アカウント名:
パスワード:
> Matzが決定したということで、Contributor全員の同意が必要だと思うんだけど。せめてRubyライセンスにバージョンアップ条項があればGFDL 1.3のような離れ技が使えたかもしれないけど。しかもRubyライセンスとGPLv2 or latorのデュアルライセンスだったのをRubyライセンスとGPLv2のみのデュアルライセンスに変更したあげくこの始末なんだから馬鹿の極み。
Matzひとりで決められることだそうです。
Togetter - 「RubyとGPLv3」 [togetter.com]より
Ruby's licenseの一部としてリライセンス権を含むので、contributorは著作権は保持するが、ライセンス変更を含めて(私に)供託していると解釈してます。つまり、私はいつでもライセンスを変更できるということ。
今後どんなプロプライエタリなライセンスに変更されるか分かりませんので、新バージョンが公開されてもライセンスを確認するまではソースコードを見ない方が安全だと思います。(プロプラなソースで脆弱性の修正が行われていたら、それを見てしまったら手元のRubyに同じ変更を適用することが出来なくなってしまう)
>Matzひとりで決められることだそうです。
厳密に言うとRubyライセンスが言うところの「作者」であるMatzだからこそ決められるということですね。
従ってライセンス変更の流れとしては、
GPLv2とRubyライセンスのデュアルライセンスから、「Rubyライセンス」を選択する(この時点でGPLv2は消える)↓Rubyライセンスの「作者と合意」条項に基づき、Matzが新条件としてBSDLを追加する↓BSDLとRubyライセンスのデュアルライセンスに
ということなのでしょう。
なので今回のライセンス変更に不服のあるcontributorは、そもそもGPLv2とRubyライセンスのデュアルライセンスであるコードベースにはパッチをコミットしてはいけなかったし、今後の身の振り方としては、ライセンス変更前のコードベースをforkさせて現行のGPLv2とRubyライセンスのデュアルライセンス体制を維持するか、あるいは「GPLv2」を選択してGPLv2のみを適用する、ということになるのでしょう。
ども、今回の話の直接の提案者です。我々もこの解釈を採用しているので、端的にはまつもとさんが変えるといえば変えられると理解しています。なので、2週間以内にまつもとさんを翻意、または躊躇わすことができれば、この話は止まるでしょう。
> 今後どんなプロプライエタリなライセンスに変更されるか分かりませんので、> 新バージョンが公開されてもライセンスを確認するまではソースコードを> 見ない方が安全だと思います。
それはRubyに限らず、基本的にすべてのプロダクトについて必要な行為では?あるプロダクトAのライセンスがXだとして、Aの派生物Bのライセンスを、Xによって変更が許される範囲のライセンスYに変更して公開することは充分あり得るでしょう。具体的に言えば、ライセンスXがBSDLでライセンスYがプロプラだったり、ライセンスXがGPLv2でライセンスYがGPLv3だったりで、そのライセンスYが自分にとって都合の悪いものである可能性は常にあるわけで。
> 今後どんなプロプライエタリなライセンスに変更されるか分かりませんので、
変更前のソースからブランチができてそこが主流になるから大丈夫・・・と考えるのは甘すぎ?
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
人生unstable -- あるハッカー
Matzひとりで決められることなの? (スコア:0)
> Matzが決定したということで、
Contributor全員の同意が必要だと思うんだけど。せめてRubyライセンスにバージョンアップ条項があればGFDL 1.3のような離れ技が使えたかもしれないけど。
しかもRubyライセンスとGPLv2 or latorのデュアルライセンスだったのをRubyライセンスとGPLv2のみのデュアルライセンスに変更したあげくこの始末なんだから馬鹿の極み。
Re:Matzひとりで決められることなの? (スコア:2, 興味深い)
Matzひとりで決められることだそうです。
Togetter - 「RubyとGPLv3」 [togetter.com]より
今後どんなプロプライエタリなライセンスに変更されるか分かりませんので、新バージョンが公開されてもライセンスを確認するまではソースコードを見ない方が安全だと思います。
(プロプラなソースで脆弱性の修正が行われていたら、それを見てしまったら手元のRubyに同じ変更を適用することが出来なくなってしまう)
Re:Matzひとりで決められることなの? (スコア:2, 興味深い)
>Matzひとりで決められることだそうです。
厳密に言うとRubyライセンスが言うところの「作者」であるMatzだからこそ決められるということですね。
従ってライセンス変更の流れとしては、
GPLv2とRubyライセンスのデュアルライセンスから、「Rubyライセンス」を選択する
(この時点でGPLv2は消える)
↓
Rubyライセンスの「作者と合意」条項に基づき、Matzが新条件としてBSDLを追加する
↓
BSDLとRubyライセンスのデュアルライセンスに
ということなのでしょう。
なので今回のライセンス変更に不服のあるcontributorは、そもそもGPLv2とRubyライセンスのデュアルライセンスであるコードベースにはパッチをコミットしてはいけなかったし、今後の身の振り方としては、ライセンス変更前のコードベースをforkさせて現行のGPLv2とRubyライセンスのデュアルライセンス体制を維持するか、あるいは「GPLv2」を選択してGPLv2のみを適用する、ということになるのでしょう。
Re:Matzひとりで決められることなの? (スコア:3, 参考になる)
ども、今回の話の直接の提案者です。
我々もこの解釈を採用しているので、端的にはまつもとさんが変えるといえば変えられると理解しています。
なので、2週間以内にまつもとさんを翻意、または躊躇わすことができれば、この話は止まるでしょう。
Re: (スコア:0)
> 今後どんなプロプライエタリなライセンスに変更されるか分かりませんので、
> 新バージョンが公開されてもライセンスを確認するまではソースコードを
> 見ない方が安全だと思います。
それはRubyに限らず、基本的にすべてのプロダクトについて必要な行為では?
あるプロダクトAのライセンスがXだとして、Aの派生物Bのライセンスを、
Xによって変更が許される範囲のライセンスYに変更して公開することは
充分あり得るでしょう。
具体的に言えば、ライセンスXがBSDLでライセンスYがプロプラだったり、
ライセンスXがGPLv2でライセンスYがGPLv3だったりで、そのライセンスYが
自分にとって都合の悪いものである可能性は常にあるわけで。
Re: (スコア:0)
> 今後どんなプロプライエタリなライセンスに変更されるか分かりませんので、
変更前のソースからブランチができてそこが主流になるから大丈夫・・・
と考えるのは甘すぎ?