われない。 なお、2 点目の「IPv4/IPv6 併存ネットワーク」環境におけるIPv6 移行の技術的問題等に関しては、WIDE Project33が行っているIPv6 Fix Project34に詳しく記載されている。
IPv4 の枯渇期(枯渇前、枯渇点、枯渇後を含めた全期間)は、IPv6 インターネットとの過渡期でもあると考えられる。以下のような環境の際に、利用者にサービスが提供可能かどうか、技術的な底上げが必要となるだろう。
なお、2 点目の「IPv4/IPv6 併存ネットワーク」環境におけるIPv6 移行の技術的問題等に関しては、WIDE Project33が行っているIPv6 Fix Project34に詳しく記載されている。
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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
「IPv4アドレス枯渇が現実味を帯び」てましたっけ? (スコア:0)
Re:「IPv4アドレス枯渇が現実味を帯び」てましたっけ? (スコア:4, 興味深い)
cf.「報告書「IPv4アドレス枯渇に向けた提言」公開にあたって [nic.ad.jp]」
「IPv4アドレスが不足すると言う予測は1990年代初期から存在した。実際に割り振ることのできるIPv4アドレス空間が全体の4分の1を切った昨年あたりから、「IPv4 アドレスの枯渇」が現実味を増してきた。加えて、IPv4 アドレスの枯渇時期予測を複数の研究者が発表をしており、ここ3 年から5 年の割り振り状況が継続すると、比較的早い時期にIPv4 アドレスが「枯渇」すると予測されている。」
"Patriotism is the last refuge of a scoundrel." - Samuel Johnson
Re:「IPv4アドレス枯渇が現実味を帯び」てましたっけ? (スコア:2, 興味深い)
- 過去に無駄に割り振られているIPv4アドレスを回収して再配布すればよい、という意見に対し、回収するコストに対して、IPv4アドレスの消費速度とのアンバランスを指摘して、その非現実性を説明していたり、
- 枯渇前後に予測される事態として、IPv4アドレスを取引するブラックマーケットの発生を予測していたり。
沢山の調査資料を伴う説明は、結構不安感を煽ってくれます。
早ければあと5年も経たないうちにv4枯渇とv6移行が現実問題となるでしょう。
# むかーし、IPv6移行時期で2たんちよ賭けて負けたのでID
Re:「IPv4アドレス枯渇が現実味を帯び」てましたっけ? (スコア:3, 参考になる)
移行に必要な基盤整備について、レポートの44ページ以降に「提言」があります。
この中で、IP技術開発者への提言として とあります。
こういった要素技術が整って、それら技術を搭載した機器が普及し始めて、ようやく支障なく移行できるんじゃないかと思います。
その頃には各種機器も安価になっていることでしょう。
ま、慌てる必要はないだろうけど、時期を逸してはならない、といったところでしょうか。