「今OSを自作する意味は？」記事へのコメント

OSは大きいとは限らない

[cyber205 (4374)]

別に、大規模なOS作ることだけが「OSを作ること」じゃないですよ。
μTRON系の互換OSならサイズもコンパクトなものが結構ありますし。

スクラッチから書くのは確かにいろいろ大変かもしれませんが、
今だとOSkit [osaka-cu.ac.jp]なんてものもありますしね。
昔のようにOSの作成がどのように行えばいいのか模索中の状態で、
UNIXみたいにソースコードの公開されたサンプルもなく、
書き上げるのもWizard達の「大魔法」だった頃と違って、
今ならAPIにも標準規格があるし、各種ファイルフォーマットも解析されていて、
サンプルコードもネット上にゴロゴロしてる現状だと、
「何をやればいいのか整理されてきて、だいぶ作りやすくなった」
ということは、あるのかもしれません。

Re:OSは大きいとは限らない

[Anonymous Coward]

昔と比べてOSが書きやすくなった面って「コンパイラがタダ」くらいしか無い気もします。

インターネットによって確かに資料もタダになったのですが、最近のデバイスは仕様が非公開だったり、自分で制御するには非常に面倒だったりで使いこなすのが大変。
端的に言えば、自作OSの現状はここ20年のハードウェアの進歩から置いてけぼりを食ってるんじゃないでしょうか。

あと、個人的には、いわゆるオープンソースの流行で「POSIXにあらずんばOSにあらず」になりつつあるのがなんだかなぁと思います。
RubyFSとかPlan9を見て、POSIXではなかなか幸せになれないと感じる人はそれなりにいると思いますが。。

Re:OSは大きいとは限らない

[Anonymous Coward]

OS作り用に資料をまとめたところって、いいとこないですかね。

Re:OSは大きいとは限らない

[Anonymous Coward]

> OS作り用に資料をまとめたところって、いいとこないですかね。

osdev-j [osdev.info]